いよいよコロナの影響が数字に大きく現れ出しました。

 

早期・希望退職昨年比2倍

 

 

こちら東京商工リサーチの記事を引用させていただいております。

上場企業の早期・希望退職者募集が72社となりました。

 

70社越えは10年ぶりとの事ですが、では2010年は何があったのか。

2008年のリーマンショックの影響とみられます。

 

コロナの影響もありますが、終身雇用、大手だから安心という言葉はもう死後となっております。

 

 

この72社のうち、原因がコロナに起因する企業が全体の4割。

今年の上半期はまだ余剰資金でなんとかなっていた企業も、いよいよ人員整理を始める形となりました。

 

しかし最近は寒くなってきました。

なんとか持ちこたえていた企業もいよいよ根を上げるとされているのがこの冬。

まだまだ増加しそうです。

 

もう派遣村の様なニュースは聞きたくありませんよ。

 

 

・業種別

 

 

・募集人数

 

 

一番多いのが日立金属、次いでレオパレス21。

このレオパレス21はコロナ云々以前より施工不良等で問題となっておりました。

次にコカ・コーラ、それからファミリーマート(ファミマに関しては募集人数800人のところ実際の応募は1025人)、次にシチズンと並んでおります。

 

・30代、20代までも・・

 

 

希望退職というと、みなさんの中ではどんなイメージでしょう。

中年男性が会社に肩を叩かれる、そんなイメージを持たれる方もいらっしゃるかと

思いますが、今回はなんと30代、さらには20代にも対象の幅が広がっている企業もあるとの事。

30代で希望退職というのはたまりません。

 

コロナ解雇者7万人を超える

 

 

こちらは今月11月の4日時点での報道になりますが、本日10日、

ついに7万人を超えました。

 

・これからの働き方

これだけ悪い報道がされている中、いつ自分がその対象になるのかわかりません。

このコロナの影響がこれから顕著に数字に現れてくる事でしょう。

 

先にも述べました、大手だから安心の考えは早急に考え直す事です。

それではこれからの働き方はどの様にしていけばいいでしょうか。

 

 

 

新たな社内改革を打ち出したのが、大手日立製作所です。

【ジョブ型】とはそれぞれの分野の専門家を雇いチームを編成する事。

 

 

日立だけではなく、KDDI等もジョブ型に切り替えていくとの事です。

つまりこれからは全ての分野を浅くも幅広く出来る人材より、何か一つの分野を極めるほどのスペシャリストが重宝される時代へ。

 

コロナの影響で皆さんもいつこの様になるのかは誰にもわかりませんが、少なからず可能性は高くなっていると認識した方がいいでしょう。

 

現実を直視し、それでは自分はこれからどういった専門を磨いていくのか。

 

手を一度止めて考えてみるべきがと思います。