AR(拡張現実)の新しい可能性(BY経済産業省ver&DACver) | 椿ブログ

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@ikkou3 主催の「勉強会(161回)」に参加してきました。経済産業省の方のプレゼンです。


ARは二年前あたりからIPA未踏プロジェクトがきっかけで興味を持ち、調べていました。


今回の話はこれまたお腹いっぱいな内容で、ARを使ったルートナビゲーション、プロモーション、情報ビューワー(マーカーレス)、情報ビューワー(マーカー型)、ゲーム・エンターテイメント、作業支援系など、かなりの事例を紹介して頂きましたが、半分も知りませんでした!

経済産業省のプロジェクトリンク(e空間分野)

資料をデータで頂いたので、事例リンクの共有です。

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1-1.「Tokyo Underground 」

開発・提供主体: Presselite

概要
拡張現実ボタンを押すと、カメラ内にデジタル情報(空間に埋め込まれた情報)がリアルタイムに表示される。さらに、レストランやカフェ、コンビニ、レジャーなど、有料アドオンでPOI情報追加にも対応。その他、ブックマーク機能や路線案内、オフライン機能、多言語表記などに対応。

PresseliteはiPhoneで世界各都市の地下鉄情報アプリを提供。

http://www.appbank.net/2009/08/29/iphone-application/46767.php

1-2.「直感検索・ナビ」

応用目的: ナビゲーション
開発・提供主体: NTT docomo
概要
現実世界の映像に、実際は目に見えない情報を合成表示し、現実世界を拡張して新たな感動体験を与える事が可能。

その他、研究中技術として、「サラウンド音声伝送」(音声チャットの参加者それぞれの声を、思いどおりの位置に振り分けて再生する技術)、「眼鏡型ディスプレイ」(眼鏡に映ったノート、壁、テーブル等に映像を重ねて表示して、いつでもどこでも好きな大きさでコンテンツを閲覧)、「3Dディスプレイ」(遠くにいる物・人・景色などを、まるで目の前に実際にあるかのように立体的に映し出す技術)など。

http://trial.nttdocomo.co.jp/technology/ar/index.html

1-4.「WikitudeDrive 」
応用目的: ナビゲーション

開発・提供主体: Mobilizy

概要
Android向けのアプリケーションで、走行中の車と連動し、表示されたカメラ映像へルート表示。重ね合わせた画像表示に加え、音声による案内も提供。
通常のカーナビと同様に3Dビューワーも備えており、利用者によって選択可能。
マルチタスク対応で走行中の通話も可能。
現状はUSのみのテスト。

http://www.monogocoro.jp/2010/05/24/wikitude-drive.html


2-3.「エヴァンゲリオンARアプリ」

応用目的: プロモーション(店舗企画連動型)
開発・提供主体: ローソン/カヤック
概要
iPhone越しに、80メートルの等身大エヴァが見られるiPhoneアプリ。
ローソンでの劇場版ヱヴァンゲリヲン破のDVD・ブルーレイ販売を記念した連動キャンペーン。
人気があまりに集中したため、急遽中止になってしまったが、2日間の3万5000以上ものダウンロード。
箱根の仙石原小学校でこの専用アプリをかざすと、360度どの角度からでも全高80メートルのエヴァンゲリオン初号機を見ることができARイベント
http://www.lawson.co.jp/eva/ar/

2-6.「Webcam Social Shopper 」
開発・提供主体:Zugara

概要
自分の家の自分の部屋に居ながらにして、いろんな洋服をオンラインで試着できるアプ
ユーザの体の画像の上に、服の静止画像をオーバレイする。
Webカムを使ってユーザの体の位置を認識し、服をオーバレイする位置を正しく調節でき、さらに、別の服を試したいときにキーボードやマウスのところまでわざわざ行く必要がない。
ソーシャルな要素として、試着画像をFacebook等で共有し、友だちの意見を聞くことも可能

http://jp.techcrunch.com/archives/20090623zugaras-


6-2.部品組み立て作業工程補助
開発・提供主体: VTT

概要:部品や製品の組み立て工程を専用のマーカー上で作成することで視覚的に補助。

http://www.youtube.com/watch?v=vOhiZ37aaww&feature=player_embedded#!



6-3.医療現場・研修支援
概要
実際の患者の身体の位置に合わせて、透過したように骨格や生体などの映像を表示し、医療支援、学習支援をすることができる。

http://crazymotion.net/mar-volume-rendering-in-high-quality-visualization/w29OSzQbxpcQjAy.html

http://www.youtube.com/watch?v=7G3H3ImCWlE&feature=player_embedded

----他にもたくさんありますが、一部ピックアップして掲載しました----

■「街なかARマーカ」プロジェクト

「街なかARマーカ」プロジェクト(街のなかに設置するピクトグラム機能も兼ねたARマーカ)の紹介は渋谷がテストエリアになっているので、是非参加してみようと思いました。こういうのは体験しないとわからないのでね!

pin@clip で実績があるそうですが、もう終了だそうなので残念!


■総じて感じたこと

全体を通して、中にはそれは省でないとできない事!と思う事や、それは我々でも余裕で出来る。。という事まで沢山。そして経産省の取組を(私が)知らない事!知ろうという努力が足りないのと、伝えるという努力が足りないと感じました。


ちょっとネットベンチャーが絡んだらもっと速く、もっといいものが出来るのでは?と思う事もあったので、チャンスを探ろうと思います。


また経産省の村上さんと半年前お会いして大変感銘を受けまして今回もスケールの広さに刺激受けまくりでした。今回新たに他のスタッフの方ともお知り合いになれたので、面白い事を通じてベンチャーとの接点を増やす何等かの事に貢献できるように動いていきたいと思います。


写真は二次会の場所。異業種の(面白い)方々とこんなサービスいいんじゃない?とブレスト出来る、素晴らしい会です!いっこうさんいつもありがとうございます(^-^)

村上さんのブログ:村上敬亮 情報産業の未来図
勉強会主催、渡辺いっこうさんのブログ: 日日是精進~わたなべ企画事務所物語

■AR勉強会でのメモon Twitter

「ARが映し出す新しい可能性」 BY経産省 @ikkou3 の勉強会、なう。e空間実証事業。半年前、村上さんに出会って役所の人はすごい事しているんだな、と思いました。


 

イノベーションは規制と表裏一体だから、どこまでできる事が見える経産省は大きなチャレンジが出来るのかなぁ。発想や実績がダイナミックすぎ!未踏の人達に村上さんの話を聞かせたい。話が大きくて、ものすごくワクワクする!


 

意外に経産省は大企業と連携した取組をしてたりする。ベンチャーの中にいたらなかなか知り得ない事実。もっとデカい事を仕込めるようにならねば!


 

eクリエーション空間の話。役所の人はやはり考え方がマクロでディーテル(×地域)である所は事業家として見習わなければと思う。IT×クリエータの発想。次経済産業省に出向中の方の話。経産省で事業推進、楽しそう!


 

実証実験 pin@clip の話。電脳コイルと映画ドラえもんとのタイアップの話。全然知らなかった!こういう情報をちゃんと知れるような活動をしてもいいかも!


 

「コレカモネット」の紹介。このレベルでいくら使ったのか!?経産省で開拓してここまで来たら民間で、みたいなサイクル。こういう事をベンチャープロジェクトがサポートしたらもっとスピーディに立ち上がれるのではないかと思うので、提案してみよう


 

LEDを使った可視光通信の話。位置測定が出来て分かりやすい。次は「Rocket Box」について「プラタモリ」の番組で放映された場所に行けて、ナビが出て、その場所にしか出てこないプリクラフレームに返されるという体験。ココカメラ!視聴率把握にも。まだiPhoneアプリあるかな?


 

「リアルを面白くする、市場を作る」。街や商店街が呟き始めた。ニュースやブログ、過去の地図、新聞記事、POS、情報番組にジオタグがついたら、、?新サービス。タクシージオタグのAPI解放とか。


 

商標の画像DBと商標のメタDBをつなげられたら。。アメリカ政府のOpen government DATA.COM ここで政府がもつデータを公開している。


 

2-30代の若者は貧困化している。「大きな物語」の喪失、身近なものしか信じられない?マスの力を借りるのではなく、個人の発信から「共感」駆動型へ。


 

今夜は @taguchi さんもいらしてる(^-^) 田口さんと話すと、気付きを与えて頂きます。感謝!



■ARのプレゼンをして頂きました (別のご提案で来訪頂いたのですが…たまたまこのタイミングで!)


プレゼンをして頂いた企業:Digital Advertising Consortium(DAC )さま


デモ頂いた方:佐藤さま

ARソリューション名:D’fusion (ディフュージョン)

開発元:Total Immersion社


事例集:http://www.t-immersion.com/en,video-gallery,36.html


【ケース1】おばけが動く!色も変わるAR。

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【ケース2】車の紙をカメラに移すだけで、立体的に走る車が映される!

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【ケース3】トランスフォーマーになっちゃうぞ!(仮面も外せる、これは男の子オオウケ間違いなし!!)
http://www.weareautobots.com/ww/index.php
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【ケース4】顔の位置を認識して眼鏡を試着できるサイト。かなり正確!!

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楽しいです、すみませんあせるここまで来たら趣味の範囲ですニコニコ


ここから、ARを使ったビジネスのブレストを少々。

もう少しコストが抑えられたら、リアルに色々できそうですね!!

ソリューションにご興味がある方はDACさまへお問い合わせ下さいませ^^


■アメリカ、サンフランシスコから情報届きました!

サンフランシスコのOpen Wisdomの会でお会いした@Utah01さんに情報を頂きましたので追加掲載します。

さすがアメリカ、進んでますね!

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ARはHuman I/Fが課題です。
Layarや地下鉄案内のような実写の中に映し出すのが
昨年からの流行です。
商品棚の商品にレビューを出すのもARの一種かも。
http://www.toshiba.co.jp/rdc/rd/detail_j/0601_01.htm

多分、FacebookのConnect機能のように友人含めた
嗜好をBIで分析して、デジタル・サイネージ含めて
推奨を出すのが、目が疲れなくていいかなと思ってます。
(自分の近くの電子表示板に自分用の推奨が)

先日、カリフォルニアの車のナンバープレートを
デジタル・サイネージにする記事を見ました。
http://www.chihouban.com/blog/2010/06/post_2608.html
街中どこでもこれ、風景設定など個人設定もできるように
すれば、自分の好きな環境を連れて歩けます。