坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ -59ページ目

坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ

メインテーマは野球、ラグビーを中心としたスポーツと映画です。

サブテーマとして、トレーニング、筋肉、書籍。ドラマ。料理のことを記事として掲載しております。















〜男の服装術...クラシックスタイルの権威!落合正勝氏〜


面白い本を見つけました。

男性の洋服基本ルールについて書かれた

“男の服装術
〜「選ぶ」「着る」「履く」「結ぶ」の基本教えます」〜落合正勝氏著“

についてです。

落合正勝氏(1945-2006)は、服飾評論家であり、ジャーナリストでしたが、欧米、主にはイタリアにおける男性服装、スーツに関しては日本の権威であり、最も精通した方だと言えるでしょう。

その落合氏のあまりに有名な著書が
“男の服装術“です。

まず私が読んで思った事は、洋服の基本ルールを全く理解できていない事は謙虚に受け止めるべきという事でした。

この書籍の内容は、アイテム毎に、男性服装、スーツに関する基本、ルール、その理由、考え方等が多岐に渡り、充実した内容が盛り込まれています。

仮にこの本に書いてある事を全てマスターできとたとしたら、クラシックスタイルの達人です。しかしながら...この本に書いてある事全てをマスターするには、理解する迄の労力、実際に身につく迄の労力、経済的な負担を考えたら、とんでもない分量です。

第6章 着こなし
に全体まとめのような章になっており、全体感を押さえる為に以下にポイントをまとめております。



☑靴について基本の知識を仕入れる。靴が最優先。

☑スーツ、シャツ、靴、ネクタイについて、鉄板=クラシックな選び方は決まったルールがある。


☑スーツ姿を構成する各アイテムの歴史的背景まで考察し、なぜそのアイテムも身に付けるべきなのか?を理解する。


☑正しいコージラインの高さやネクタイの長さや重さ等々、スタイルをミリ単位で分析した上で、

正解とは何か、判断基準となる数値(要所要所の長さや角度など)がある。


☑徹底的に「基本」を押さえる。


☑一気に全てを揃えるのではなく、基本に忠実かつ長く使えるものをコツコツ揃えていけば良い。


☑基本の中でも,ある程度お値打ちなものや,妥協する部分を自分の範囲で、経済力とも相談しながら見つけていけばよい。

 

☑靴やスーツ、シャツやネクタイを道具と考えてはならない。衣装と道具の分類の認識は大事。


☑クラシックなスーツスタイルには流行はなく、時間の経過が明白に分かれる一時的に流行るスーツには何の意味もない。流行を追いかけてはいけない。変化するものの中に、クラシックは存在しない。クラシックスタイルはロングタームファッション。クラシックなスーツにシーズンはない。


☑クラシックなスーツスタイルは、紳士の証明。


☑社長や上司でなく、毎日愛人に会うつもりでスーツを整えべき。


☑どうでもいいようなネクタイを締めている人は、社会的ポジションの放棄を意味する。


☑まずはピンドットのネクタイと靴に投資する。


☑クラシックで上質な靴とネクタイは、スーツが高級・上質でなくとも、スーツスタイルを際立たせる。


☑スーツスタイルが足元と胸元だけで他人に違った印象を与えるのは、スーツの色やスタイルがどれも似ている事とスーツ自体の面積が大きいことから、総体を引き締めるのは、足元と胸元であるため。


☑着こなしはステップアップから生まれる。服装術はスポーツと同じ、上手な人のプレイをみて練習を繰り返し、次第にレベルを上げていく事が洗練に繋がる。


☑販売員が客に喋る事は確とした最大公約数であり確とした根拠はない、パンフレットや雑誌に書かれている事はメーカーやブランドの独り言。


☑ブランド名より先に服装術を身につける。


☑社会的地位の上昇に見合った服装術を身につける。自分を磨き、洗練させることは、社会的地位を上昇させることと、それに見合った服装術を身につけるのと同じ事。


☑靴とネクタイが具えたクラシックの本質を知る人は、ダンディになる資格を持っている。


☑スーツはウール、シャツはコットン・木綿、ネクタイはシルク・蚕、靴は革・牛。


☑エレガントなスーツの条件は、

①クォリティの高い自然素材 

②クラシックなプロポーション。

クラシックなスタイルに基本は、人の身体にあったナチュラルなスタイル、素材感をストレート

に出す事であり、それを表現するのは自然素材。


☑人はスーツを着ているのでなく、素材を身にまとっている。


☑ウール、シルク、コットンにそれぞれの役割が与えられた理由は、素材の具えた特性が個々のアイテムに最適だったから。


☑ルーズなスーツは最も醜い衣服。スーツの中では身体が遊んではならず、体が遊ぶのは、最も醜い衣服。


☑正しい着こなしの条件は、身体にフィットすることであり、フィットすることで正しい姿勢を生む。


☑正しいスーツスタイルとは、エレガント(上品、洗練)を強調しすぎないこと。エレガント

とは、自分自身の人格とポジションを身にまとい、それらを強化することだが、人はエレガントに凌駕されてはいけない。


☑自分のスタイルは自分で選ぶ。クラシックスタイルは人に任せてはならない。


☑はじめに用意すべきスーツはシングルのスリーピース。


☑ベストがあれば、昼は胸の締め付け、夜は華やか。ベストだけでも独立可能。


☑️シャツは下着と同じなので、シャツの上にはスーツの上着を着ない場合、ベストを着るべき。


☑華やかさ、日常性、エレガントさを持ち合わせているのはベストだけ。


☑紺無地なら濃い紺=鉄紺が良い。ストライプは、穏やかなチョークストライプが品が良い。


☑ベストのボタン位置は低くする。ベストの一番下は外す。


☑テーラーはクラシックのルール(男のスーツはミリ単位)の上に、ディテールを巧みに変更しながら、バランスよく上品とモダニズムを重ね合わせるため、クラシックなスーツはモダンという武器で絶え間なく修正を続けている。クラシックなスタイルは決して古くならない。服、建物、音楽は同じ。


☑クラシックなスタイルを身につけるまでは、他のスタイルに手を出さない。


☑クラシックなスタイルは、

 ✓ブラウン系かブラック系のストレートチップの靴。外羽より内羽。スワロウトゥは絶対NG。

 ✓紺地に白のピンドットのネクタイ

 ✓ブルーまたは白のワイドカラーのシャツ

 ✓濃紺か黒の靴下

 ✓鉄紺色にチュークストライプが入ったシング

       ルのスリーピース。

 ✓チャコールグレーのスリーピース。

 ✓鉄紺無地のダブルのスーツ。


☑クラシックなスタイルの基本は、トータルなバランスとディテールへのこだわり。全てのディテールにこだわりながら、全体的なバランスを作り上げていく。