拉致被害者らに向け、短波ラ ジオ放送開始
政府は10日、北朝鮮にいる拉致被害者らに向けた短波ラジオ放送をスタートさせた。
10日未明から放送を開始した「ふるさとの風」は短波ラジオ放送で、日本語と朝鮮語で制作した番組を30分ずつ放送するもの。拉致問題に対する政府の取り組みや拉致被害者家族からのメッセージなどで構成され、拉致問題を北朝鮮の人らに直接訴えるため、朝鮮語での放送も行った。
日テレNEWS24
ブッシュ米政権、北朝鮮との平和条約締結を検討=米紙報道

【ワシントン9日】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは9日付で、ブッシュ米政権が北朝鮮と公式に平和条約を締結する可能性を検討していると報じた。同紙は政府高官の話として、米国は朝鮮戦争(1950-53年)を正式に終結させるため、北朝鮮と平和協定を結ぶ方法を模索していると伝えている。(写真は、北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補)
複数の高官は、米国は今年末までに北朝鮮とそのための協議を開始したい意向だと述べた。北朝鮮は、同国の核問題を話し合う6カ国協議で2月に核廃棄のための初期段階の措置で合意、現在、廃棄に向けた取り組みが進められている。
同紙は、このような情勢下で、ブッシュ政権の高官の幾人かは、6カ国協議を北東アジアの安全保障上の脅威の緩和のための恒久的なフォーラムに発展させることを期待していると指摘し、米およびアジアの外交官は、東南アジア諸国連合(ASEAN)や欧州安保協力機構(OSCE)にならったフォーラムを想定していると述べている。 〔AFP=時事〕
時事ドットコム:ブッシュ米政権、北朝鮮との平和条約締結を検討=米紙報道
「拉致」の矢倉さんか 調査会が写真公表

北朝鮮による拉致被害者を支援する「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(荒木和博代表)は九日、同調査会が「拉致された疑いが濃厚」としている鳥取県米子市の矢倉富康さん=一九八八年失跡、当時(36)=によく似た男性が写った写真のコピーを公表した。写真は今年三月に平壌市内で撮影され、専門家が鑑定した結果、本人である可能性が高いという。
東京都内で記者会見した荒木代表の説明によると、写真は今年四月に発売されたミニコミ誌の旅行記の隣に掲載され、撮影期日は三月十五日、撮影場所は平壌の高麗ホテル。日本人、北朝鮮人合わせて六人が写っている。
ミニコミ誌の読者から先週、調査会に情報が寄せられ、東京歯科大の橋本正次教授が鑑定した結果、左端に写っている男性がほお骨、耳、指の形、鼻筋の細さなど矢倉さんの身体的な特徴と一致点が多く、荒木代表は「本人の可能性が極めて高いと確信した」と述べた。
旅行記の執筆者も写真に写っており、矢倉さんとよく似た男性は通訳として紹介されたらしい。
調査会は十日にも政府、与野党に対し、事実を確認し、救出に向けた対応方針を打ち出すよう要請する。
矢倉さんは八八年八月二日、一人で日本海に出漁したまま消息を絶ち、同月十日に竹島沖で漁船だけが見つかった。調査会は今年六月、矢倉さんと米子市の古都瑞子さん=七七年失跡、当時(47)=の二人を「拉致濃厚者リスト」に加えた。
「拉致」の矢倉さんか 調査会が写真公表