From:ななころ
お気に入りカフェより
◆延滞率が急上昇
先日、スルガ銀行が第3四半期の決算を発表しました。
今回の決算では1棟収益ローンの延滞率が急上昇。
前回(2021年9月)は「4.7%」だった延滞率が、
なんとっ!?
今回は「7.16%」へ急上昇しています。
その結果、個人ローントータルでは、延滞率は「8.53%」へ上昇。
融資残高1.9兆円のうちの8.53%ですから、1500億円ほどが焦げ付いているという恐ろしい事態になっているのです。。。
延滞率が急上昇している背景には、被害者弁護団に相談している債権者が一斉に返済を停止していることが大きく影響していると考えられます。
被害者弁護団には、400名弱の債権者と50名上の弁護士が加わっています。
かぼちゃの馬車の代物弁済を成し遂げた”あの被害者弁護団”です。
昨年11月の決算発表では、6037億円に未回収リスクがあると発表しています。
スルガ銀行はかなり厳しい。
スルガ銀行は存続できるのでしょうか・・・?
※関連記事「減り続ける融資残高、、、スルガ銀行が2022年3月期の決算を発表」
◆苦しいスルガ銀行
一方で、相変わらず新規融資は一向に伸びていません。
「柔軟な融資復活か!?」と期待されましたが、最盛期には程遠い状況となっています。
銀行のくいぶちである融資残高も減る一方となっています。。。
それはそうです。
スルガ銀行から借りているというだけで、他の銀行は白い目で見てきますから、買い増しする場合の足かせになる可能性もありますから。
融資先としては、どうしても欲しい物件があるけれど融資してくれる銀行がない時まで、できるだけ後回しにしたいですよね。
また、スルガ銀行の上層部も営業もやる気は出ないですよね。
行き過ぎた成果主義から今回の不正融資横行が起こりましたらから。
幸いなことに自己資本比率は高いままなのですぐに潰れることは無いでしょうが、抜本的に体制を刷新しないと3年持つかどうか・・・。
◆スルガ銀融資物件をお持ちの方は・・・
スルガ銀行がこういう状況ですから、スルガ銀行から融資を受けているサラリーマン大家さんは、他行へ借り換えするか売却してしまった方が良いです。
「そんなことできるの!?」
そんな風に思われる方もいるかもしれません。
たしかに耐用年数を大きくオーバーして借りている場合は、他行への借り換えは難しいかもしれません。
ただ、売却のチャンスはあります!
実際、情報交換グループに所属するメンバーは何名も売却成功事例が出ています。
1月末にオフ会を開催した時にも、2名3棟が売却に成功したと報告がありました。
そのうち1名は5億円超えの1棟物件です!驚
しかも現金一括決済で売れてしまいました。。。汗
このうように売却成功のコツとタイミングさえ逃さなければ、損切りせずに売却することもできるかもしれないのです。
現在苦労している or 将来苦しむ可能性の高い物件でも手放せるのです。
相談希望の方がいたらアドバイスできるかもしれません。
1回だけのメール回答にはなってしまいますが、無料で回答します。
ななころへ相談したい方はこちらのメールフォームにご記入ください。
▼スルガ銀行融資物件の売却相談フォーム
メルマガも毎週金曜に発行しています。さらに役立つ情報も書いてます。まだ登録されていない方はご登録ください。(登録は無料です。即解除もできます。)
▼毎週金曜配信のメルマガ登録 → コチラ
◆編集後記
今お気に入りのカフェでこのブログを書いているのですが、証券会社の営業マンらしき人と工務店の社長らしき人が話しているのが聞こえてきます。
工務店社長「毎月の掛金を10万円増額してほしい」
営業マン「社長のところ儲かってますもんね!」
工務店社長「そうなんだよ、おふくろが増額しろって」
営業マン「お子さん対象のこういった保険はどうですか!?」
ウッドショックやコロナであらゆるものが値上げしていますが、便乗値上げで儲かっているところも多いのでしょうね。
同じ商売人として値上げは悪いこととは思いませんが、不動産投資家としては値上げの中身をしっかりと精査していきたいなと思った次第です。
成功した人たちは、どのようにして不動産投資で経済基盤を確立しているのか?
不動産投資で経済基盤確立に成功した9人の貴重なサラリーマン不動産投資実践記を、レポートにまとめました。
そろそろご案内を終了しますので、まだ読まれていない方は今すぐダウンロードすることをオススメします。
▼レポートをダウンロード → 「不動産投資で経済基盤を確立した人々の物語」(PDF25ページ)