「米の脱北者受け入れは良くやったこと」朴庚虬人権大使
今月9~11日、ノルウェー・ベルゲンで開催された北朝鮮の人権侵害問題に関する国際会議に出席した朴庚虬(パク・ギョンソ)国連人権大使は13日、米VOA(ボイス・オブ・アメリカ)とのインタビューで「最近、米政府が脱北者(北朝鮮を脱出した人)の亡命を受け入れたのは、国連難民協約に基づいて良くやったこと」と述べた。Japanese JoongAngIlbo
朴大使は「人道レベルの原則、つまり(脱北者に)難民の地位を与えるのは、国連加盟諸国など約200カ国が合意した事項。そうした脈絡から(米国の措置は)良くやったもの」とした。同大使は「今後、(脱北者に関連した)米国の出方を見て、それによって取り組み方を決める考え」と付け加えた。
また「北朝鮮に多くの譲歩をしようとする」という盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のモンゴル発言に関連「私の主張が一つで相手も一つを主張する場合、互いに譲歩しなければ二つになるだけで、一つになれない」とし「南北(韓国・北朝鮮)がそれぞれ半分ずつ譲ってこそ、真の意味の和解・統一を実現できる」と説明。続いて「早期に朝・日国交正常化を実現すべき」とし「それでこそ北東アジアの平和定着が早期化する」と強調した。
李永鐘(イ・ヨンジョン)記者
2006.05.15 14:29:12
北朝鮮、軍の発言が一定の影響力・田中前外務審議官
田中均前外務審議官は15日、東京・内幸町の日本記者クラブで講演し、金正日総書記の独裁とされる北朝鮮で、実は軍の発言が一定の力を持っていると指摘した。北朝鮮の意思決定は「金総書記だけでなく、軍を中心に集合的に」なされていると説明した。田中氏は2002年の小泉純一郎首相の北朝鮮訪問時に交渉役を務め現在、日本国際交流センターシニアフェロー。NIKKEI NET:国際 ニュース
小泉首相が3度目の訪朝を実施するかどうかについては「訪朝には一定の成果が求められるが、それに向けて協議しているようにはみえない」と語った。 (21:00)
田中均氏「北朝鮮とのこう着しばらく続く」
02年9月の日朝首脳会談の立役者となり、去年、外務省を退官した田中均元外務審議官が15日、都内で講演し、拉致問題や核問題をめぐる北朝鮮とのこう着状態はしばらく続くとの見方を示した。日テレNEWS24
田中元外務審議官は、講演の中で「アメリカは対北朝鮮政策を固められないでいる」と指摘した。そして、北朝鮮との交渉は「首相、大統領といった国のトップの権威をもってやらないと、絶対に物事はまとめられない」と指摘した上で、「それが今のアメリカにできるかというとそうは思わない」と述べ、現在のこう着状態がしばらく続くとの見通しを示した。