集中して勉強したら合格しましたー。

 

 

よく合格体験記などで、「教材に沿ってやったら合格しました!」とか

「言われた通りにやっただけで受かりました」みたいな言葉があります。

 

自分も当初の3ヶ月間、この通信教材の合格体験記を読み、

「これって自分でも当てはまるんか?」と半信半疑ながらも

宅建合格だけを考え本気で勉強をしました。

 

覚悟を決めた。

引越しをした。

通信教材にお金を払った。

 

週末の飲みの誘いも一切断り、仕事中も頭の中でずっと条文の暗記をし、

仕事が終われば会社の誰とも会話をせず、速攻自宅に帰り寝落ちするまで勉強。

 

今までは会社の先輩やら上司と仲良くダラダラと時間を消費していました。

ただ目標を見つけた自分はその時間 がどれだけ勿体無かったかを認識しました。

 

一気に行動が変わったので周りからは「なんだあいつ」と思われていた事でしょう。

僕も反対側だったらそう思っているかもしれません。

ただその時の僕はもう宅建合格しか頭になかったので、今どんだけ嫌われてもいいやと思っていました。

むしろ嫌ってくれと、お願いだから1分1秒も無駄にしたくないんだと。

 

本気で勉強をし出して3ヶ月位が経過した頃、どれだけ点数に直結できているか、

過去問を試験風に解いて見る事にしました。

制限時間は2時間。一人で部屋でストップウォッチを使い、よーいはじめ。

 

そこそこの結果が出るんじゃないかと思い、自己採点。

この自己採点はすごく楽しみでした。

実際にして見るまでは、、、

 

結果なんと50問中、18点

 

完全に絶望感に浸りました。

やはりバカだったんだと。本気でやってるのに点数が取れない。

挑戦するだけ無駄だったんだと。

合格体験記は自分だけには当てはまらない!

 

そんな時、遊び歩いていた仲間から連絡が来ます。

「調子はどう?あんまり難しい事していないで飲みに行こうよ」

一瞬心が揺らぎます。

これだけこもって18点ならあんまり意味なかったって事か。

無駄な努力だったって事か。

18点にショックすぎて飲みにいく気にもならない。

とりあえず、仲間の誘いは断り少し手を止めて考えました。

 

それでも宅建士欲しいな。合格率15%突破したいな・・

YouTubeにて「結果を出すには」と検索ワードに入れました。

 

当時は宅建について発信をしているのが日建のみやざき先生くらいで、僕にはどうも雰囲気が合わずあまり見ていませんでした。

 

宅建とは異なりますが、最難関資格合格をした方が

その時の体験記を語っている動画を見つけました。

僕の2個くらい上で年齢もまだ若い。

どうやらその方は、バカ高から早稲田慶応を目指し猛勉強した末、

全てに落ちた経験があるとの事。

その日はさすがにショックで落ち込んだらしいのですが、

また翌日には予備校に願書を出し2浪の末、

早稲田慶応は叶わずとも関西有名大学に滑り込んだとの事。

その後在学中に国家資格の最難関資格に合格した方でした。

 

僕は感激しました。すごいじゃないですか。

諦めない力と、やり抜く力。

それもそんな若い時から。

この方は僕の理想となりました。

 

比べて自分なんかはまだ3ヶ月くらいの自己採点で諦めようとした。

 

完全に心を入れ替えました。

すぐ諦めてしまう方は結果を出している方と考え方を比較して見るといいですよ。

ネット上ですが、この方との出会いが僕の考え方の全てを変えました。

 

まず、落ちても受かるまでやり抜くと決めました。

それから自分がひょんな事から投げ出さない様に、

僕の事を信頼してくれる方、僕も信頼する大事な方達にあえて宣言しました。

 

「必ず1発でとるわ!」と。

 

親から親友、飲み友、兄弟やら仕事の先輩後輩、お客さんにまで。親戚にも話したかな・・

周りの人間は「?」という感じでしたが、僕は周りに宣言した事でもう合格しなければならない状況になりました。

逃げ場はありません。だってダサいじゃないですか、自分で宣言しておいて諦めたら。

そして合格するなら1発のがいい。

小さなプライドみたいなものが芽生えていたのを覚えています。

 

何かをやり遂げたことがない方やすぐに諦めてしまう方は、

この周囲の力を利用するといいですよ。

周囲の信頼を失いたくない自分がいるのであれば、

どこにも逃げられなくなる。合格するしかなくなるんです。

 

ただしリスクはあります。

もし途中で本当に諦めたくなったら。逃げ出しそうになった時には周囲の信頼は無くなります。それから自分への自信もズタズタになります。

 

つまり、この行動ができてしまえば

僕はこのリスクを取ってでも、何としても結果が欲しかった。

しくった時の事は考えない様にしました。

 

マジで一瞬諦めそうになりましたが、諦めるという選択はこの時点で完全に無くなりました。また猛勉強の毎日が始まります。