最近覚えた機能 | CINEMA4D(Prime)レポート

CINEMA4D(Prime)レポート

3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

最近の私ですが、相変わらず操作実験を繰り返す日々を送っています。
その中でまた新たな機能を覚える事が出来ました。

ついこの間YouTubeの動画を観て覚えたのが、エミッタを使って流れる水を表現する方法です。

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これはメタボールオブジェクト$CINEMA4D(Prime)レポートを使って作っています。

動画はないんですが(=▽=;アニメーションにすると蛇口からじょろじょろと水が出るように動きます。
う~んでも、じょろじょろと言うよりむしろゴポゴポと言うか・・・・なんかこうゼリーやこんにゃくみたいな水なんですよね汗
たぶん設定を変えたら、もっとより水っぽくなるような気はするんですけど、やはりこれがPrimeの限界なのかな~・・・・ちょとまだよく分かりません。

それに水が落ちたところも、本当はバシャバシャと水しぶきをたてたかったんですけど、その方法も今一よく分かりません。
とりあえずマテリアルのテクスチャの設定に特殊効果の”波紋”があったので、それを設定してやってみたんですけど、波紋は所詮波紋で、水が落ちても優しい波紋がほわわわ~っと広がるだけでした。
くそぅ(><)もっと水っぽい表現は出来ないのか!と思っても、まだCINEMA4Dの機能に関する知識が乏しいので、解決する方法も引き出す事が出来ず、今はこのゼリーのような水流を作るのが精一杯です。


それでもやっぱりジャバ~ッ!とした水を作りたいので、どうやったら作れるのか色々調べてみると”プラグイン”という素敵なものがある事を初めて知りました。
プラグインとは、ソフトに新たな機能を追加するための別プログラムみたいなものです。

私がネットで調べて辿り着いたのは”Real Flow5”と言うプラグインでした。
このプラグインは、あらゆる流体をシュミレートして、それをリアルに作る事が出来るプラグインみたいです。
このプラグインを紹介するデモ動画があったんですけど、それを観た時は正直驚きました。
だって完全に水なんですもん。

その水がどれだけリアルなのかは、下のReal Flowの動画を御覧下さい↓



これもうどう見たって完全に水ですよね。
それにチョコレートのトロトロ具合なんて、本物にしか見えないですもん。

この動画を観て、こんな便利なものがあったのか~(>▽<)と大喜びしたんですけど、価格を見て思わずうっガーンとなりました。
とあるショップのお値段を調べたら44万ちょっとだったんですよね。
うんまあ結構いいお値段です・・・。
うふっ・・・うふふふ・・・そうですよね・・・こんな凄い技術の商品が簡単に買えるわけがないんです。
ガクッ!!_| ̄|○ <だってX-MENに使われてるくらいだもん、そんな安いわけないさ~。あはは~。

でもいつか使ってみたい・・・いやきっとそんな日が来ると信じて、今はこのこんにゃくみたいな水の表現で我慢します。


そうそうReal Folow5の動画を色々観てていたら、他にもこんなプラグインを見つけました。
こちらは”Phoenix FD”と言うプラグインです。



いやいや(=▽=;これもまたリアルです。
煙や爆発の表現なんて凄いですね。
この動画を見た後に、私がブログで作った煙や炎を見たら、なんかむちゃくちゃ恥ずかしくなりました。
これだけリアルに表現する事が出来たら、きっとアニメーションを作っても楽しいでしょうね。

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さて、その他にもこんな感じのホログラムっぽいものを作ってみたりしました。

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ホログラムはSF映画によく使われてますよね(^^)

私の作ったホログラムは、なんちゃってホログラムなので実際映画で使われているような高度な技術は使っていません。
この作り方は、次回のブログに載せようかなと思っています。
でもほんとに簡単な方法なので、映像に使えるかどうかは分かりませんから「ふ~んこんな作り方があるんだ~。」くらいな感覚で見て頂ければと思います。

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そして、次に覚えたのがIKに関する機能です。

最近やっと人間のモデリングが出来るようになってきたので、そろそろちゃんとジョイントだとかIKだとかの機能を覚えないといけないなと思って、ヘルプやサポートを利用しながら重点的に勉強していました。

そしてIKの機能のところで覚えたのが”ポイントIK”の使い方です。

ポイントIKは属性マネージャのところにあります。

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これを使うとどんな事が出来るかというと、例えばスプラインを使ってロープのようなものを作り、それにポイントIKを設定します。

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そして引っ張ると・・・・

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びよよ~~~んと伸ばす事が出来ます。

このスプラインにはジョイントはつけていません。
それでもポイントIKを使えば、ロープを引っ張ったように動かす事が出来ます。
この方法はヘルプに載っていたものを見て、実際に動くかどうか試してみたものです。
それでもヘルプだけだと、ちょっと分かりづらいところがあるので、その辺をもう少し詳しく調べてやった事をいつかブログで紹介したいと思います。

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最後に、先日ジョイントの設定にある”衝突判定”の機能を覚えました。

だいぶ前に紹介した小悪魔ベルニルルードくんを覚えているでしょうか?
このキャラクターの体にジョイントを入れて、回転ツールを使って首を左右に回した時に、頭にかぶっている頭巾の耳みたいなところが一緒に揺れて動くようにするにはどうしたらいいのかずっと悩んでいました。

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そこでジョイントをどう繋げて、その後どういう設定をしたらいいのか、色んなサイトを巡りに巡ってやっとそれらしい動きにする事が出来ました。


これがそのジョイント実験の結果です↓。
ポニーテールの形をしたオブジェクトを作り、それにジョイントを設定しました。

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そしてIKの設定を変えて、回転ツールを使って首を左に回すと、ポニーテールの部分がふよんと動きます。

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これに”衝突判定”を設定すると、今度は障害物に当たった時にちゃんとぶつかったように反発して動いてくれるようになりました。
ですから写真のように、障害物の上にポニーテールを乗せる事も出来るようになります。

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衝突判定が設定されていないと、ポニーテールの部分は立方体オブジェクトをすり抜けてしまいます。
この設定を利用すれば、犬や馬など動物の尻尾を作った時にも利用が出来そうです。

そしてこの設定が出来た時に、私の頭の中で
「これを利用すればスカートを作ってオブジェクトの足を上げた時に、生地をすり抜けないでスカートと足が一緒に上がるんじゃないか・・・。」
と言う閃きが起こったんです。
そこで試しに作ってみたら・・・・・・
やっぱり出来ました~~~!きゃっほ~う(>▽<)♪

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これが出来た時は、ほんと飛び上がるほど嬉しかったですね。
しかもこのスカート、回転ツールを使って回したら、ふわっと布みたいな動きになるんです。
これも出来た時嬉しくて嬉しくて、しばらく回転ツールを使ってくるくる回しまくってました。


このジョイントの作り方やIKの設定方法も、ブログに書きたいところなんですが、情報を載せるにはまだあやふやなところが多いので、設定がしっかり公開出来るレベルになってから載せたいと思っています。

あっでもその前に、ジョイントって何なのかって事を書かないといけないですけどね(=▽=;
公開するのはその後くらいだと思います。

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う~ん書きたい事がいっぱいあり過ぎて困ったな汗

出来ればそろそろ人体モデリングの事を書きたいんですけど、まだ顔モデリングがブログに載せれるほどのレベルになってないので、しばらくはこういった機能実験で出来た事を書いていこうかなと思っています。

次回は簡単なホログラムの作り方、その後は水流の作り方を書きたいと思いますのでお楽しみに~(^^)♪