いつもの登山メンバーの1人が、海外へ赴任するため、
壮行登山へ行ってきました。
この時期どこに登るかは、意外と難しいんですね。
特に今年は残雪も多く、2000mを越えると雪山です。
悩んだあげく、選んだ山は、南アルプスの辻山。(2500m)
この山を目指す人は、少ないようですが、鳳凰三山(薬師岳・観音岳・地蔵岳)の前衛峰で、山頂付近からの展望が素晴らしいと評判の山です。
目的は、壮行会と白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)の雪渓を見に行こう!!
と、なりました。
当日の天気予報は、連休前から変わって、曇りのち雨。

雨・風ともに、それほど強くはなさそうなので、何とか白峰三山が見えないかな~と出発。
夜叉神峠登山口に、4時半に到着。
駐車場には車が1/3程度で、前日以前から登っている人が多いようです。
我々も、明るくなり始めた5時に登山開始。
登山口(1300m)近くから、なかなかいい斜度で登って行きます。
山深い南アも、この季節はまだ緑が芽吹いたばかりで、光が通り明るい登山堂です。
まだお花は少ないですが、スミレやアセビが多く咲いていました。
1時間ほど登ると、第一ポイントの夜叉神峠(1700m)に到着。

お~!! 空は曇っていますが、白峰三山が見えるではないですか。
これで、目的のひとつは達成。
さすがに3000m級の山々は、まだ雪が多く残り、雪渓が綺麗です。
北岳、ア~ップ。

しばらく美しい景色を眺め、
雨の心配があり、第二ポイントを目指します。
しばらく行くと、すぐにやや斜度のある登りとなり、くぼみには雪も見られるようになってきます。

そして、ついに登山道にも雪が現れ、朝早いこともあり、表面が凍っています。
ここで、軽アイゼンを装着。6人中、2人はアイゼン初経験。

この時、問題が発生!!
なんと、1人のアイゼンが、使用不可の状態に。。。。
以前、雪道の登り方を教えてもらったので、自分のアイゼンを貸して進みます。
踏み後は凍っていますが、積雪部はキックステップで十分登れます。
何とか、第二ポイントの杖立峠(2100m)に到着。
下ってきた方に尋ねると、ここから山頂までは、ずっと凍った雪道とのこと。
状況を見ながら、再び展望の開ける2300m付近を目指します。
尾根近くのアップダウンの道は、それほど苦もなく進めますが、トラバースの巻き道は少し神経を使います。
そして、ついに、、、
体重の軽い女性は、アイゼン初めてでもあり、歯が効かなくなり始めたので、進退を決断です。
あいにくガスも湧き始め、展望も望めなくなったので、残念ながらここで撤退としました。
アイゼンでの正しい歩き方を練習したり、ツボ足(靴のまま)でのキックステップを練習したりしながら、第一ポイントの夜叉神峠まで下ってきました。
撤退となれば、皆早いです。
そして、いよいよ二つ目の目的である壮行会の開宴です。

今回の壮行会メニューは、ホットサンドとスペアリブ(風)。

何も聞いていなかった赴任者はびっくりです。

彼は、お昼用に、おにぎり2個とカップラーメンを買っていましたが。。。
(何も言わず、ごめんなさい)
料理はどれも美味しく、作戦は大成功でした!!
他の登山者の皆さんからは、美味しそうね~と言われながらも、やや冷ややかな視線が。。。
アイゼンまで持って、ここまではしませんね。
ちなみに、自分の荷物の8割が、調理器具と食材でした。
1時間半の壮行会を楽しんで、下山したのが11時過ぎ。
壮行会終盤にポツポツと降り出した雨は、下山後にやや強くなってきました。
温泉に入り、多少の渋滞につかまりましたが、夕食を食べて、19時に帰宅。
残念ながら、辻山登頂は叶いませんでしたが、曇り空の中、白峰三山も見れたし、雨に降られず壮行会も出来たし、楽しい山登りとなりました。
必ずリベンジします!!
trym




















