先日の日経新聞コラムに、ブラジルの経済成長に関する記事がありました。
ブラジルの経済成長率が5%越えで、引き続き好調。
資源国という事もあるけど成長を牽引しているのは個人消費との話。
ルラ(大統領)の悪口も、そんなに聞かないし。うまくいってる感ありますね。
私は遠く離れているので実感わきませんが、通貨がここ長い間安定しているのが何よりの証拠。
なぜ個人消費が伸びているか、に関して、キーは『利息なし分割払い』。
具体例でいうと、五年前位から家電ショップや家具屋でよく見掛けたのですが、
値段の表示が『超安っ!』って思ったら、右上に『×60』と書いてある。(そしてガッカリ)
そんな感じです。
どこが『無利息』分を請け負っているのかは、分かりませんが。
そう言えば、普段の支払いで南米系は分割払いを頻繁に使う人をしばしば見る。
文化なのでしょう。
その経済背景もあってか、ブラジルのネットサービスではEC系が圧倒的に強い。(動画やSNSもそうですが、マネーが動く点で)
しかも、リアルの大手流通ECサイトが圧倒的。オークションのメガサイトもあります。
ショッピングサーチもかなり伸びてる。
貧富の差が大きいながらも、貧困層がネットカフェ等(増えているそう。)にアクセスしやすくなって来たことから、裾が広がったのもあるでしょう。
政治、経済、社会的にも、インフラ的にもな成長背景を持ち、ネット市場のさらなる成長性も見えてきている。
マクロに見ると、好条件が揃ってきました。
次にブラジル行く時、どう変わっているか楽しみです!