ラグビー大学選手権、強豪同士の対戦となる4回戦がいよいよスタート! | 坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ

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■第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 出場校                             

■関東大学対抗戦Aグループ

帝京大学               23大会連続29回目

早稲田大学           38大会連続55回目

明治大学              13大会連続50回目

慶應義塾大学       2大会連続38回目

日本体育大学       13大会ぶり25回目

 

■関東大学リーグ戦1部

東海大学              17大会連続19回目

日本大学              3大会連続20回目

大東文化大学       3大会ぶり27回目

 

■関西大学Aリーグ

京都産業大学       9大会連続35回目

近畿大学              9大会ぶり10回目

天理大学              8大会連続30回目

同志社大学           3大会連続53回目

 

■九州学生リーグI部

福岡大学               4大会ぶり24回目

 

■東海・北陸・中国・四国代表

朝日大学              10大会連続10回目

 

■北海道・東北地区代表 

八戸学院大学       3大会連続4回目



ラグビー大学選手権の実質的なスタートになる4回戦がいよいよ今週末から今年度も始まりました。


関東大学対抗戦

関東大学リーグ戦

関西大学リーグ戦


大学選手権までは公式戦で対戦する事が無かった、上記の強豪大学が集まるリーグ同士の対戦が始まります。


12月18日土曜日までの状況です。


一回戦 
朝日大学__60- 7八戸学院大学 
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二回戦 
朝日大学__36-21福岡大学 
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三回戦 
同志社大学_46- 7朝日大学 
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四回戦 
同志社大学_31-29大東文化大学 
日本大学__41-22日本体育大学 
慶應義塾大学13-10近畿大学 
明治大学__27-17天理大学 
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準々決勝 
帝京大学__ vs 同志社大学 
京都産業大学 vs 日本大学 
東海大学__ vs 慶應義塾大学 
早稲田大学_ vs 明治大学



個人的に優勝候補は組み合わせも考慮すると以外ののように考えました。


本命

帝京大学

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ここ何年かは往年の強いコンタクトに計算され尽くした精密さを掛け合わせたラグビーが陰を潜めていましたが、原点に帰り、連覇初期の強力FWが復活して、『強い帝京』が帰ってきました。FWの高校時代の肩書は正にオールスター、身体のデカさは日本代表並みで、対戦相手を圧倒します。


対抗

明治大学

➡️

田中前監督時代となる2018年シーズンに復活の優勝を果たし、以来、毎年大学選手権の優勝争いに絡んでいます。看板の重戦車FWと強くて速いBKに田中イズムの緻密さと献身さが加わりました。時に攻撃が単調になる欠点がありますが、FWBKの個の能力・ポテンシャルと選手層の厚さは帝京に負けていません。また長身が揃う明治のラインアウトは帝京以上です。


対抗

東海大学

➡️

帝京の連覇開始時からFWBKのトータルラグビー+看板の強力なスクラム+激しいブレイクダウンで常に帝京のライバルとなっていましたが、今年度もその強さは健在です。スクラムは帝京以上かもしれません。


台風の目

早稲田大学

➡️

2019年シーズンで復活の荒ぶる以来、毎年、大学選手権の優勝争いに絡んでいます。今年度のチームはとにかくバックスが速くて多彩な攻撃を繰り広げ、それでいてディフェンスも鉄壁、バックスの強さとFWの速さを活かしたブレイクダウンも強いです。しかしながらこのチームには致命的な欠点があります。セットプレイ=ラインアウトとスクラムの弱さです。特にスクラムはポジション変更などの影響か、上位チームには捲られまくり、マイボールキープ出来ない事が多く、この数年間では最も酷い状態です。

しかしながら…です!セットプレイの状態が悪くても帝京とはあわやの1トライ差、劣勢が予想された明治相手には粘りのディフェンスで勝ちました。

因みに夏シーズン、早稲田は帝京、明治に勝ち、相性が悪い東海とは1トライ差負けです。


大学選手権となると早稲田の強力BKを動かさないよう、セットプレイに自信がある帝京、明治、東海は弱点を徹底的に突いてくるでしょうから同じような試合は出来ません。


逆に言えば、セットプレイの修正が少しでも出来たら、早稲田は一気に優勝候補に浮上します。