前回、樽を作りUV展開する所までやりました。
今回は、色を塗るために使うツールと各マネージャの話をしたいと思います。
え~とこのお話、最初は2回くらいで終わるかな~と思ってたんですけど、やはり多機能なので書いてみるとちょっと2回じゃ終わらなそうです。
もしかしたら3~4回になるかもしれません。
ごめんなさい(=▽=;
ではまずファイルを保存したいと思います。
メニューの”ファイル”をクリックして”保存”を選択します。
保存したい場所を選び、ファイル名に好きな名前を入れて保存します。
※今回の場合は”樽”と名づけて保存しました。
保存をクリックすると、次にシーンファイル(=CINEMA4Dで作られた全てのデータ)と、これから作るテクスチャ画像を保存するか聞かれますので”はい”を選択します。
ちなみに”いいえ”を選択すると、シーンファイルは保存されますが、テクスチャ画像は保存されません。
保存されたかどうか保存先のファイルを開いて確認すると”樽.c4d”と言うファイルが出来ています。
これで保存が出来ましたのでBP UV Edit画面に戻り、今度は現在のオブジェクトの状況を見てみたいと思います。
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ビューポートマネージャを見るとC4D(=CINMA4Dの略)のオブジェクトマネージャと同じ内容情報が表示されています。
ただ一つ違うのは、樽のオブジェクトがUV展開されたために、自動で新規のテクスチャタグが出来ているところです。
このタグを1クリックすると、属性マネージャウィンドウにテクスチャタグの情報が表示され、ダブルクリックするとマテリアルの編集画面に切り替わります。
<テクスチャタグ>
<マテリアル編集>
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次に色を塗るツールを選択します。
色を塗るには、アイコンパレット(ツール)にある”ブラシ”を選択します。
ブラシアイコンに小さな黒い三角形がありますが、これをクリックするとブラシツールとカラー変換ツールが出てきます。
カラー変換ツールは、グレーの部分をカラーにしたい時に使うブラシなので今回は使いません。
ブラシツールを選択すると、属性マネージャウィンドウにブラシの設定情報が表示されます。
赤丸の部分が現在のブラシの種類です。
黒い小さな三角形をクリックすると別ウィンドウで他のブラシが出てきます。
ブラシの種類はたくさんありますので、この中から自分の使いたいブラシを選択します。
そしてこれが↓そのブラシを使った結果表示です。
ブラシの設定で、形状やサイズなどを変えると、この表示もそれに合わせて変わります。
この結果を見ながら、自分の使うブラシを色々変えて使ってみて下さい。
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次に色を選びます。
アイコンパレット(ツール)にある赤枠のアイコン↓をクリックします。
このアイコンに書かれている”C”は”カラー(color)チャンネル”の頭文字を表しています。
チャンネルは前回、UV展開する時の設定(ペイントセットアップウィザード)で、ちらっと出てきました。
この赤枠で囲んでいる所がマテリアルのチャンネルです。
一番上の”カラー”と言う所にチェックがついています。
これが”C”の事です。
このアイコン
にある小さな鉛筆マークは、このアイコンが表示されている選択チャンネルだけペイント出来ると言う事を表しています。
そして下にある小さな2つの四角形は、前にあるのが描画色(白)で、後ろにあるのが背景色(黒)です。
これらの色を選択したい時は、前後どちらかの四角部分をクリックして下さい。
また、その四角の下にある小さな矢印をクリックすると前後の色が入れ替わります。このアイコンをクリックすると、ビューオブジェクトウィンドウにある”描画色設定”が表示されます。
このウィンドウの設定を色々変える事で、好きな色を作る事が出来ます。
現在”チャンネル”と”カラー”オプションが選択されている状態なので、この二つの内容が一緒の画面に表示されています。
もし”混合”と”背景”も一緒に使いたい場合は、Shiftキーを押しながらクリックして下さい。
特に必要なければCtrlキーを押しながらクリックすると選択は解除されます。
チャンネルを見ると、カラーチャンネルアイコンがオレンジの枠で選択されている状態になっています。
左のアイコンは、マルチブラシモードON/OFFのアイコンです。
カラーを見ると”単色”の選択になっています。
現在の色は白になっています。
この色を変えたい時は、”0°”と言う表示の数値を上げ下げするか、隣にある矢印を左右に動かせば色みが変わります。
また、赤丸にある”+”のマークを動かすと、右のS(彩度)、V(明度)、R(赤)、G(緑)、B(青)の表示が変わります。
RGBは光の三原色です。
※この表示はどちらを動かしても同じように動きます。
もし色を作るのが面倒なら”チャンネル”と書いてあるオプション横の場所(赤い矢印部分)をクリックすると、別ウィンドウで描画色プリセットが表示されます。
ここはあらかじめ作られている描画色やテクスチャが保存されています。
テクスチャは画面の下の方にある模様の様なものがそうです。
これは先ほど”単色”の横に書いてあった”テクスチャペイント”を選択した時に使う事が出来ます。
テクスチャペイントを使うと、自分で作ったテクスチャで塗る事が出来ますので、単色とはまた違った感じで表現する事が出来ます。
最後に、もし明るさを変えたいと思ったら、画面の一番下にある明るさの%の数値を変えるか、その横の矢印を動かしてください。
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この他にも色々ツールはありますが、それはこれから色を塗っていく時に説明していきたいと思います。