トライフォースカンパニーのジムニーブログ-スノーアタック(^^) ←新年の2日にスノーアタックしてきました(^^)


詳しくはこちら (^^)  




で!


アタック中に感じたことをお話しましょう…(^^)



当社のJB23開発車両は


ノーマルエンジン&ツインチャージャーをメインに…130馬力を超えるパワーに加え


サスペンションには


フレックスアーム(市販品)

コイル2.50(F2.6K・R4.1K)(市販品)

フレックスダンパー(市販品)

ワットリンクキット(開発品)


以上が組み込まれていますが…


トラクションは申し分ありません、ハイ!




車体の体制がどんな状態からでも


十分なトラクションが掛かって来るのが解ります(^^)


雪山へ向かう途中の荒れたダートでも少々のギャップを無視して全開できます(^^)


…楽しさ100点(^^)



…が!


「ロールがデカイ!」


で!


…マイナス5点(**)


=95点…。



当社のサスペンションで最も人気の高いフレックスダンパーの


伸び側減衰力は

F:131kgf/R:69kgf。


ちなみに圧側は

F:62kgf/R:37kgf。
トライフォースカンパニーのジムニーブログ-フレックスダンパー

圧側減衰が低い理由は


路面からの衝撃をスムーズに吸収するためで


コレが硬いと「突上げ感のカタマリ」になってしまいます(++)



通常…


ロールを抑えるためには伸び側減衰力を高める必要があるワケですが


フレックスダンパーは、普通のダンパーよりかなり高めな伸び側減衰力です。


それでも…ロールする。。。




同じロールでも…


ノーマルアームではアーム本体のスタビリティが高いため


「トラクションを感じない、超アバウトなロール感」なため


車体のロールを「恐怖」として感じます(++)



強化タイプのアームはノーマル以上にスタビリティが高いためトラクション不足になり


「恐怖感」を助長する働きがあり、「ロールの恐怖感」が増します(++)/



このトラクション不足をリカバリーしようとすると…


スプリングを柔らかく設定しなければなりません。


しかし、スプリングを柔らかくするとトラクションは掛りにくくなります。



フレックスアームの場合、アーム本体のスタビリティを無くすことで


レートの高いスプリングを使用でき、コーナリング中でも十分なトラクションを得られ


同じロールでもトラクションを感じられるロールなので怖くありません(^^)
トライフォースカンパニーのジムニーブログ-フレックスアーム

そもそも「トラクション」というのは


ショックアブソーバーによって発生されるものはごくごく少量で


ほとんどはスプリングの反力によって発生するものです。


アームのスタビリティが高すぎるという理由で、


その大切なバネレートを下げてしまうことは


豊かなトラクションを発生させるサスペンションを作り上げていく上で


あってはならないものだと思います。



本来、車高を上げるという理由だけなら


「スプリングスペーサー」が最も安価で優れたパーツだと思います(^^)



…それでもスプリングで車高を上げる…。



それなら…


「スプリング」を換える以上は少なくてもトラクションが上がらなければ


「本末転倒」…です(^^;


…。


「ノーマルエンジンに大容量インジェクター付けた上で…


サブコン使ってノーマルの空燃比に戻して…パワーチェックしたら…ほら!同じパワー!?」


というのと同じで…「じゃぁ…ノーマルでイーじゃん!」…みたいな…(**)





スプリングを換えることでジムニーの楽しみを増していきたいというユーザーさんに対して


バネレートを「上げられないから上げない」のではなく


「上げられるようにすれば上がる」というのが開発屋としての理想です(^^)





…レートの低いスプリングを使用すると


「雪道」という、ジムニーにとっては敢えて遊びに行きたくなるフィールドでは


スタックの連続…という結果になります(++)




地元が雪深い長野県ということもあって、何度も経験しましたが


軽量で、敢えてトラクションがかかりにくいから雪に強いSJ10や30と違い


JB23での雪道アタックはトラクションが命です(^^)




…スキー場への往復や林道走行では


ジムニーの走破性能の高さはホントに頼もしい限りですが…


「雪道でスタックしてしまっている車高の高いジムニーを


レスキューしてあげられるトラクションの高いジムニー」は、もっと魅力的だと思います(^^)





…で!


そうそう!


スノーアタックですが…!



ロードギャップ通過時の全開率は高かったので


開発車両のサスペンションスペックに対する


「フレックスダンパー」のショックアブソーバーとしての総合的な出来は


コストパフォーマンスも含めて90点以上といえると思います(^^)




しかし…


コーナーリング時に私のハンドリングに若干の問題はあったにしても


フレックスアームの動きの良さに伸び側減衰が十分に追いついていない…


ロール感は否めません(++)




なので!


…開発します(^^)


ロールが少なくなって、乗り心地が良いヤツ(^^)



早速、試作に入ろうと思いますが…


ショックアブソーバーの場合、試作完成までに早くて2か月…(**)


量産でさらに3カ月…(++)



来年のスノーアタックまでには間に合わせます!!!


…(**)/~~~