借景の名庭園☆修学院離宮 | Kia Kaha!

Kia Kaha!

Kia Kaha!(キア・カハ)= 強くあれ!
笑顔で頑張ろう!!
大好きなラグビー、趣味のこと、日々のできごとなど つぶやいてます♪

9月22日 金曜日

 

出町柳で食事とパン活をした後は・・・

 

出町柳駅から、観光列車 “ひえい” に

乗車して修学院駅で下車し、

修学院離宮を目指して歩きました。

 

 

駅から修学院離宮までは約1kmの道のり。

道中には 黄金色に染まる田んぼ、

古いお地蔵様や道標が~クローバー

 
 

修学院離宮の見学は空きがあれば

当日受付も可能だそうですが、今回は

あずきさんが予約してくれていたので

安心して向かうことができましたニコニコ

 

修学院離宮は江戸時代初期に

後水尾上皇が3年をかけて造営した

広大な敷地の山荘で、3つの離宮と

素晴らしい池泉庭園があります。

 

『御幸門』

後水尾上皇が好まれていた意匠、

“花菱” の透かし彫りが施されていました。

 

 

見学は定員50人までのガイドツアー形式

になっていて、団体で行動します。

先頭で案内してくださっている女性は

宮内庁の職員さん。

最後尾では皇宮警察の護衛官が我々を

監視・・・いや、見守ってくれてましたパトカー

 

 

最初に案内されたのは 下離宮『寿月観』キラキラ

後水尾上皇の御座所だった建物です。

欄間に施された 七宝の透かし彫りが

可愛らしかった♪

 

 

墨書きのふすま絵と花菱の欄間、

シンプルで落ち着いた雰囲気が上品です。

 

 

庭園の中にある棚田の風景が素晴らしい!

ここで収穫されるお米は “修学院米” や 

“離宮米” と名付けられて販売されて

いるそうですおにぎり

 

 

棚田の間を通る松並木もいい感じクローバー

最初は普通の畦道だったのを 明治天皇の

ご訪問に合わせて整備したそうです。

明治天皇がここを馬車で通られたことから

『御馬車道』とも呼ばれています。

 

 

御馬車道を歩いて 次の見学ポイント、

中離宮まで来ました。

『楽只軒(らくしけん)』と『客殿』です。

『楽只軒』は 後水尾上皇が娘のために

建てた山荘で、華やかなふすま絵や

杉戸絵、立派な霞棚が印象的でした。

 

 

中でも私が一番好きだったのがこの杉戸。

祇園祭の山と鉾が描かれています。

左が “岩戸山” で、右が “放下鉾” ニコニコ

 

 

軒丸瓦には菊の御紋ガーベラ

 

 

次は坂道や階段を上がって、敷地の中で

最も高い位置にある上離宮へ向かいます。

 

 

上離宮に建つ『隣雲亭』の軒下土間は

“一二三石(ひふみいし)” という装飾が

施されていました。

赤い小石と黒い小石がランダムに埋め込

まれているのが可愛くて気に入りました♪

 

 

隣雲亭からは京都市街が一望!

下の写真、遠くに見えるビル群は大阪で

一番背の高いビルは あべのハルカス。

左端には ちょこっと京都タワーも写ってますにっこり

 

 

上から見る棚田の風景も素晴らしい。

これぞ日本の原風景ですね~照れクローバー

 

 

京都の山並みも満喫できました。

 

 

眼下に広がる『浴龍池』

谷川をせき止めて造られた広大な人工池です。

紅葉が始まりかけた木々を眺め、秋の気配を

感じながら歩きました紅葉

 

 

借景を生かして自然に溶け込む庭園に

心癒されました照れ

ガイドツアーでは高低差のある庭園を

約3km歩くのですが、そんなに歩いた

気がしなかった~

 

 

写真中央右寄りの小さな建て物は以前、

チャールズ皇太子とダイアナ妃が

来日された際、天皇陛下と3人で

休憩された場所だとガイドさんが

おっしゃってました。

37年前のことですが、来日時に

ダイアナ妃がお召しになっていた 

“日の丸ドレス” 、話題になって

いたのでよく覚えていますひらめき

 

萩、彼岸花など秋らしい風景も見られました。

このあとは出町柳に戻って和スイーツを

楽しんだので、また記事にします♪

 

あなたもスタンプをGETしよう