井口誠司企画の報告5 | 福岡人・井口誠司の演劇路

福岡人・井口誠司の演劇路

路上芝居をしたり、舞台に立ったり、映像作ったり、ともかく面白いものが作りたい。

最近ブログの更新がどんどん遅くなってきています。

 

 

反省・・・。

 

 

土日は限界まで活動するのでなかなか書けないので・・・という言い訳ww

 

 

 

先週もいろいろなことがあって楽しい一日でしたが、日曜日は特に収穫のある一日だったのでそちらをそのことを書きます。

 

 

日曜日は北九州芸術劇場主宰「BEN」のオーデションでした。

 

 

審査は一次、二次にわかれており僕たちは朝10時からのAグループでした。

 

審査では各グループに分かれて即興のお芝居を作ったのですが・・・

 

 

よく考えると、人と芝居をつくることってかなり久しぶりでした。

 

 

女性陣三人とで仲良し兄弟のワンシーンを作りました。

 

 

制限時間までに知恵を出し合って芝居を組み立てていく作業、そして久しぶりに観客に対話の演劇を見せるという作業。 

 

 

最近、演劇は対話であるべきか否かをもんもんと考えていた僕でしたが(それについてのコラムでもそのうち書きたいのですが・・・)、「やっぱり対話って楽しいじゃん」ってことを思い出させてくれました。

 

 

ただお芝居をしているときの自分はそれに熱中しすぎて周りが・・・特に客席への気配りが足りていなかったりすると思います。

 

 

立ち位置はある程度自信があるのですが←将来の目立ちたがりの精神で人に隠れてしまうようなことはしないww

 

セリフが弱くなかったか、どの情報を観客に渡さなければいけないのか、渡せているのか、

 

 

発声、発音の弱点が克服できているのか←土曜日に演出に「カツゼツが悪いなんて小学生にも指摘されるような弱点は治せ」と言われたばかりでした。・・・(・_・;)

 

日頃からの訓練で不安なくやれるい域位までには高めないと先がないのは明白です。

 


久しぶりの対話で楽しかった分、考えるところもたくさんありました。

 

 

 

そして、そして、そして・・・

 

 

今回は初めて一次審査合格出来ました。

 

 

北九州のオーディション、いつも一次落ちだったのですが、初めて。

 

 

審査は台本読みと即興(複数人での)だったのですが、台本を持つと自分が急に不自由になるのがわかります。

 

 

一次審査は即興性の強いコントだったからある程度自由に動けたのですが・・・

 

 

これが簡単な読み合わせをおこなうといった種類のものになると難しい。

 

 

受ける芝居をどの程度するのか、それを考えて相手役の表情とかセリフばかり気にしていると間ができちゃって対話にならないし、それを無視するとただ本を読んでいるだけでこれも対話にはならない。

 

 

読み合わせということ自体に慣れていない・・・ということなのか、

 

 

オーディションでの即興的なパートナーとの読み合わせというシチュエーションが異常なのか、

 

 

審査員は対話を見たいのか、声質とかをみたいのか、・・・これもTPOによって変わるだろうし、

 

 

まぁ、結論から言うとどっちの要求にもこたえられように普段から読み合わせの練習くらいしておくべきなんでしょうね。


 

反省。

 

 

細かなオーディション内容をここに書くのは興がそがれるのでこのあたりまで。(ここまでの内容も不謹慎だよという声がかかればすぐに消しますのでご容赦を・・・。)


 

 

 

12時に審査が終わり二次審査の発表まで6時間も時間が空きました。

 

 

そこで、以前から素晴らしいと伺っていたA級劇場に足を延ばすことにしました。

 

 

ストリップ小屋です。

 

 

入れ替え無しらしいので、つまらなかった寝ていようと思っていたのですが・・・

 

 

感動しました。

 

 

5人の踊り子さんが一人30分づつ演目を披露していきます。

 

簡単に紹介と感想を

 

マドンナ麗嬢

ジャズ、フラメンコでとても切れのあるパワフルな踊りを見せてくださいました。

パワフルで切れのある踊りって元気がもらえる感じがしてとても好きなんです。

 

かすみ玲嬢

かなり芝居がかっていました。それもそのはず、音楽は「マイフェアレディ」物売りの踊りから始まって、有名なナンバーを衣装をとっかえ踊ります。玲嬢は始終陶酔した表情でかすかに歌を口ずさみ目線の先には愛する博士が見えているようでした。

ストップなので当然最後は裸。博士との愛でラストを飾ったのでしょう。

余談ですが、玲嬢の唇は俗に言う「アヒル口」それをま下から見るのがとても新鮮でした。

 

葵マコ嬢

 

アラビア風な衣装、踊りで始まり・・・ちょっと忘れてしまったのですが、ラスト前の一曲がまるまるいわゆる一人・・・シーン。衝撃的でした。いや、踊りも選曲もすばらしかったのですよ。ただネンネな僕にはww

ポラロイド撮影の時は七年京都に住んでいたということで京風の言葉でしゃべっていたのが印象的です。

  

川中理沙子嬢

 

入場の時間もあって理沙子嬢とラストの藤咲茉莉花嬢は二度見たのですが・・・理沙子嬢、一回目と演目が違う!一回目はたしかポルノグラフティのアゲハ蝶ではいり、蝶をモチーフにしたものから始まり曲により衣装を替えての踊り・・・一番最初に見たのは初めてであっけにとられてよく覚えていないですが・・・

とかく、もう一度それを見られると思っていたら衣装が違う!

2ステージ目は人魚姫をモチーフにしたものでした。曲目から察するに完全な本人か振り付け師、演出家の創作でしょう。最後は羽衣?一枚での静かな振り。ぼくは手拍子も忘れてただ見入っていました。

そこにいたの竜宮城の乙姫か、はたまた天女だったのか。

ポラロイド一枚撮りました。ぼくの宝ものにします。

 

藤咲茉莉花嬢

 

AV女優でもある彼女が今期のトリ。和服を着ての登場です。中島美嘉の「一番綺麗な私を」に沿って日舞、扇子を持っての踊りです。

所作が美しい。僕も日舞はかじっていますがそんなことを言っている自分が恥ずかしくなるくらいにきちんと踊りこんでいたと思います。

二曲目は帯を解いて←これも曲の中のワンフレーズくらいで舞台脇でやるのだがまた素早い。二曲目はポップな曲でふだん僕たちが(PACエクササイズで)ジャズ日舞と呼んでいるような和洋折衷な踊り。

 

井口誠司企画の報告-10/3 小倉A級劇場にて  

 

 

もちろん下世話な感想も書けと言われれば書けるのですがww

・・・とかく五人が五人とも、つま先から頭のてっぺんまで美しく磨きあげられているのです。

 

ストリップショーというものは若くなくてはいけないでしょう。

 

そうでなくては、エッチなおじちゃん達と土地の名士のような人たちが一緒になって楽しむようなものにはならないでしょう。

 

 

花の命は短い、その短い命で、それこそ全身をくまなく磨き、使って美を表現する彼女たちの姿に心からの感銘を受けました。

 

 

さて、長くなってしまったのでこのあたりで(・_・;)

 

 

最後までお付き合いくださった皆様どうもありがとうございます。

 

それではまた来週。(コメント下さればバックはその日のうちにしますけど♪)

 

 

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