
この本は難しくて、2回読んでやっと何となく理解しました。
選挙で落選した際に出る「不徳の致すところ・・・」つまり人望が無いから落選した、という話から始まる。
人望・人徳を否定されたらTHE ENDで何も言えないくらい強烈な言葉なのに、
人望・人徳とは何か?というのはなかなか明確には定義されていない。
定義がわからないと、どうすえば人望の厚い人間になれるかもわからない。
今回は自分というより(自分のためでもあるけど)、子供のしつけを考えて、どうすれば人徳のある人間になれるのか?を知ろうという目的で読んでみました。
では、人望の条件について本にあったキーワードをピックアップ。
これが人望ある人、これが人望ない人、という例えがわかりやすいですね。
「克・伐・怨・欲行なわず、以て仁となすべし」克: 他人に打ち勝ち押しのけ、これを打倒して自分が出て行くこと。
伐:「オレが、オレが」という自己主張。「この組織はオレがいるから保っているんだ」
怨: 自分の「克」を妨害しようとしているとうらむ。
欲: 私欲、貪欲。
「克己複礼」己に克ちて礼にかえる。筋道を立てる事が徳の一項目である礼。
「七情」喜怒哀懼愛悪欲この心の活動が問題を生ずる。抑制しないで野放しすると人間の本性が傷つけられる。
七情を抑制し中庸を保つように心がけ、自らの心を正し、その本性を養い全うする。
愚者は七情を抑制することを知らず、ついに邪に陥り、本性を亡ぼしてしまう。
「プライド」を去り喜怒哀懼愛悪欲の七情を制す。
徳がある人1) 寛大だが、しまりがある
2)柔和だが、事が処理できる
3)まじめだが、ていねいで、つっけんどんでない
4)事を治める能力があるが、慎み深い
5)おとなしいが、内が強い
6)正直・率直だが、温和
7)大まかだが、しっかりしている
8)剛健だが、内も充実
9)強勇だが、義しい
徳が無い人
1)こせこせうるさいくせに、しまりがい
2)とげとげしいくせに、事が処理できない
3)不まじめなくせに、尊大でつっけんどん
4)事を治める能力がないくせに、態度だけは居丈高である
5)粗暴なくせに、気が弱い
6)率直にものを言わないくせに、内心は冷酷
7)何もかも干渉するくせに、全体がつかめない
8)見たところ弱々しく、中身も空っぽ
9)気の小さいくせに、こそこそ悪事をはたらく
「中庸」という自己統御を通じて、それを他に及ぼしていく状態を現出した人が、「人望のある人」。
「畏敬」が知恵、徳、知識へと進む基本的前提。
「状況判断・決心・処置」人は過ちをおかしたら、明確に状況判断の誤りを部下に告げ、決心変更を表明し、新しい処置に基づく指示を徹底させる。それが「掌握」につながる。
とにかく謙虚に、自己コントロールでき、それが人に影響を及ぼしていく突出したレベルになると、人望がある人になるのだと思う。
- 確固たる自信を持ちながら謙虚であり続けるというのは、もしかしたら難しいのかもしれないけど、
やっぱり謙虚な人とチームを組みたいと思うし、
常に謙虚でいたいと思います