メディア事業から見た検索 | 椿ブログ

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電通さんから2007年の広告に関する資料 が出ましたね。


インターネット広告は6000億、昨年の倍。 すごい成長率です。


中でも検索売上がアツい。


メディア事業の決算報告を見ても、必ずと言っていいほど検索を強化して収益アップという事が書いている。


cybozu.netも例に漏れず、ちょうど検索をテコ入れ中で手応えを感じ始めている所。


検索収益は通常の枠広告と異なり、トラフィックがあるサイトであれば検索窓さえ置いておけば営業をかけなくても売上がたつ(はず)。


ただ突然検索窓をぽこっとつけてもアフィリエイトリンクを貼るのと同じで、窓をつけてもユーザーが検索をする『目的』が必要。


サイト内を検索できるようにしたり(Y!が無料で提供 )、インセンティブを絡めた検索 があったり、環境を切り口 にCSR的な事にからめたり。色々あります。


また、私達は検索する時に0.何秒でクリックしている事も多いと思いますが、


メディア側からすると検索結果のちょっとした見せ方を変えるだけでクリック率が微妙に変わる。


ただそれは自社メディア内の小さな改善の一つでとてもミクロな話。マクロに見るとGはどんどん検索シェアを上げている。


そんな中で、中堅メディアはこの検索の波に対してどうアプローチしていくべきか?


他でも簡単にできることをしても真似されるだけ。そんなうまい話はない。


ターゲットユーザーがどのようなシーンでどのような情報を必要としているのか、を考えた上で差別化をはかっていく。というのが正論。


各メディアが今後どう出てくるかは見所ですね。


うちも波に乗り遅れないようにチャレンジし続けないと!です。