どこしまったっけな?
21歳の時に本棚の片隅にいれた参考書。
これを引っ張り出しました。5年ぶり。
しかし、どうやら内容が古い。
法律は毎年改正があります。
ここで当時の選択肢は以下がありました。
① 学校に通う
② 通信教材
③ 参考書にて独学
上から順に、最も合格する確率が高い選択だと思います。
しかしそれと同様、費用もかかります。
①の学校といえば日建学院なんかが有名ですね。
調べて見るとどうやら動画メインでの学習方法だという事。
それなら通信教材でいいかなと。
また、僕は勉強は一人で自宅でする方が効率いいと考えました。
通ったりする往復の時間がマジで無駄に感じていました。
③の参考書ですが、これは弱い気がしました。
特に民法の法律の解釈はプロからのフィードバックが欲しい。
僕はこういう考えこう結論を出したけど正解はどうですかみたいな。
結論、②の通信教材を選択しました。
通信の費用は確か6万前後。当時、年収350万円でしたので安くは感じません。
ただ、ある程度投資しないと、犠牲を払わないと途中で断念してしまうかもしれないと思い支払いました。
さてさて、
いつかやってやるの【いつか】がやっときたと。
宅建1発合格!明確な目標が出来ました。
ここで僕がどれだけクズ人間だったか白状したいと思います。
僕は東京の専門学校に出ています。
高校を出てから【東京でのキャンパスライフをしてみたい】と言った理由だけで
歳の親にバカ高い学費を出してもらいました。
大学行けばいいじゃんと思われる方いらっしゃるかと思うんですが、
大学って受験勉強しなきゃいけないじゃないですか。
努力しないといけないじゃないですか。
努力という言葉とは無縁の世界で生きてきたので、それなら名前書いて入れる専門学校がいいかなと。
親には「やりたい事がある」と嘘のアピールをしました。
しかもただのキャンパスではなくてそれなりの設備じゃないと嫌だったんです。
ですので、専門学校とはいえ最新の設備が整った学校を選びました。
学費だけではなく家賃も支払ってもらう。
どれだけ親が大変な思いをするか、これは働いて見るとわかる事です。
(普通は働いてなくともわかる事ですが)
それでもこんなクズ人間にも親はバカ高い学費を出してくれた。
これはもう流れでいえば親孝行しないといけない訳じゃないですか。
ただし今のブラック企業にいたら昇給もなくどれだけ働いても年収350万。
いつまでたっても親孝行どころか自分の人生も描けない。
もうこんな自分が、悲しかったし悔しかったし情けなかった。
変わりたいと本気で思いました。
それから本気で挑戦した結果ってどうなるんだろうという興味もありました。
現状がどう変わるのか、絶望が待ってるのか。
何も挑戦してこなかった人生が今という事は嫌という程理解したので、
それであれば今までと違った選択をして行こうと思いました。
年齢はもう25歳。
宅建1発合格する動機が明確となりました。
皆さんはどう言った理由で宅建を目指されるのですか?
中には記念受験ですとか、会社に取れって言われてるから受けましたみたいな
方もいるかと思います。
僕が受けた時も何人かこの類の方がいました。
残念ながら、その動機だと厳しい。
たかが宅建されど宅建です。
動機が明確となれば、この行動に確信がつけばあとは自然と行動していくのみでした。
次にやった事。それは引越しです。
勉強するとはいえ、当然仕事もしないと生活が出来なかったので、仕事を速攻で切り上げて誰とも会話せず速攻自宅に戻りました。
ここで往復の通勤時間の問題が生じます。
この時間無駄。勉強できる。
当時住んでいたボロアパートはそもそも音漏れが酷くて勉強に集中出来ない。
ですので会社のすぐ近く、1Kですが鉄筋コンクリート造の防音が強い部屋を1室借りました。
ここまでくれば後は通信教材に沿ってやるだけです!!

