実験を繰り返す日々 | CINEMA4D(Prime)レポート

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3DCGまったく初心者の私が『CINEMA4D Prime R13』と言うソフトと出会い、
脳から煙が出るほど膨大な情報と日々格闘しながら、
その多彩な機能を少しずつ覚えていくという”実験レポートブログ”です。

果たしてどこまで進歩出来るのか・・・。

えっと・・・ブログを1ヶ月も更新していませんでした。

すいません(-▽-;

いやあせるその間決してCINEMA4Dをやっていなかったわけじゃなくて、むしろやり過ぎておろそかになっていました。



さてこの1ヶ月間私は何をやっていたのかというと、ひたすらCINEMA4Dの機能の操作実験ばかりやっていました。

特に重点的にやっていたのが風景です。

例えば、山、雲、雨、空、太陽、海など風景に係わる素材を、どんな機能を使ってどう作る事が出来るのかという事を、海外のチュートリアルを見ながらず~っと実験していました。

その結果、今まで使ってなかった機能や技術をたくさん覚える事が出来ました(^^)

やっぱりYouTubeの動画は参考になりますね。


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もともと風景の実験をやろうと思ったのは、このキャラクター↓が出来たのがきっかけでした。


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名前は小悪魔ベルニルルードと言います。

身長は40cmで弓矢を装備しています。

目が光って相手を一瞬金縛りの状態にしてから弓矢で襲います。

額の紋章は契約印で、階級の高い悪魔の家来として契約した証につけられます。

ですから、もしその悪魔が死んじゃうと彼らも一緒に死んじゃいます。


・・・・とまあキャラ設定の説明はこのくらいにして(=▽=;このベルニルルードくんの背景を作りたいというところから、1ヶ月間の実験が始まりました。



まずは試しにベルニルルードくんを、以前作った砂漠のフィールドに設置してみました。


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この時はまだ背景の空には何も設定していなかったので、真っ暗闇な空間が広がっているだけでした。

本当は星空にしたかったんですけど、そもそもどうやったらその星空が作れるのか、まずそこから全然分かりませんでした。

そこでサポートセンターにメールをして聞いたり、YouTubeの情報を検索して試行錯誤やってみた結果、やっとマテリアルを使って星空を設定する事が出来ました。

※上の写真ではちょっと見にくいですけど↑夜空に星が光っています。



次に薪の炎を見ている内に「煙をもやもやと出したい時はどうしたらいいのかな?」と考えました。


CINEMA4Dについているヘルプを見てみると、どうやらエミッタを使えば作れるような事が書いてあったので、試しに色々実験を繰り返してみました。


その結果、写真のような↓煙を作る事が出来ました。


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この煙も実際アニメーションするともくもくと立ち昇って見えます。

ちょっと煙のイラストが下手なので汗何か嘘っぽい煙に見えますが、もっとしっかり描き込めばリアルな煙になると思います。

この辺はやはりもっと色を塗る練習をしないとだめですね(^^;



煙が出来た時にふと「ひょっとしてこの機能を応用したら竜巻も出来るんじゃないか?」という考えが浮かんだので、今度は竜巻を作る実験をしてみたりもしました。

これもまたYouTubeでチュートリアルを探して、実際にあったものを参考にさせてもらって作ってみました。


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結果は大成功。

動画にすると砂埃を巻き上げながらぐるぐる回る竜巻になりました。


これに木の破片や草なんかを作って煙と一緒に飛ばすと、さらに竜巻っぽく見えるはずです。

さらに家を作って、竜巻がぶつかった時にばらばらになるように設定したら、よりリアルな動画が作れそうですね(^^)



竜巻が出来たら今度は水を作ろうと思って、海や池の水を作る実験をしてみました。


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この水もマテリアル編集で設定して作っています。

真ん中の池は実際アニメーションで再生すると、ゆらゆら動いていて見えます。


せっかくなのでこの水をゲームに登場するような神秘的な池にしてみよう思って、池の底にライトを設置し池全体が光るようにしてから、その光がスポットライトのように上に向かって光るようにしてみました。

これにパーティクルで作った光の粒なんかをぐるぐる回して飛ばすと、回復の泉みたいな雰囲気になりそうですよね。


そしてこの水のマテリアルを応用して作ったのが、こちらの池です↓


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このように星と煙と水を作る事が出来るようになった結果、下の写真のような風景が出来ました↓


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色々実験して分かったんですけど、エミッタの機能は本当に面白いですね。

これを使うと滝の水を流したり、雨を降らせたり色んな場面を作れるという事が分かりました。


あっでも(=▽=;エミッタの機能ってゲームに使えるのかな?

以前弟くんにゲームキャラクターを作る時の注意みたいのを聞いた事があるんですけど、

その時次のような回答が返ってきました。


「あっCINEMA4Dにあるようなレンダリングはしないからね( ̄∀ ̄)。それとここ(CINEMA4D)で使ってるライトも影もこのままじゃ使えないよ。後、背景とか遠くの建物だとかマットにして、いらない所はポリ減らして・・・データを出力する時にFDXファイルみたいにゲームに出力するファイルにしてね。」


・・・とか汗ゲームを作った事がない私にとっては、色々びっくりするような話ばかりでしたが、ゲーム上で使う為には何か色々決まり事があるみたいなので(=▽=;;;;

エミッタも使えるかどうか今度聞いておきたいと思います。



しかし、もしゲームで使えなくても、エミッタの機能はアニメーションを作りたいと思っている人だったら絶対に覚えておいた方がいい・・・いや覚えなきゃいけない機能だと思います。

そこで次回から、このエミッタを使った実験結果の1つを書いていこうと思います。

一番簡単そうなのは煙を出す機能じゃないかなと思うので、まずはこれを作ってみたいと思います(^^)