給付金5万円の話はどこいった?

 

 

 

今回は第3次補正予算編成、11月上旬にもという事で、給付金5万円の行方について現時点で出ている情報をまとめました。

気になられている方も多いかと思います。私も気になります。

是非参考にしていただければと思います。

 

 

 

来月11月上旬にも第3次補正予算案編成という事で、

今年の補正予算の額を確認していきたいと思います。

 

 

 

今回の3次補正は、2021年度の当初予算と一緒に

15ヶ月予算とする事により切れ目のない援助をしていくとの事です。

 

予算の規模は1次2次同様◯◯兆円になる予定だという事です。

 

では財源はどうするのか。

2次補正の時の予備費が約7兆円超余っている事から、

まずこれを当て残りは、国債の発行で賄うとの事。

 

気になる論点ですが、まず新型コロナワクチン

希望者には無料で接種出来るようにする為の

医療機関への報酬。

それから雇用調整助成金の特例延長

本来であれば12月末までとするところの延長の議論。

それからGoToキャンペーンの延長

さらに大学受験生に2万円給付案という事で、

こちらは初めて耳にする方も多いと思いますが、

公明党の竹内政調会長筆頭に提案されている

大学受験を控えた高校3年生らを対象に2万円給付するといった案。

 

しかしこの案は、所得などを基準とした給付の対象範囲の確定が難しいとして

一旦この案を撤回する方向だという事です。

 

なお、公明党の山口代表は、受験生に限らず対象を幅広くしていくとして

新たな案が浮上する可能性も高まっております。

 

あれ、皆さんこの辺で疑問に思われたかもしれませんが、

一律給付金5万円はどこにいった。

 

 

今回の第3次補正予算編成の議題の論点として一律給付金は

実施しない方向だとの事です。

果たして実際はどうなるのか。最近の有識者の声を確認しようと思います。

 

 

 

 

自民党:二階幹事長、「安易に続けるかどうかは慎重に考えていきたい。」

半ば否定的な言葉と捉えていいと思います。

 

そもそもこの国民一律5万円給付という案が浮上した背景を追ってみましょう。

 

 

今月の14日、長島衆議院らが菅総理に要望書を提出した事が話の発端となりました。

この要望書に対して菅総理。

 

 

「そういう方向で頑張る」とおっしゃっていたはず。

 

ここで一旦この案に関しては静かになったと思ったら、

出てきました。財務省、麻生太郎氏。

 

 

皆さんも記憶に新しいかと思います。

「お金に困っている人は少ない」発言です。

 

「特別定額給付金10万円は(個人の)現金がなくなって大変だということで実施した。

当然、貯金は減ると思ったらとんでもない。その分だけ貯金は増えた」

 

同時に「お金に困っている方の数は少ない。ゼロではないですよ。

困っておられる方もいらっしゃる。だが、現実問題として、預金、貯金は増えた」と語った。

 

どうも麻生太郎氏。

貯蓄率が上がった事がお気に召さない様です。

 

でも、冷静に考えてみて下さい。

「給付金10万円配ったんだから全て消費に使え」

4月には緊急事態宣言がありました。解雇者も増加していくこの

コロナ渦において、それは無理じゃありませんか?さすがに。

 

何も貯蓄率が増えたのは日本だけではなくアメリカだって同じ事です。

普通の人間の心理ではありませんか?

 

 

さらにあまり嬉しくない情報です。

また財務省ですが、企業支援の持続化給付金、さらには家賃支援給付金。

これがどうやら予定通り来年1月15日で終了する方向で話が進みそうです。

延長はなさそうです。

 

この様な流れからまとめると国民一律給付金、これはしばらくはなさそうな気配です。

正直、あまり期待しない方が良さそうだと考えます。

 

YouTubeにおいても詳しく解説しております。

音声希望の方はこちらも確認していただければと思います。

https://youtu.be/zQ-CpXr8BJQ

 

また新しい情報がありましたら、こちらのブログでもアップしていきたいと思いますので

よろしくお願いいたします。