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英男さん会見 従来の北朝鮮の主張繰り返す

 拉致被害者・横田めぐみさんの夫とされる韓国人拉致被害者・金英男さんが29日、北朝鮮・金剛山で記者会見を行い、北朝鮮に行った経緯や横田めぐみさんの行方などについて詳細に語った。

 「海水浴に行った島で、ボートの中に横たわっていたら寝てしまった。目が覚めると、島が見えなくなっていた。船が見えたので救助を求めた。そして到着したのが(北朝鮮の)南浦だった。私は拉致されたわけでも、自ら北朝鮮に行ったわけでもない」-英男さんは会見で「北朝鮮には拉致されて行ったのではない」とする従来の北朝鮮の主張を繰り返した。

 妻であった横田めぐみさんについても、「うつ病になり、精神に異常をきたした。死亡したのは94年4月13日。病院で自ら命を絶った。日本政府は私を苦しめている」と述べ、日本政府がDNA鑑定の結果、北朝鮮側が提出した遺骨が偽物だと判定したことを厳しく批判した。

 また、英男さんに同行している、キム・ヘギョンさんとみられる女性については、「ウンギョンは私とめぐみの子供だ。本名がウンギョンで、幼名がヘギョン。個人の生活が社会に公開されるのは良くないので、ヘギョンと名乗った」と述べた。

 英男さんは、これに先だって母親・崔桂月さんの誕生日を一緒に祝った。英男さん一家は30日午前に最後の面会を行い、午後、崔さん、姉・金英子さんが金剛山を離れる予定。
日テレNEWS24

韓国高官 北朝鮮は協議復帰を

韓国政府の高官は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備とも受け取れる動きをみせていることに関連して、北朝鮮側に対し、アメリカとの直接対話を行うためにも核開発問題をめぐる6か国協議に復帰するよう求めました。

これは、韓国大統領府のソン・ミンスン統一外交安保政策室長が29日、KBSラジオのインタビューで述べたものです。このなかでソン室長は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備とも受け取れる動きをみせていることについて、「打ち上げる物体を発射台に準備した状態だが差し迫ったものではないと把握しており、燃料が注入されたという情報も持っていない」と述べました。そのうえで北朝鮮がミサイルを発射した場合、韓国政府が北朝鮮に対して行っている経済協力について、韓国内の世論の支持が失われるという見方を示しました。さらに、ソン室長は「6か国協議が開かれれば米朝は対話せざるをえない」と述べ、北朝鮮側に対し、アメリカとの直接対話を行うためにも6か国協議に復帰するよう求めました。ソン室長は、7月4日から3日間の日程でワシントンを訪れて、アメリカのハドレー大統領補佐官らと会談する予定で、弾道ミサイルをめぐる北朝鮮の動きや6か国協議の再開などについて意見を交わすことにしています。
NHKニュース

会見で“めぐみさんは死亡”

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北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの夫である可能性が高いキム・ヨンナムさんは、29日午後、韓国人記者団との会見に応じました。この中で、キム・ヨンナムさんは、めぐみさんについて「1994年4月に死亡した。病院に行って自殺するに至った。日本側が遺骨は偽物だとしたことは侮辱だ」と述べるとともに、北朝鮮に拉致されたことを否定するなど、北朝鮮側のこれまでの主張に沿った発言に終始しました。

このなかでヨンナムさんは、めぐみさんについて、「1986年初めから特殊な部署でめぐみさんに日本語を教えてもらうなかで親しくなり、この年の8月に結婚した。その後3年間は娘に恵まれ、幸せに暮らしていた」と述べました。そして、「めぐみは子どものころ事故にあい、頭に大けがをしたことを覚えていると話していた。よく頭が痛いと言っていた。子どもを産んだあと、健康管理がうまくできなくてさらに悪化し、うつ病になった。あらゆる治療を試みたが、不幸にも回復しなかった」と述べました。その上で、「具体的な方法などについては申し上げませんが、めぐみは何度も自殺を試み、結局、病院に行って自殺するに至った」と述べて、めぐみさんは94年4月13日に死亡したと主張しました。さらにヨンナムさんは、北朝鮮側が日本側にめぐみさんのものとして提出した遺骨について、「2004年11月にピョンヤンに来た日本政府の代表団に会ったときに、めぐみさんの両親に渡す、公表はしないという確認書まで受け取ったうえで引き渡した」と述べました。その上で、「日本側は遺骨をあちこちに回して鑑定までし、その結果、偽物だという幼稚な主張まで持ち出した。これは夫である私とめぐみに対する侮辱であり、耐えられない人権じゅうりんだ。生きている人を死んだとどうして言えるだろうか」と述べて、遺骨はめぐみさんのものではないと結論づけた日本政府を強く非難しました。
NHKニュース