メンバーは、男子4名、女子2名の計6名。(テント4名、山小屋2名)
前回は自分がルートを決めたので、今回は若者チームに担当してもらうことに。
ちょっと不安
きつくないといいけどな~。最初の案は、上高地から涸沢泊で北または奥・前穂高ルート。
情報を集めると、涸沢ヒュッテはすでに定員の2倍以上で、上高地も大混雑予想。
上高地辺りは紅葉
の見頃で、この時期しょうがないですね。上高地からだと、帰りのバスの時間もあるので、あまり無理は出来ないし。。。
第二案は、新穂高温泉から槍平経由の槍ヶ岳。かなりきついぞ~

すでに若者たちのモチベーションは、槍ヶ岳登頂に。。。
このコース、地図での登り標準タイムは9時間半、距離14Km、標高差1700m以上。
若者男子3名はおそらく問題ないが、問題は女子2名と自分。
この時期、日が暮れるのも早いし、雪の心配もある。
槍ヶ岳山荘、槍平小屋ともに宿泊には余裕ありとのことだったので、条件付きでこのルートに決定。

宿泊地は槍ヶ岳山荘(3、080m)とするが、途中の槍平到着の時間や各自の体力、天候を考慮して、槍平小屋へ変更する。
そして当日、5時半に新穂高温泉に到着したものの、やはり近くの駐車場は満車状態で、少し離れた駐車場へ誘導される。
結局、6時登山開始予定が、1時間遅れの7時に登山開始。
それでも、登山口まで来ると、前回の鏡平の時と違って、天気は快晴の予感。


まずは、林道や山道をひたすら歩く。空気も美味しく気持ちいい出だしです。

あのドーム型の岩稜は奥穂高のジャンダルム! 憧れの稜線です。

最後の沢を渡ると、登山道は山の中へ入り、徐々に勾配を増して行く。
朝露に濡れ、宝石のようなゴゼンタチバナ。

時間は10時45分。小屋の方に話を伺うと、昨晩山頂は猛吹雪で初冠雪とのこと。
ただし、今日は快晴で雪もほとんど溶けているので、今日中に登った方がいいよ、と言われメンバーは登る気満タン。
日も入りが18時で、17時半までは明るいらしい。
11時から登って、4時間半で15時半。
1時間遅れても、16時半。山小屋は15時まで着が基本だが、今日の状況なら行けそう。
11時、槍ヶ岳目指して出発。

ここからは時間勝負なので、個人のペースで登ることとし、
山小屋に着いた人から、槍ヶ岳山頂へアタックする。
自分は最後を進む。
今までの登と違って、いきなり急勾配となる。
しばらく登り山頂が見えてくると、
え~~~、あそこまで登の~。
正面中央部に、目指す山小屋が見える。
ん~、いい景色だ!
帰りは手前の尾根
を歩いて下る予定。ん~楽しそうだ。

ここからは、さらに登がきつくなり、頂上までをジグザクに登って行く。
すでに先頭2人の姿は見えず、しばらくして女子1人と自分だけとなる。
黙々と歩き続け、しばらくして見上げると、
近くはなっているが、まだまだ遠い。時間的には、何とかなりそうか。

互いに励ましあいながら、少し進んでは休みを繰り返す。

標高も高いせいか、呼吸が速くなり口の中がすぐカラカラになる。
それでも、3000mの看板を見つけると、
多少元気も出て、さらに、穂高からの稜線とぶつかると、
ついに槍ヶ岳が目の前に姿を現す。おおお~感動の瞬間!!

槍ヶ岳山荘に到着!!!! ふ~~~~~~~~っ!

到着すると、すでに槍ヶ岳まで登り終えた二人が出迎えてくれ、固い握手を交わす。
時間は15時半。
何と、先頭で着いた男子は14時着。槍平から3時間はスゴ過ぎる!
あとの2人は、少し前に槍ヶ岳へ向かったとのこと。
一緒に登ってきた女子の疲労が強かったので、しばらく様子を見ながら休憩。
16時を回り、そろそろ安全に槍ヶ岳へ登るのもタイムリミット。
ちょうど登る人も途絶え、ゆっくり登れる。
躊躇している女子を奮い立たせ、しっかり着込んで、いざ、槍ヶ岳山頂へ!

ここからは、100mの岩場にかかるはしごや鎖のロッククライミング。
自分は楽しくてしょうがない。
女子に声をかけながら、慎重に登る。
途中、先行していた二人とすれ違う。
彼女も、キャ~、ヒ~~と言いながらも確実に登って行く。
山頂からの景色は絶景!!! 辛い思いが報われる。
夕日で出来た槍ヶ岳の陰
かなり強引に山頂へ誘いましたが、彼女にとっては初めての3000m級登山、小屋まで降りてくると皆で祝福の嵐です。


6人全員での登頂を終えた後は、お楽しみの夕食タイム。

そして、夕食後は、暖かい飲み物を持って外へ。





















