井口誠司企画の報告11 合唱交響曲『わが星』のこと | 福岡人・井口誠司の演劇路

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路上芝居をしたり、舞台に立ったり、映像作ったり、ともかく面白いものが作りたい。

北九州芸術劇場リーディングセッションvol17

合唱交響曲わが星

 

歌いきりました。

 

 

現代演劇の作家さんの中で一番憧れている柴幸男さんの作品に出られてこと、仲間や満員のお客さんと感動を共有できたこと、これに勝る喜びはありません。

 

また期間中は出演メンバーだけでなく東京の役者さんともお話しすることができ、いままでの自分の観てきた世界や価値観の小ささを改めて感じました。

 

 

わが星合唱体として、柴さん三浦さんの演奏についていってのです。

 

 

まさに夢のような一週間でした。

 

 

僕は才能乏しく、ぐうたらで、甘えん坊な人間ですが、役者を志す以上、変わらなきゃと思いました。

 

今回の出演はきっと奇跡です。

 

そのきっかけには十分すぎる出会いでした。

 

 

 

12月は井上バレエ発表会、肉体の劇場(素劇ろくろっ首)をへて一月には北九州芸術劇場プロデュース『BEN』が控えています。

 

 

期間中お話をしたある東京の女優さんが「もし自分がつまらない作品しか作らないようであれば逮捕されてしまいたい」と言っていたのが印象的でした。

 

 

僕は、これからさき、きっと多くのみなさんに喜んでいただける作品を作っていきます。

 

心の中で、今日面白いものが作れなくても、明日作れればいいという甘えがありました。

 

いったんそれは捨てます。

 

 

会場でお会いできた皆様、気にして下さっていた皆様、どうもありがとうございました。

 

 

11月27,28日は僕の一生に残る大切な記念日になりました。

 

 

ハッピーバースデートゥーミー