大雪渓を目の前に気持ちが昂ります。



しっかりとアイゼンを装着して、稜線のお花畑を目指し、
雲一つない青空に向かって大雪渓に挑みます。
幸い、先行者がいたため、後を追うように緩やかな斜面を登りますが、
次第に斜度がきつくなり息が切れる~。

雪渓を吹き下ろす風は冷たく、汗をかき始めた身体には、
天然のクーラーのように心地良い。
白一色の登りは、距離感がつかめず、なかなか進んでいる気がしません。

それでも、振り返ると小屋が小さく見え、登った感を実感出来ます。

大雪渓の上部まで来ると、両サイドからカラカラと落石の音が頻繁に聞こえます。
雪渓中央にも、所々に大きな落石があり、
かなりビビりますが、斜度もきつく足早には登れません。

登山中には大きな落石もなく、無事通過出来ました。
最後の急斜面を登りきり、葱平付近まで来ると、大雪渓が終わり夏道へ。

ここでアイゼンをはずし、苦労して登って来た大雪渓を見下ろしながら小休憩。

ん~景色はいいけど、何やら不穏な雲も。。。
夏道は少しは楽かと思ったら、アイゼンを効かせながらの急登は、
かなり足に応え、思うようには登れません。
それでも、回りのお花に癒されながら上を目指します。

夏道が終わると再び小雪渓へ入り、左から右へ大きくトラバースして、さらに登ります。
アイゼンなしで登れますが、トラバースではかなり気を使います。
小雪渓を登る途中で、ようやく頂上宿舎が見えて来ました。
ん~まだまだ遠いぞ~。
(右隅に小さく見える)

白・緑・青のコントラストが素敵です。
見上げて登って来た杓子岳も目線の高さになって来ました。
かなり尖ってますね。

小雪渓からは、夏道と雪道を繰り返し、
ついに最初のお花畑に出会います。


ウルップソウは、ツクモグサと同じく、本州では八ヶ岳とここにしか咲いていません。
前回の八ヶ岳では、ウルップソウにはまだ時期が早く、見ることが出来ませんでした。
白馬頂上宿舎がかなり近付いて来ましたが、こちら側にも雲が出て来ました。

上がらない足を動かして、宿舎近くまで来ると、
ここでもお花畑が広がっています。
宿舎からほどなくして、ついに白馬岳と唐松岳を結ぶ稜線に出ます。

正面にどっしりとした旭岳が目前に迫り、視界が一気に開けます。
感動の一瞬!!
そしてそこは、雲上のお花畑の世界でした。
trym
















