どうして簡単に騙されてしまうのか? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


◆マンガ「正直不動産」

つい最近読んだマンガで、
「正直不動産」というマンガが面白いです。


不動産投資に特化した内容ではありませんが、
不動産業界の裏側を見事に描いています。


~ あらすじ ~
 

エース営業マン・永瀬財地(主人公)は、

嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す。



だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、

なぜか嘘が上手くつけなくなってしまった・・・。


すると、途端に営業成績は急降下。

口八丁手八丁の不動産業界において、
嘘をつけない営業マンの苦悩と葛藤を描く。

~ ここまで ~

スクリーンショット 2018-05-15 12.43.51





現在、1巻と2巻が発売されていまして、
「新中間省略登記」などもテーマに取り上げ、
グッと面白くなってきます。


このマンガの内容を、
スラスラと理解できるようでないと、
不動産投資で勝ち残るのは厳しいかもしれません。

そういう意味でも勉強にもなるマンガです。


そして、
不動産取引だけでなく、すべての取引において、
何が「正直」であり、何が「正義」なのか?


考えていくとさらに深みが増していきます。


今ならコミックシーモアというサイトで、
無料で少しだけ立ち読みできるようです。


(私は知らなくて買ってしまいました。。。)


スクリーンショット 2018-06-05 17.39.34


スクリーンショット 2018-05-15 12.45.46



◆嘘を見破れる時、簡単に騙される時

ところで、なぜ人は、
相手の嘘を瞬時に見破ることができることもあれば、
簡単に騙されてしまうことがあるのでしょうか?


マンガ「正直不動産」に描かれているように、
マンガの世界だけでなくて、現実においても、
不動産業界は騙す騙されたが日常茶飯事です。


シェアハウス投資の件もしかり。

サブリースの件もしかり。

仮想通貨の件もしかり。


瞬時に見破ることができる人がいる一方で、
簡単に騙されてしまう人もいるのです。


「私は大丈夫」と思っていても、
投資や事業というリスクを追う以上、
嘘には上手に付き合っていく必要があります。



◆人間は違和感にすぐ気がつく

私たちは「相手が嘘を言ってるなぁ」と、
違和感を感じるときがあります。


子供に関わる仕事や
子育てを経験されている方でしたら、
特に分かると思います。


先日、小学3年生の息子と、
こんな会話がありました。


私「今日はもう宿題終わったの?」

息子「うん、終わったよ。」


この会話のやり取りで、
私はちょっとした違和感を感じました。


息子が答えるときに、ほんの一瞬ですが、
”間”や”声のトーン”や”仕草”に、
「あれ?」と思ったのです。


そこで、私は突っ込んで聞いてみました。

私「計算はやったけど、漢字はやってないでしょ?」

息子「・・・、うん」


私の感じた通りでした。

たしかに宿題は”一部”やっていたのですが、
”全部”はやっていなかったのです。


このように、随所にちょっとした、
違和感を感じるものです。


たとえば、
日大アメフト部の会見やレオパレスの会見で、
多くの人が”違和感”を感じたのではないでしょうか。



<嘘をつく時につい出てしまう仕草>

・目をそらす

・体を前後に揺する

・唇を噛む

・貧乏ゆすりをする

・ペンを指でもてあそぶ

・耳にさわる

・左を見る

・鼻を触る

・わざと有効的な態度を取る



以上のように、どうしても、
妙な間が空いてしまったり、
一瞬宙を見上げたりするのを、
私たちは瞬時に察知しています。


レオパレスの記者会見でのこと

スクリーンショット 2018-05-31 17.17.26


スクリーンショット 2018-05-31 17.11.45
(左側に視線をする様子)



日大アメフト部の記者会見でのこと
スクリーンショット 2018-05-31 18.43.18
(唇を噛む様子)

スクリーンショット 2018-06-05 22.07.22
(左側に視線を向ける様子)



◆3歳だって嘘をつく

ある本によると、人はかなり幼い頃に、
「意図的に嘘をつく能力を身につける」そうです。


3歳の子供を対象にした面白い実験報告があります。


その面白い実験の内容は、

いかにも子供が喜びそうなおもちゃを、
子供の背後に置いて、

「絶対に後ろのおもちゃを見てはいけないよ」
と言い聞かせて、そばを数分間離れます。


すると、一人きりになった子供の約90%が、
こっそりとおもちゃを見たそうです。


そして、「おもちゃ見たでしょ?」と尋ねると、
62%の子供が「見てないよ」と答えたり、
何も答えなかったそうです。


子供に接する人の多くがご存知のように、
子供の頃から嘘はつきますし、
嘘をつくことは知っているのです。


ただ、嘘が悪いかどうかは、
ここで議論するのは止めておきまして、

「嘘も方便」というぐらいですから、
嘘には、良い嘘と悪い嘘があります。


ただ、「嘘をまったくつかない人間はいない」
ということをほとんど人が知っていますし、

トムソーヤの冒険などで有名な
小説家のマーク・トウェインは、

「本当のことばかり言う人間は、とても一緒にやっていけない」

とも語っています。



◆どうして簡単に騙されてしまうのか?

それでは、私たちは、
人が「嘘をつく」ということを知りながらも、
どうして簡単に騙されてしまうのでしょうか?


「あれ?」と一瞬違和感を感じることがあるのに、
嘘を見抜くことが出来ないのでしょうか?


不動産投資で騙されたと主張する人で、
ほんとうに嘘に気づいていなかった人は、
どのくらいいるのでしょうか?


嘘を見抜けない理由は、
いろいろと考えられると思いますが、
主に3つ上げてみたいと思います。


1.適切な質問をしなかった

知識不足の場合、相手の嘘を見破るために、
適切な質問をすることができません。

そのため、違和感を感じても、
それが真実かどうかを明確にする力がないのです。


2.違和感をあえて見逃した

また、違和感を感じたとしても、
さまざまな理由から、
あえて違和感を見逃すこともあります。

自分にもメリットがある場合は、
嘘を見逃すことも少なくありません。


3.やっぱり人を信じたい


そして最後には、多くの人の根っこには、
「人を信じたい」という気持ちが、
あるのだと思います。

または、人が人を騙すような世の中よりも、
お互いが信頼し合う世の中の方の方が、
安心できるのです。

(これもお国柄があるようですが)



◆まとめ

このように、人は誰しもが、
多かれ少なかれ嘘を付く生き物です。


以前の私は「嘘を付くなんてひどい奴だ」
などと一人で憤ったりして、
精神的に疲れたときもありましたが、

まずその大前提に立つことで、
だいぶ心が楽になりました。


自分自身だって嘘を付くのですから。


ただし、投資や事業の世界には、

「人様に迷惑をかける嘘」

「人様を不幸にする嘘」

を付く人がいます。


そうした嘘は見逃さないようにし、
嘘を見破れるように知識を身につけ、
絶対に騙されないようしたいものです。