坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ -110ページ目

坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ

メインテーマは野球、ラグビーを中心としたスポーツと映画です。

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“ワルキューレ”は、2008年のアメリカ映画。1944年に起きたドイツ国防軍将校によるヒトラー暗殺計画「7月20日事件」と、その指揮を執った実在の将校クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐が描かれた作品です。

主演のトム・クルーズ、アクション映画に出ているトム・クルーズの印象とはかなり違い、彼の新たな魅力を発見した映画でした。


〜作品概要〜


【あらすじ】

1943年。第二次世界大戦の真っただ中、ヒトラー率いるナチスドイツの横暴に眉をひそめているのは、国外の者ばかりでなく。北アフリカの前線で戦うドイツ軍人クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐もまた、自国の現状を憂える者の1人。シュタウフェンベルクはヒトラーの独裁政権に絶望していたが、“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んでもいた。彼はアフリカ戦線で左目他、重傷を負う。

ドイツの敗戦は色濃く、ナチスの蛮行の数々...祖国の平和の為に、一刻も早くこの状況を終わらさねばならない。ヒトラーを暗殺し、現体制を覆そうと目論むグループがあった。

国防軍のトレスコウ少将やオルブリヒト将軍らはヒトラー暗殺を企てるものの、あえなく失敗。仲間も1人逮捕され行き詰っていた彼らは、前線から戻ってきたシュタウフェンベルクに白羽の矢を立てる。シュタウフェンベルクは彼らのビジョンに疑念を抱くものの、トレスコウらの説得によってグループに加わることにします。そしてシュタウフェンベルクが彼らに提案したのが、画期的なヒトラー暗殺及びナチスからの政権奪取計画「ワルキューレ作戦」だった。

ワルキューレ作戦とは、本来は国防軍の国内予備軍を動員し、非常時の任務にあたらせるというもので、シュタウフェンベルクはそれを利用してヒトラー暗殺後、クーデターを起こそうと考えた。暗殺成功後、いち早く予備軍を動員してSS(ナチス親衛隊)の鎮圧と、首都ベルリンを制圧する計画。

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しかし、それにはワルキューレ作戦の改ざんと、国内予備軍司令官フロムの抱き込み、そしてヒトラー自身の署名が必要。シュタウフェンベルクらは、ワルキューレの内容を書き直し、ヒトラーの側近を引き入れるなど、計画実行に向けて着々と準備を進めていく。


そして予備軍参謀長に任命されたシュタウフェンベルクは、ヒトラーに近づく機会を獲得。フロムと共にヒトラーの山荘を訪れると、改ざんしたワルキューレ作戦への署名に成功。いよいよ準備が整うと、決行の日は1944年7月15日と決定。


作戦は、事前に予備軍に動員命令を出し、後はヒトラーが参加する戦況会議の場に爆弾を仕掛ける。しかし、ヒトラーと共にターゲットとなっていた親衛隊指導者ヒムラーの姿がなく、上層部に作戦決行の確認をする間に、暗殺の機会を逃してしまう。

計画が失敗し、勝手に予備軍の動員を出されたことでフロムは激怒。しかもクーデター後に首相になる予定のゲルデラーにも逮捕状が出されるなど、グループは追いつめられる。シュタウフェンベルクはこれ以上作戦に政治家が干渉することを拒み、今後は即断即決で動くことに...。

いよいよ後がなくなったシュタウフェンベルクらは、次の決行日を7月20日に決定。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。

東プロイセン州にある総統大本営”ヴォルフスシャンツェ(狼の巣)”での会議で爆弾を仕掛ける事に成功するも、またもや暗殺に失敗。後戻りができなくなったシャタウフェンベルグらは祖国の平和と水がの生き残りをかけて、予備軍の動員に成功し、SSの逮捕とベルリンに駐在する部隊の掌握に動き出す。次々にベルリン制圧に向けて手を打っていき、関係各所を抑え、クーデターは成功間近と思われたその時.............




【基礎情報】

原題:Valkyrie
監督:ブライアン・シンガー
製作:ブライアン・シンガー、クリストファー・マッカリー、ギルバート・アドラー
キャスト:
トム・クルーズ、ケネス・ブラナー(「パイレーツロック」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」等、監督作品も「スルース」「魔笛」「フランケンシュタイン」ハムレット」他多数)、ビル・ナイ(ハリー・ポッターと死の秘宝Part1」「パイレーツオブカリビアン2・3」)、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテン(「レポゼッションメン」「ブラックブック」)、トーマス・クレッチマン、テレンス・スタンプ(「ゲットスマート」「ホーンテッドマンション」)、エディ・イザード、ケビン・マクナリー(「パイレーツオブカリビアン2」)、クリスチャン・ベルケル、ジェイミー・パーカー、デビッド・バンバー、トム・ホランダー(「パイレーツオブカリビアン2)、デビッド・スコフィールド、ケネス・クランハム、ハリナ・ライン、ベルナー・ダーエン、ハーベイ」・フリードマン

配給:東宝東和

2008年 アメリカ( 120分)



〜所感〜

既知の事実として、ヒトラーとナチの最期が分かっていただけに、映画の結末は見えてはいましたが、それでもハラハラドキドキ緊迫感溢れる作品でした。

ドイツ国内で何度もヒトラー暗殺が何度も行われ、失敗していたことは私も知ってはいましたが、“ワルキューレ作戦”の事は知らず、映画を観た後で、シュタウフェンベルク大佐とワルキューレ作戦について色々と調べてみました。

細かいところは多少違うところもありましたが、ほぼ史実通りに忠実に映画がつくられていました。映画でも史実でも作戦成功か失敗かは結構紙一重であったことは同様です。

シュタウフェンベルク氏を始めとしてクーデターを狙っていた将校や政治家達は、さぞや無念だったことでしょう。また実行直前の様々な偶然な出来事や事象、更にシュタウフェンベルク氏の上官や政治家達の決断の遅さと保身に走る人たちの存在が失敗に繋がったことも、映画同様、細かい点は別にして歴史的事実にはあったようですね。
 
トム・クルーズがシュタウフェンベルク氏を演じることに、シュタウフェンベルク氏のご親族の反対があったり、作品に対するドイツ人の批判もあったようですが、この歴史的事実を世界により知らしめたという意味では、とても意義のある作品だったとは思います。

後になり「戦時中もドイツ人はナチだけではなかった。ドイツにも確かに正義はあった」という事実に対する世界各国の認識は、“ワルキューレ”があったことだけに拠らないとは思いますが、大きな歴史的役割を果たしたことは事実でしょうから・・・。

幼少の折、ドイツマニアだった私も“ワルキューレ”のことはよく知らなかったので勉強になりました(-.-)

映画の中であまり感情論(人情ドラマ)に走らず、極端なサスペンス性も出さず、事実を淡々と描いている点が良かったですし、演出の仕方は面白かったと思います。もう少し映画の時間が長ければ、将校たちの微妙な心理描写(葛藤、迷い、欲、正義感、愛情、恐怖等)の変遷、登場人物の背景に関する描写、「ゲッペルス」「ヒムラー」「ゲーリング」「SS」「アフリカ戦線」「東部戦線」「狼の巣」等の専門的な用語や歴史的事象の説明に時間を割くことができ、より奥が深くなったかとは思います。逆に本作品のテンポの速さも良い点だったりはしましたが・・・。
 
重いテーマを扱った映画ではありますが、史実通りに描かれ、かつ誰もが目をそらさず見られる良い映画であるのは間違いないと思いました。本作品を観るための時間を割く意義は大いにあるように感じました。

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