「大統領・李明博自伝」はすごい自伝。

「大統領・李明博自伝」を６月頃に読んだ。この本は@dekitanさんのブログで知りましたが、これに限らず私が買う本の半分は曽山さんブログで紹介されている本だと思います（笑）同載されている本田宗一郎氏本のブログはこちら。かなりインパクトの強い、壮絶な自伝でした。李明博氏のwikiはこちら

李明博自伝 (新潮文庫)/李 明博

￥700
Amazon.co.jp

私は李明博氏の情報はほぼ知らなかったのですが、貧しい幼少時代から建設会社（現代建設）に入り、若くしてトップに上りつめ、経済を以って外交を行いフロンティアを築いてきた方。

私がはじめに商社に入ったのは、まさにこういう仕事をしたかったからだったのを思い出した。
「経済を以って社会に貢献する」という新卒時代の初心は変わらない。今からでも出来ると思っているし、やるつもりなので、ぐっと視点が上がった。

そして、どこか孫正義氏の本とトーンが似ている気がした。

志高く 孫正義正伝 完全版 (実業之日本社文庫)/井上 篤夫

￥720
Amazon.co.jp

では、「大統領・李明博自伝」のピックアップフレーズ。


・今や、政治は当地ではなく。未来を先取りする経営でなければいけない

・経済的不平等、分配の矛盾やそれに伴う階級間の葛藤・・・などの問題も現れた。（略）本当に価値のある暮らしやすい社会の一端を担うべきではないかと感じている。

・何よりも私が自信を持って学んだと言えるのは企業家精神である。

企業家は商人ではない。真の企業家は無から有を作り出す発明家である。
真の企業家は不可能を可能に変える解決者である。
真の企業家は非生産的な事を生産的に変える革新家である。
企業家はお金よりも仕事を愛し、仕事の成就に意味を見出す。


本当にすごいなぁと圧倒されました。韓国パワーのルーツを垣間見れた気がしました。