From:ななころ
お気に入りカフェより
◆金利上昇気配・・・
世界中が急激にインフレとなる中、日本の住宅ローン金利にも上昇の気配が出てきました。
メガバンクがこぞって7月から金利を引き上げています。
=== 記事一部抜粋 ===
大手5行が引き上げ 7月の住宅ローン金利
三菱UFJ銀行など大手銀5行は30日、7月の住宅ローン金利を発表した。
長期金利の上昇基調を踏まえ、5行が代表的な固定期間10年の基準金利を引き上げた。上げ幅は三菱UFJ銀、三井住友銀行、りそな銀行が0.05%、みずほ銀行が0.15%、三井住友信託銀行が0.20%。
(2022/6/30 時事通信記事より)
=== ここまで ===
今のところまだ急激な上昇というよりも上昇気配。
まだ影響もさほど大きくはありません。
ただ、今年から日本のあらゆるものが値上がりしています。
・スターバックス全ドリンク値上げ
・スシロー「1皿100円」→「1皿110円~130円」へ値上げ
・ガソリン170円/L以上へ値上がり
そして、ここにきて住宅ローンまで金利上昇気配。
私たちの利用する不動産投資へのローンも上昇するかもしれません。
これから1年、2年で日本の経済状況が激変する可能性すらあると、私は警戒しています。
◆金利1%上昇が命取り
金利上昇は、住宅ローンにも影響がありますが、それよりも私たち不動産投資家にも大きな影響があります。
私たち不動産投資家が引っ張っている、ほとんどの借入が「変動金利」だからです。
たとえば、5000万円を金利2%、期間20年で融資を受けていたとすると、金利が1%上昇しただけで、毎月の返済は約3万円も増えてしまいます。
毎月返済額:約25万円 → 約28万円
1億円の借入ですと、単純計算で倍の6万円の返済額上昇となります。
毎月返済額:約50万円 → 約56万円」
いや~、これは怖い。。。
私のような地方物件の場合は1部屋分の家賃ぐらいのインパクトです。
かといって都心の物件の場合はもっと深刻かもしれません。
借入額も大きいでしょうし、利回りも高くないからです。
都心の新築アパート投資法のようなイールドギャップ(利回りと金利との差)で儲けているような投資法ですと、特に大きな影響が出てしまうかもしれません。
2008年ごろに私が不動産投資を始めたころというのは、まだバブル前の金利が高かったころ余韻が残っていました。
そのため、「金利上昇には気をつけろ!」という不動産投資本もありました。
ところが、ここ20年ずっと金利が低いままでしたから、金利上昇を予測して対処するような不動産投資本はあまり見られなくなってしまいました。
むしろ低い金利を利用した不動産投資法がもてはやされていました。
これから不動産投資を始める方は、今一度金利上昇リスクを織り込んでシュミレーションをすることを強くオススメします。
また、不動産投資を始めており銀行からの借入がある方は、今のうちから金利上昇対策をしておきたいところですね!
◆編集後記
先週金曜日配信のメルマガでお伝えしたのですが、本当に息子のスペイン留学は大変な目に遭いました。。。
最後の1週間は無事に帰ってこれるかどうか、不安で不安で不安でよく眠れませんでした。
一方で、素敵な出会いもたくさんありました。
日本で生活しているだけでは到底出会うことのなかった人たちとも、つながることができました。
息子だけでなく、私自身も大きく成長できたかなと思います。
とりあえず3ヶ月ぶりの家族4人の生活をゆっくり楽しんだら、他のご家族が私たちと同じように不安な目に合わないように、仲介役の業者へ追求していこうかなと思っています。
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