高校3年生の内部進学が決まりました。
彼は高2の時に入会してくれたのですが、当時「このままだと内部進学出来ないよ」と担任の先生に言われて焦ったお母様が何とか点数が取れるようにしてくれと言う事でのご入会でした。
今考えても結構大変だったみたいです。
彼のお姉様は彼とは逆で割と優秀だったらしく、ちゃんと大学へ行ってちゃんと働いていたそうです。
お姉様と比較されて劣等感をとても感じていたのかなと今になって思います。
そんな彼は勉強には本当にやる気が無かったようで、よくサボって近所にあるライフのフリーWiFiコーナーでタブレット中毒していました。
お母様は仕事をされていて、前にいてた塾の話ですが、よくフリーWi-Fiコーナーでサボる我が子を見つけて叱っていたそうです。
家では全く勉強する気配もなく、毎日のようにある学校の小テストではなかなか合格点が取れず、勉強してもなかなか覚えられず…と大変だったようでした。
そんな彼にお父様は見切りをつけていたみたいですが、お母様は「何とかできる限りのことをしてあげたい」と思い、当校へご相談に来られたのです。
どんなに周りが見限っていても大切な自分の息子を想う母の気持ちはわかります。
しかし当の本人は「俺はそんな事頼んでいない」と当校の三者面談で(学校でもそうだったみたいですが)声を荒げて喧嘩する様子に佐藤は初めて立ち会いました(笑)
八戸ノ里校の親子バトル伝説です✨
当校は入退出の際に、必ずカードを打刻してもらい、しかも写真付きのリアルタイムでお母様の携帯へ連絡が入るようになっていたので当然サボりようがありません( ̄∀ ̄)✨
しかしゲーム中毒な状態で勉強など手につかない彼の葛藤も何となく理解しました。そして勉強にやる気が全く無いわけではない事も。
なので、毎日学校の後に塾へ通い、自習室を利用して1時間から2時間勉強してもらい、授業が有れば授業を受けてから帰るという習慣を最初は作ってもらいました。
しかしここでもまたトラブルが…😅
家で勉強しない彼にお母様はお叱りになり、お子様は反抗してまた喧嘩に…😓お母様も生徒様もストレスですっかりクタクタになっていたと思います。
当校では在室勉強時間が90時間を超えた生徒様には図書カード5000円分を進呈させていただいております。
生徒様には先ずはそれを励みに自習室へ通う習慣を頑張ってつけてもらう事にしました。
そして塾へ来た時はしっかり勉強に集中してもらい、帰宅したらタブレットで遊んでいようが自由にしてもらう…その際にお母様には、自宅での過ごし方にはあまり口を出さずに、毎日の習慣として学校のあとに塾へ送り出してください!と提案させていただきました。
最初こそ、なかなか集中出来ずダラダラした状態でしたが、だんだんルーチン化した勉強時間が板についてきて黙々と自習室を利用する常連さんになってました。
その頃にはお母様も、何も言わなくても自習室へ通うようになって良かったと仰ってくださいました。
そして5000円の図書カードもしっかり進呈されました(笑)
途中、苦手な英語でTOEIC bridgeで何点以上取れないといけないと学校側から言われ、何度もチャレンジして今年の春にようやく合格出来てホッと胸を撫で下ろしました。
あとは卒業できるように定期テストや小テストの勉強を授業の時間も利用して、今回ようやく内部進学の合格の連絡をいただき彼はこの秋退塾することになります。
きっと1番喜んだのはお母様だと思います。
こんなにも苦労したのですから。
でも何より、彼自身も散々お母様に反抗はしつつもお母様にサポートされつつ塾へ通っていた事もあり、本人も通って良かったと思えたそうです。
そのお言葉だけで佐藤は感無量です✨
私立の中学、高校と進学していたので本人も相当なストレスとプレッシャーを感じて、でも学習習慣を作れる環境がようやく整って獲得した合格なので、本人の努力の賜物だと思います。
やる気がないわけではない、でもなかなか集中出来ず思わずゲームに夢中になり勉強が疎かになり、気付いたらヤバイ状態になっていたんでしょうね。
一般的な塾はやる気のある生徒にはとても熱心に指導してくれます。
でもこんなふうにやる気はあっても勉強に集中出来ず頭に入らない状態の生徒様も「本人のやる気がない」と判断して授業の手を抜かれる事も多々あるようです。
寧ろこういったグレーゾーンの生徒様の方が、やる気満々やりまっせ!の生徒様よりも圧倒的に人数は多いと佐藤は推測しています。
これからもこんなふうに生徒様の可能性を引き出してあげられる勉強スタイルを作っていける「きっかけ作りの塾」にしていきたいなと改めて思わされた案件でした。
何はともあれ、彼はようやく勉強から解放されて晴れて来年から大学生になります。
先ずは「おめでとう!」とお祝いしたいと思います。
しかし、これからが勉強の真髄でもあります。
誰かに「勉強しろ」と言われない環境下で今度は自分をコントロールして勉強しないといけません。
きっと大変な事もあるかもしれませんが、そんな時に今回のようにいかにして自分を勉強出来る環境下においてやれるかが鍵となるでしょう🗝
彼のこれからの人生の旅路の安寧を佐藤は此処から願いたいと思います。
お疲れ様!そしてこれからも頑張ってね👍✨