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北朝鮮、コメと肥料支援要請 南北閣僚級会談

 平壌で開かれている南北閣僚級会談は最終日の24日、北朝鮮が韓国にコメ50万トンと肥料30万トンの支援を求めた。双方は同日中の共同報道文(合意文)の取りまとめへ向け最終調整を続けているが、韓国側が求める拉致、核問題の早期解決に北朝鮮がどう応じるかは不透明だ。

 韓国の同行記者団によると、南北は前日夜から李鍾●(「大」の両側に「百」)(イ・ジョンソク)・韓国統一相、権浩雄(クォン・ホウン)・北朝鮮内閣責任参事による首席代表会合を始め、断続的に折衝を継続。韓国側は、大規模な経済支援や韓国にいる北朝鮮の元長期囚の送還をてこに韓国人拉致被害者問題の早期解決を迫り、中断したままの6者協議の早期再開を求めている。

 これに対し、北朝鮮は故金日成(キム・イルソン)主席の遺体を安置する平壌の錦繍山記念宮殿など韓国政府が制限している観光地訪問を自由化することや、米韓合同軍事演習の中止を求めており、調整が難航している。

 韓国側は南北を結ぶ鉄道の早期開通や、6月に希望している金大中(キム・デジュン)・前大統領の訪朝計画に対する回答も要請している。
asahi.com:北朝鮮、コメと肥料支援要請 南北閣僚級会談?-?国際

金容疑者の引き渡しを求めない

原さん拉致で北朝鮮の辛元工作員ら2人に逮捕状

 大阪の原敕晃さんが拉致された事件で、警視庁は24日、北朝鮮の元工作員・辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)と、金吉旭(キム・キルウク)容疑者(78)の2人の逮捕状を請求しました。

 辛容疑者と現在、韓国に住む金容疑者は1980年6月、大阪の中華料理店元店員・原敕晃さん(当時43)を北朝鮮へ拉致した疑いが持たれています。警察庁は、近くこの2人を国際手配する方針です。
 北朝鮮元補助工作員・金吉旭容疑者:「(Q.あなたに逮捕状が出るようだが…)過去のことは…、私が直接タッチした問題ではないので、分かりません」、「(Q.原さんに対して、申し訳ないと涙を流した謝罪は何だったのか)私も被害者の1人ですよ。犠牲者の1人です」
 辛容疑者については、北朝鮮が身柄の引き渡しを拒否しているため、警察庁は当面、韓国に対し、金容疑者の引き渡しを求めないことにしています。
ANN NEWS

拉致被害者家族 米国へ出発

横田早紀江さんら拉致被害者の家族が、アメリカ議会の公聴会での証言などを通じて拉致問題解決の協力を訴えるため、24日昼前、ワシントンに向けて出発しました。家族は今月29日までアメリカに滞在し、政府関係者に面会したり北朝鮮の人権問題を考える集会に参加する予定です。
アメリカを訪れるのは、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親の横田早紀江さんら拉致被害者の家族と政府関係者らです。一行は出発を前に成田空港で記者会見し、この中で横田早紀江さんは「ひと言では言えない苦悩の連続でしたが、たくさんの方々の力で、きょうまで来られたということをアメリカで話したいと思います。非常に緊張していますが、わたしたち家族の大切な子どもたちを返してほしいという思いと、それを妨げている北朝鮮の不誠実な態度について訴え、拉致問題を人権問題として、世界中で考えてほしいと伝えたい」と訪米にかける思いを話しました。また空港に見送りに来た家族会代表の横田滋さんは「拉致問題は日本が解決すべき問題ですが、解決のためにはアメリカや国連の協力が大きいと思うので、今回の訪米で拉致の実態や親の気持を理解していただき、解決に役立つことを期待しています」と述べました。このあと一行は、飛行機でワシントンに向けて出発しました。家族は今月29日までアメリカに滞在し、アメリカ議会下院のアジア太平洋小委員会が開く公聴会で、拉致問題について初めて証言するほか、政府関係者に面会したり北朝鮮の人権問題を考える集会に参加したりして、問題解決の協力を訴えることにしています。
NHKニュース