晩秋の槍ヶ岳 その1 | trymのブログ

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日々の生活

10月13、14日と今年二度目の一泊登山です。

メンバーは、男子4名、女子2名の計6名。(テント4名、山小屋2名)

前回は自分がルートを決めたので、今回は若者チームに担当してもらうことに。

ちょっと不安 きつくないといいけどな~。

最初の案は、上高地から涸沢泊でまたは奥・前穂高ルート。

情報を集めると、涸沢ヒュッテはすでに定員の2倍以上で、上高地も大混雑予想。

上高地辺りは紅葉の見頃で、この時期しょうがないですね。

上高地からだと、帰りのバスの時間もあるので、あまり無理は出来ないし。。。

第二案は、新穂高温泉から槍平経由の槍ヶ岳。かなりきついぞ~

すでに若者たちのモチベーションは、槍ヶ岳登頂に。。。

このコース、地図での登り標準タイムは9時間半、距離14Km、標高差1700m以上。

若者男子3名はおそらく問題ないが、問題は女子2名と自分

この時期、日が暮れるのも早いし、雪の心配もある。

槍ヶ岳山荘、槍平小屋ともに宿泊には余裕ありとのことだったので、条件付きでこのルートに決定。

宿泊地は槍ヶ岳山荘(3、080m)とするが、途中の槍平到着の時間や各自の体力、天候を考慮して、槍平小屋へ変更する。



そして当日、5時半に新穂高温泉に到着したものの、やはり近くの駐車場は満車状態で、少し離れた駐車場へ誘導される。

結局、6時登山開始予定が、1時間遅れの7時に登山開始。

それでも、登山口まで来ると、前回の鏡平の時と違って、天気は快晴の予感。



まずは、林道や山道をひたすら歩く。空気も美味しく気持ちいい出だしです。



何度か沢を渡る時の、両斜面の紅葉が綺麗~。





あのドーム型の岩稜は奥穂高のジャンダルム! 憧れの稜線です。



最後の沢を渡ると、登山道は山の中へ入り、徐々に勾配を増して行く。

朝露に濡れ、宝石のようなゴゼンタチバナ。



しばらく息を切らせ登っていると、槍平小屋に到着。





時間は10時45分。小屋の方に話を伺うと、昨晩山頂は猛吹雪で初冠雪とのこと。

ただし、今日は快晴で雪もほとんど溶けているので、今日中に登った方がいいよ、と言われメンバーは登る気満タン。

日も入りが18時で、17時半までは明るいらしい。

11時から登って、4時間半で15時半。

1時間遅れても、16時半。山小屋は15時まで着が基本だが、今日の状況なら行けそう。

11時、槍ヶ岳目指して出発。


ここからは時間勝負なので、個人のペースで登ることとし、

山小屋に着いた人から、槍ヶ岳山頂へアタックする。

自分は最後を進む。

今までの登と違って、いきなり急勾配となる。

しばらく登り山頂が見えてくると、

~~~、あそこまで登の~。

正面中央部に、目指す山小屋が見える。



しばし、現実逃避のため、まわりを見渡す。

 

ん~、いい景色だ!

帰りは手前の尾根を歩いて下る予定。ん~楽しそうだ。




ここからは、さらに登がきつくなり、頂上までをジグザクに登って行く。

すでに先頭2人の姿は見えず、しばらくして女子1人と自分だけとなる。

黙々と歩き続け、しばらくして見上げると、


近くはなっているが、まだまだ遠い。時間的には、何とかなりそうか。

互いに励ましあいながら、少し進んでは休みを繰り返す。

標高も高いせいか、呼吸が速くなり口の中がすぐカラカラになる。

それでも、3000mの看板を見つけると、


多少元気も出て、さらに、穂高からの稜線とぶつかると、

ついに槍ヶ岳が目の前に姿を現す。おおお~感動の瞬間!!



ここから少し登り、テント場を抜けると、


槍ヶ岳山荘に到着!!!! ふ~~~~~~~~っ!


到着すると、すでに槍ヶ岳まで登り終えた二人が出迎えてくれ、固い握手を交わす。

時間は15時半。

何と、先頭で着いた男子は14時着。槍平から3時間はスゴ過ぎる!


あとの2人は、少し前に槍ヶ岳へ向かったとのこと。

一緒に登ってきた女子の疲労が強かったので、しばらく様子を見ながら休憩。

16時を回り、そろそろ安全に槍ヶ岳へ登るのもタイムリミット。

ちょうど登る人も途絶え、ゆっくり登れる。

躊躇している女子を奮い立たせ、しっかり着込んで、いざ、槍ヶ岳山頂へ!



ここからは、100mの岩場にかかるはしごや鎖のロッククライミング。

自分は楽しくてしょうがない。

女子に声をかけながら、慎重に登る。

途中、先行していた二人とすれ違う。

彼女も、キャ~、ヒ~~と言いながらも確実に登って行く。





 最後のはしご

そしてついに、槍ヶ岳(3180m)登頂です!


山頂からの景色は絶景!!! 辛い思いが報われる。








 夕日で出来た槍ヶ岳の陰

かなり強引に山頂へ誘いましたが、彼女にとっては初めての3000m級登山、小屋まで降りてくると皆で祝福の嵐です。

そして、本当に綺麗な夕日が見えました。

 夕日に染まる槍ヶ岳




6人全員での登頂を終えた後は、お楽しみの夕食タイム。

そして、夕食後は、暖かい飲み物を持って外へ。



月の光りが明るく、満天の星空とは行きませんが、十分すぎる星空です。

明日も天気になあれ!
trym