昨日のブログの続きです(^^)
↓JB23ジムニーのリヤサスペンションの動き(ラテラルロッド)
↑このように、支点が右上の一カ所なので…
アクスルハウジングは支点を中心に弧を描くように動きます。
両方いっぺんにストロークすると…車体と車軸が左右にズレます。
実際に検証すると、サスペンションは左右異なる動きになってしまいます(++)
コレが悪さをして…トラクションを掛けたい方向に対して思い通りの動きをしなくなります。
アップブラケットやダウンブラケットを使って支点の位置を変えても…
作用範囲が変わるだけで
サスペンションの左右の作動差は根本的に変わらないので
街乗りでの乗り心地やオフロード性能には大きな変化が現れません。
…これがラテラルロッドの物理です。
↓こんな動きにしたいワケです。。。
今回、最大の目的はアクスルハウジングを垂直にストロークさせる構造にすること。
アクスルハウジングを持つJB23のリヤを垂直に動かすためには…
Aアーム式かワットリンク式を採用するのが最適ですが…
Aアーム式は燃料タンクが邪魔で諦めました(^^;
残された選択肢は…ワットリンク式。
はじめは頭で考えていましたが…「出来るかなぁ…?」
…JB23が発売されてから10年です。
JA22/12から数えれば…12年以上になります。
その間、ラテラルロッド式を変更して
↑の動きを実現したのはハイブリッジファーストさんの
JA22/12用のリヤAアーム式だけです。
…ウチも頑張らなきゃ!(^^)
…諦めてる場合じゃありません。。。
で!
↓ワットリンクを造っちゃいました(^^)v
完全ボルトオンです(^^)
左右の路面からの入力に対して
真ん中の「エスケープセンターブラケット(勝手に名前を付けちゃってます(^^;)」が
クルクルッと回転して…ラテラルロッドのように突っ張る感覚が無く
左右共にバネレート通りのトラクションが発生します(^^)
↑エスケープセンターブラケットの中にはこんな部品を造って内蔵しました(^^)
前後にベアリングを使用するため…
ベアリング以外の部品は5/100mmの精度で加工しました(^^)
(ベアリングの精度は1/1000mmですが…(^^;)
…この時点までで、構想から約3ヶ月…(**)
マウントや各ロッド長・回転部の軸からの距離…等々。
…まいりました(++)
特に回転部のベアリングセンターからロッドエンド支点までの距離を
左右のロッド支点長と合わせるための公式に、全てを当てはめる作業は
…ホンキで気が遠くなります(++)
ですが!
途中で投げ出すとジムニー業界の12年が今のままで終わってしまいます。
…何日か徹夜して…セッティング出しました(^^;
そして…
これをフレックスアームと併用してテスト走行を行いました。
…あり得ません…(^^)
完璧にトラクションが出ているのが解り、
ダートで飛ばしてもリヤの反応は実にリニアで全くクセのない旋回に変化しました。
街乗りでも十分なトラクションを感じられるようになり
コーナリングも以前と比べものにならないほど安定します(^^)
(ショックのセッティングはチョット変わるかも…という位、変化します)
ココまでで…
かなりの時間がかかりましたが、
最後の強度テストは本番のレースで我を忘れて…
「全開」するしかありませんね(^^)
ここ数日は…
昔のレーシングスーツが着られるように…ダイエットです(++)/~~~
でも…久しぶりに走りたくなってきました(^^)
テスト用のJB23にレカロシートも入れたし…(^^)
…もう…ダレにも止められません(^^)/~~~



