12月5日日曜日は井口誠司の演劇生活始まって・・・約10年来の先輩、津留崎義人さんと笹月ひろみさん(妃月れい)の結婚式でした。
お二人と最初にご一緒したのは高校三年の時かそのすぐ後くらいかの中村ジョー演出テアトルハカタの「アリババと40人の盗賊」、笹月さんがアリババで津留さんは盗賊の一人・・・だったかな?
一番思い出深いのがそのあとやった「孫悟空の大冒険」です。
はじめてもらった大役、猪八戒。
笹月さんは孫悟空で津留さんは沙悟浄。
右も左もわからない僕あいてに熱心に付き合ってくれた津留さんのことは忘れません。
21歳で劇団が分裂するまで、僕は主にそこにいました。
たくさんの巡演作品をやり、企画作品をやりました。
笹月さんは厳しく、優しく、おっちょこちょいで怠け者な僕を指導してくれました。
テアトルハカタの古株の先輩たちよりも年が近くて、一番の兄貴分であり姉貴分であった二人の結婚式。
式の時はあっけにとられて何も言えずにぼーっとしていましたが、その二人が結婚したのです。
式場は80人近い参列者が集いました。これでも現在進行中の仲間だけのようで、だれだれが連絡をきいていなかったとか、だれだれも来たがっていたという声が聞こえました。
二人とも舞台に真摯で真面目な先輩でしたから余計に多くの人に愛されているんだろうなと思います。
二人をみならって僕ももっとしっかりしなければ(汗)
式は二人のオープニング映像からはじまって、我らがPACエクササイズの氷室敬子先生による日舞『千代の寿』祝辞では元ドリームカンパニーの柴崎康二先生が新郎側に立たれました。
柴崎先生のあんなに緊張した姿ははじめてみました。
僕はPACエクササイズの一員として式場の人たちと一緒にダンスで祝いました。
さて、余興ですごかったのが演劇集団フリーダムの面々。
演劇集団フリーダムの三文芝居と題して二人の恋の始まりや歴史を演じメッセージを届けていました。
メンバーの中には退団した宮地悦子さんや、結婚して高地に移った乾夫妻も入っており、改めて演劇集団フリーダムというチームの温かさや団結力の強さを見た気がします。
とてもいいチームだなと思いました。
そして一番の出し物がこれから二人で目指すダンス。
ウェディングダンスです。
新郎新婦は二人で春から東京に修行に出ます。
昔からの仲間がどんどん旅立っていきます。
少しさみしく、そして、自分も頑張らねばという思いを感じつつ・・・
まずは新しい世界に旅立つ新郎新婦を祝福したいと思います。
津留さん笹月さんおめでとうございます。