ベテランのジレンマは、監督に徹して動かない罠と、経験で賢くなり失敗を恐れる罠があると思う。
その罠は、その人の成長を止める。
その罠は、その人の成長を止める。
動かない罠は、藤田社長の記事を引用:
「若いのに仕事を人に任せて監督に
徹していると、暇になって、
自身の経験が足りないまま、
失敗を恐れる罠は、
たくさん経験を積むと、少し考えただけで頭が回転し、先が見えてしまい、判断を急いでしまう。(だいたい、やらないという判断に)
少し考えて、難しい課題が出てきたら、「できる!」と言えなくなる。
これが、ベテランのジレンマだと思う。
私は良くも悪くも前者には当てはまらないので、もう少し失敗を恐れる罠について掘り下げる。
正確には失敗が恐い訳ではない。明らかに失敗しそうなら、もっと良い事を考えた方がいいと考えをスイッチするだけ。
ところが残念ながら、100%成功しそうな事業なんて無いので、いつまでたっても「できる!」とは言えなくなる。
そして、できると言えないと、はたから見ると急に熱量が下がる風に見える。未経験だけれどやってみせますという人に、たぶん負ける。
熱量を保つには、己の決意(できるんだという自信)、信じてくれる仲間、応援してくれる人、明るい未来を語れる事だな、と実感している。
しかしながら、それは鶏/卵で、
己の決意、熱量があるから、たとえ結果が理想と現実の結果が大きくても、明るい未来を語れて、信じてくれる仲間がいて、応援してくれる人がいる。
たいてい新しいチャレンジをしようとすると、必ず課題を指摘される。出来ない理由を、次々と羅列される。
イントレプレナーだと尚更。アントレプレナーに比べると突破する必要がある関門は当然増える。
でもそれは必要な事で、やってから課題にぶち当たるより、やる前に指摘されて解決しておいた方が、絶対にいいし、大変ありがたいこと。
そこで出てきた課題を、「そうですよね、だから難しいのです。。じゃぁやめておきます」と言って諦めたら、それでおしまい。
これがジレンマ![爆弾](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
![爆弾](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
どんな課題を出して頂こうと、信念を通して「できるんです!(こうやって)」と突っ切り、実行してしまう事が、熱量なのだと思う。
もちろん、明らかに負け戦決定だったら言うべきではないし、ここのバランスが何とも難しいのだけど。
賢く謙虚過ぎるのも、やる気あるのか?だし、無鉄砲過ぎるのも、考えてるのか?になる。
ふと振り返ると、ここ数年、チャレンジしている風でも(実際にチャレンジはしているけど)、一方で実現できないことも多く、
突っ切って実行しても、予想を超える結果を出せなかったり、
提案はするけど、「できる」と言いきれずに実行できないという事案が続き、
結局できなかった事を他が実行して、悔しい思いをする事もあり、
結果でしか、全ステークホルダーの評価・満足度を上げる事はできない。
結果でしか、全ステークホルダーの評価・満足度を上げる事はできない。
という考えの元、日々奮闘しているけれど、
理想と現実のギャップが大きすぎて、一つ一つ埋めるにしても何かがおかしい。
理想と現実のギャップが大きすぎて、一つ一つ埋めるにしても何かがおかしい。
これ、チャレンジするほど陥ってしまう、若いうち(10年前)から事業責任者をしてきたあるある症候群。
起業家10年目の経営者も、こういうジレンマにハマる方は少なくないのでは・・・?
チャレンジすることを恐れない、チャレンジし続ける、やり切る![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif)
とか普段から言っておきながら、ジレンマにハマっていると思ったので、
自覚し、自分の考えと行動を変えるために書きました。
と同時に、これはまずいので、大事な何かを変えないと。一つ決断もしました。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/037.gif)
とか普段から言っておきながら、ジレンマにハマっていると思ったので、
自覚し、自分の考えと行動を変えるために書きました。
と同時に、これはまずいので、大事な何かを変えないと。一つ決断もしました。