「拉致」家族ら 、今後の運動方針を協議
横田滋さんら拉致被害者家族と全国の救う会の代表らが会合を開き、今後の救出活動の運動方針について協議しています。
会合は横田滋さん・早紀江さん夫妻のほか、全国の拉致被害者家族と各県の救う会の代表らが参加して、11日朝から都内で開かれています。
救う会の佐藤勝巳会長は、今後の北朝鮮の言い分として『6か国協議の5つの作業部会のうち、米朝や朝鮮半島の非核化など4つの部会は円滑に進む中、拉致の解決を主張する日本だけが孤立していると批判するだろう』と述べました。
これに対し、11日の会合で家族会・救う会としての今後の運動方針を協議することにしています。(11日11:05)
TBS News-i
「国民一体で解決を」 拉致被害者の家族会が集会
「相変わらずの不誠実な対応」「国民は一体になって」-。拉致問題での進展がないまま終わった日朝の国交正常化をめぐる作業部会を受けて、拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」は10日、都内で集会を開催。家族からは、「拉致問題は解決済み」との態度に終始した北朝鮮に対する怒りと、さらなる世論の支持を訴える声が上がった。
日朝協議で、北朝鮮側は「日本の立場は決して受け入れることはできない」と日本側を非難、誠意のかけらも示さなかった。こうした対応は家族にとって「想定済み」だったとはいえ、怒りは強い。
松本京子さん=拉致当時(29)=の兄、孟さん(60)は「私たちは(救出に)命をかけている。外務省の人たちは、『日本はこうなんだ』ということをきつく、激しくやってほしい。ただ仕事で行くのではなく、命をかけてやってほしい」と厳しい表情で訴えた。
良好な話し合いが演出された米朝協議と対照的な日朝協議に、「日本の孤立化」とみる声が国内で出始めていることについては、懸念の声が上がった。
家族会代表で、横田めぐみさん=同(13)=の父、滋さん(74)は「孤立化しているのは北朝鮮。(日本は)一枚岩になってほしい。北朝鮮から見て日本の世論が割れているというようなことがないようにしてほしい」と述べ、改めて支持を訴えた。
支援組織「救う会」の西岡力副会長は「孤立しているのは金正日総書記だ」としたうえで、「日本政府の制裁を断固支持し、より強い制裁を求めていく」と語った。
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日本との関係進展不可能 北朝鮮大使、日程調整も否定的
北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使は10日、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」(電子版)との会見で、日本が拉致問題を追及する姿勢のままでは「関係進展は不可能だ」とし、「(現状では)むしろ会わない方がよいのではないか」と述べ、次回日程の調整にも否定的な見解を示した。
宋大使は「日本は(今回の協議で)拉致被害者が全員生存しているという前提で送還を要求したが、このような主張は(小泉純一郎前政権下の)昨年2月の協議でもなかった。論議の性格が変わった」と話し、安倍晋三政権の出方に強い反発を示した。
さらに「今はわれわれが動ける雰囲気にはない」と指摘。日本が拉致問題で進展がなければ、6カ国協議でエネルギー支援に参加しないとしていることについても、「日本に要求しておらず、受ける考えもない」と述べた。(共同)
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