前回は「やる気」についてお話させていただいたので今回は少し深くお話をする為、「興味を持つ事」「記憶との関係制」について考えていきたいと思います。
皆さんは何かを好きになるとき、どんな気持ちになりますか?
先ず好きになるって…どんなだっけ?
「好きこそものの上手なれ」
先人はいつもいい言葉を残してくれます。
最近の子の傾向として、
何か好きな事、好きなものはありますか?と聞かれても
即答できない子が多いと感じます。
あながちそれはハズレではなさそうに思います。
便利な世の中になった分、子供たちの興味の対象はどんどん減っているのかもしれません。
かといって、勉強をしないわけにもいかない。
でも無理やりテキストを読ませても知識は右から左へスルー♪ですからねw
じゃあ、そもそも、なんでテキストを読んでもスルーされてしまうのか?
人の脳は通常10%くらいしか機能していないと言われています。
残り90%はほとんど使われていません。
何故でしょう?
単純に消耗が激しいからです。
もしも人間が脳の90%を使うようになればどんなことが起こるでしょうか?!
私には人間の平均寿命が明らかに短くなる未来しか想像できませんでしたw
脳を活性化させると頭が良くなる!
脳をたくさん使えば物忘れをしなくなる!
理屈としては合っていますが、脳はダメージを回避させるために怠ける方を選択するのです。
そうでなければ、使われない90%の存在意義って何?って思いませんか?w
脳の残りの90%は生きるための保険…のようなものだと思います。
火事場の馬鹿力なんか、典型的な例だと思います。
また、追い込まれないと出来ない…というのもこの火事場の…に起因していると思います。
だからよく「脳は自分自身をも騙す」と言います。
例えば、計算問題。
授業をしていてよく思うのは、
計算を紙に書きださずに頭だけで計算しようとする人は計算ミスが非常に多いです。
そりゃそうでしょう。
頭で計算するには数字を脳に刻み込んで記憶しなくてはいけません。
普段私たちの思考は浅い部分、「短期記憶脳」の部分で処理されます。
そこはそんなに容量がありません。
覚えようと必死に詰め込んでも一番古いものから自動消去されます。
だから「8」という数字が「6」と誤認されたり、「7」という数字が「1」と変換されたり…と、ちぐはぐになってきます。
それは決して頭が悪いとか、病気だとか、そういうわけではありません。
寧ろ正常です。通常運転です。
だって脳はこれ以上短期記憶帳に乗せられないのです。
小さなテーブルをイメージするとわかりやすいと思います。
小さなテーブルは常に整理整頓をしていないとすぐにぐちゃぐちゃになってしまい何もできなくなります。
短期があれば「長期記憶脳」も聞いたことがある人は多い筈です。
長期記憶脳は大きな伸縮性のある袋だとイメージしても良いでしょう。
長期記憶へ記憶したものを入れる条件は何だと思いますか?
それは「命の危険」を感じた時にインプットされます。
日常生活において、命の危険を感じる機会は、日本国内では少ないと思います。
かといって、本当に命の危険を感じるような事をしてはいけませんよw
絶対にやめましょうねw佐藤は忠告しておきますよ。
あとは自己責任でどうぞwww
その命の危険を感じる事と同じような状況になるのはどんなことでしょうか?
それは同じ経験を何度も繰り返しその身に受ける事です。
保護者様でお仕事をされている方は一番体感していると思いますが、
社内で事務処理でもなんでも、同じような経験を何年も何十年も繰り返しすることでスキルを身に着けてきたと思います。
それです。
その体験こそが「命の危機」を感じる事の疑似体験です。
つまり「繰り返す」こと。「反復学習」をする事につながるのです。
それ以外に方法?なんてありません。
ある意味「地味で地道で堅実な努力」の賜物が勉強の醍醐味なのですw
そうですね…何とかそんな事をせずとも短期間で覚えたいんです!と無茶を言う人は、バンジージャンプをしながら勉強をすればきっと頭に入ると思いますwww
ただ慣れてしまうと恐怖を感じなくなり、効果は半減すると思いますが…
科学的立証は無いですが、
そんな暇な実践をする人はいないと思いますがね…w(笑)
そもそも人は「忘れる」生き物です。
忘れられないのは危険な事です。
忘れられないからこそ「鬱」にもなります。
それは不健康です。
短期記憶脳の領域はその為、とっても小さく出来ています。
一夜漬けで記憶した勉強なんて翌日にはきれいさっぱり忘れているのがその典型です。
それ、受験の事を考えた時、最も意味のない勉強法です。
だから勉強する時は何度も復習することによって知識を定着させていかなくてはいけないのです。
至極真っ当な事を言いましたが、正攻法以外に効率の良い勉強法は無いです。
そして話は戻りますが、
興味を持てば多少なりとも頭に入りやすくなります。
しかし、その興味を一体全体どうやって沸き起こせば良いのか…?
それは、わからない事はすべて「調べる癖」を付けておけばいいのです。
ネットでも構いません。今は便利な時代ですからね。
昔はわからない事はテキストに戻って確認していましたが…。
そうやって小さな知識を積み上げるうちに、日ごろから疑問に思う事がどんどん増えてくるかもしれません。
その疑問こそが、興味の対象となるものだと佐藤は考えています。
「何となくわかる気がする」という曖昧な考え方よりも、「こうこうこういう理論があるからこういう風に言われている」などのように自分なりの言葉でまとめる習慣も学習するうえでとても大切な考え方の要素です。
「そんなの常識やで!」なんて曖昧な知識で言うのは簡単です。
それを自分の言葉でまとめて「言語化」することで総合的な知識を習得していくことが出来るのではないかと、語学を長年勉強してきた佐藤は思います。
そういったものはすべて「習慣」が大切です。
1日10分から30分、疑問を1日1つテーマを挙げてそれを調べてまとめる…なんてことも良い勉強のきっかけになると良いなと思い、ブログに挙げさせていただきました。
自分自身の勉強の習慣の参考に是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
興味のあるものがわからないという生徒様は、興味の対象をこちらから調べるという名目でやってみる事も必要だと思いますよ。
目標や目的は無いよりもあった方が、動機付けとして自分の行動改善にとても役に立つと思います。