appmomをクローズしたので振り返り | 椿ブログ

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Androidアプリのレコメンドサービスappmomを、3月末でクローズしました。

簡単に事業面を振り返りたいと思います。

2011年スマホブームの中、増え続けるアプリ。どのアプリがよいかわからない所、アプリ利用履歴と属性から、自分にピッタリなアプリを見つけられるアプリというコンセプトでappmomを作りました。

アプリレコメンドは流行らない?

AndroidもiOSでも、アプリのレコメンドサービスは他にもいくつか出ていましたが、結局日本でヒットしたのは一つも無かったと思います。

アプリレコメンドのピボットその後

アプリレコメンド事業者は結局C向けだけではビジネスとして成り立たず、アドネットワークやコンサル、SEOなどB向けのサービスを始めているというのがメインストリーム。

ユーザーは言うほどアプリ探しに困ってないというのが結論なのでしょう。

USアプリレコメンド系のピボット
USでイケてる所は大手に買収されたり提携したりしています。

USでおそらく最大手のアプリレコメンドappsfireはアドネットワーク化、同じくアプリレコメンドのChompはAppleに買収され、アプリ検索のQuixeyはaskやsprintと提携したり大型投資を受ける。

一方、メディアによく出ていて日本人が創業者のappgroovesさんは、pivotとともに名前も変え「searchManSEO」として B向けにSEOツールの販売を始めていましたね。私にも来ましたが周りでもよく「営業を受ける」と聞きます。
実績のある方を新たにCEOに招かれて組織も強化されているようなので今後が楽しみです。(前CEOさんも現CEOさんも面識があるので、影ながら応援しております)

日本アプリレコメンド系のピボット
日本でB向けでスパークしたのは圧倒的にmetapsさんではないでしょうか。初めにアプリダウンロードしてポイントゲット、というAndroidアプリが出た時は、強力なスタートアップが現れた!と、実はすごく注目していました。初めからリワードで入っている点、そしてB向けのリワードの動きがとにかく圧倒的なスピードだったのが印象的で、うまくいっている理由だと思います。スピードと戦略で負けました。とても悔しいです。

スマホで今儲かっているのは、ゲームとリワード。特にリワードにいち早く参入し、市場を取ってきた所が今の勝ち組なのかもしれません。

で、appmomはどうだった?
一方appmomはノンインセにこだわり、アプリレコメンドの質をあげつつ、pivotというかプロジェクトを追加しB向け展開もしていました。リアルアフィリエイトの展開です。リサーチデータ事業もしました。

リアルアフィリエイトについては最高のパートナー様と独自のネットワークを構築し、コンスタントに売上をあげていました。リサーチ系のB向けビジネスも少し売上はありましたが、残念ながら大きな成長曲線を描くことはできませんでした。

リアルアフィリエイトとリサーチデータ事業の振り返りは社内限定にしますニコニコ失敗事例には、チャンスの種が多いのでビックリマーク是非今後に活かしたいです。

Android×セキュリティ・プライバシー
ちょうどappmom立ち上げ初期にミ◯グ事件がおこり、セキュリティ・プライバシー関連を必死に勉強して対策に取り組みました。少しだけ飛び火を受けましたが、心強い社内のセキュリティ委員会と法務による対策と、誠意ある適切な対応ですぐに落ち着きました。

レコメンドの精度が良いほど「気持ち悪い」、こと細かく説明する程「わかりにくい」。
そんな中で、いかにユーザーに対して誠実に、そして役に立つ形になるかというのを追求しました。

当時は利用規約・プライバシーポリシーを研究しまくったので、プライバシーオタクと言える位超詳しくなりました。これはこれで今後に活きると思います。

もし、やり直せたらどうしてた?
よく事業撤退する際に自分に問いかけること。

ノンインセに拘っていたけど、そこをこだわらずに、いち早く、圧倒的に早くAndroidアプリのリワードメディアにして、リワードネットワークを作って海外ネットワークへつなげて広げる展開をしていたら、もう少し大きなビジネスになっていたと思います。でも、その時に戻っても私はやらないだろうな。

Androidコミュニティとの出会い
事業作りにあたって、事業をクローズしても、残り続けるのは人とのつながり。

Android業界に入り、Android女子部との出会い、ABCでの講演からのAndroidコミュニティつながり、シャープハッカソン、北京にアプリを広めにいったこと、TechWaveさんやStartupDatingさんはじめ取り上げて頂いたメディア、Debut Day for AppsやAndroid女子会など一緒にイベントを企画、実施頂いたり。本当にステキな方々と出会うことができて、そして多くの皆様にご協力を頂きました。心から感謝の気持ちをお伝えします。本当にありがとうございました。

これからもお世話になっていきたいと思うので、引き続きよろしくお願いしますビックリマーク

以上事業面での振り返り。

組織面は、最高のチームでした。チームには直接伝えているので長々とは書きませんが、このチームで働けて本当に良かった!!

またこのチームでビジネスを仕掛けられるように、そして次こそはスケールするビジネスのなるように、次こそはビックリマークいけてるビジネスをプロデュースしていきたいと思います。

最後に、事業がヒットしなくても暖かく見守ってくれた、VOYAGE GROUPの宇佐美さんと漆Zさんに心から感謝です!!


という事で、このように事業をクローズすることもありますが、この経験を最大限今後に活かし、引き続き事業人としてヒットする事業作りをコミットしていきます。

引き続き宜しくお願いします!!