ちなみに学生時代に専攻していたゼミは「開発経済学」。
深堀するためにブラジルの青少年向け職業訓練所のNGOでインターン、フィールドワークもして、そもそも国際派になりたかったのでインカレでも模擬国連に所属していて、途上国の経済発展についてそれなりに研究していました。
持論は、「開発経済(持続可能な経済成長)は雇用から」。
貧困スパイラルは雇用で解決できるといったもの。
だから、スパイラルを脱するには雇用されるためのスキルや経験が必要で、それを取得できるためのラインにのるにはどうすればいいのか?というのが私の卒論のメインテーマ。職業訓練所でのインターンは事例の一つ。
一方、先進国アメリカ、日本では今ビッグ3の話や最近野党が提出した4つの法案も直接、間接的に雇用に結び付く内容ですが、先進国の雇用はそもそもマイナスにレバレッジ対応ができない位バランスが崩れてしまっていて、企業の経営構造が良くないので危機を迎えている訳で、政府の力は借りずここは資本主義に身を任せるべきだと私は思う。痛手は大きいとは思いますが。
国は企業救済ではなくセーフティーネットを固めるような役割をすべきだと思いますが、その点でこの記事がとても面白かった。
「ベーシック・インカム」を支持します - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
『(1)幾らにするか、(2)財政的に可能か、(3)働かない人にも払っていいのか、(4)対象範囲をどうするか(外国人は?、子供は?、等)といった大きな問題がある』
1.月5万くらいで 2.税でまかない(他で調整) 3.全員に払う 4.外国人も子供にも払う。(労働力の競争力を高めたり、少子化を解決)
ブラジルでも、現ルラ大統領就任後、貧困層に毎月最低賃金よりちょっと安いくらいの金額支給の制度を始めた。
ブラジルの貧困層はそもそも雇用のハードルが高く、頑張りたくても頑張れない、その子供も同じ道を歩む。。バッドスパイラル。
現地で人間らしい生活さえもギリギリな底辺ライフな人たちを見てきたり一緒に暮らしてみて、自叙努力には限りがある事を体感した。ただ、改善できればかなりの経済効果もあると思う。
資本主義はいいけど、網から落ちてしまい人間らしい生活が送れないケースこそ国が守るべきだと私は思う。
ただ、短期的にお金や食べ物を与えても持続可能な成長は難しくスパイラルからは抜け出せないので、雇用のフェーズの機会創出のための施策、職業訓練の機会が重要だと私は考えます。では具体的に何をすべきなのかはまだわかりませんが。。私もライフワークとして長期的に模索していきます。
専門家ではないので間違っている事もあると思いますが、私の将来の夢の原点はこの持論、ライフワークの一つでもあるので、少しずつ具現化に近づきたいと思います♪
ちなみに今週の日経ビジネスの「リアルベトナム」特集は何かと理由がわからないまま投資熱溢れてるかと思いきやリアルな内容でで面白かったです。