こんにちは、こやながわです。
読みに来てくださってありがとうございます!

 

昨日放送された『となりのナースエイド』

ご覧になりましたか?
 

今回のエピソードでは

キャラ崩壊シーンは控えめでしたが

ドラマ全体として楽しめる内容でしたね。

 

 

 

 
さて、今回取り上げるのは
“複数対1のコミュニケーション”
についてです。
 
このテーマは
前回の記事でも取り上げましたが
今回は少し異なるパターンが
見られました。
 

前回の記事はこちら↓

 

 

ドラマ開始18分50秒〜

澪に玲香と大河がお願いをする場面。

前回の記事では

自分の伝えたいことを

他人に代弁してもらうことで発生した

「複数対1のコミュニケーション」を

取り上げました。
今回は、2人が同じ内容について

直接お願いをする形。

 

 

澪:何か用ですか?

大河:用があるのは俺じゃない。

玲香:用があるのは私。

 

澪:何でしょうか?

玲香:お願い!オームス適応訓練を受けてちょうだい!

澪:え?

玲香:お願い。

澪:いや、それはこの前断ったはずですが…。

玲香:わかってるわ。

澪:それに、玲香さん以前…私にオームスには関わるなって。

玲香:事情が変わったの。時間がないの!

  いち早く、オームス適応者を見つけなければいけなくなったの。

澪:え、どういうことですか?

 

大河:俺からもお願いしたい。協力してくれ。

澪:いや、でも…。大河先生だってうまくいかなかったものが、私にできるとは。

大河:そんなものは、やってみなければわからないだろ。

  それに火神教授は、お前に何か特別なものを感じているみたいだった。

 

玲香:お願い。とにかく、オームスの適応試験だけでも受けて。

澪:え…

 

どちらも「お願い」という形ですが

2人が同席していることで

澪に対するプレッシャーが強くなっています。

さらに、2人とも「感情ことば」を

使わずにお願いしているため

相手に共感を与えられていません。

 

 

<コミュニケーションのポイント>

 

1. 「感情ことば」を使ってお願いすること
 自分の気持ちや状況を説明し

 相手が共感しやすい言葉を添えることで

 お願いが伝わりやすくなります。

 

2. 同席する場合は役割を明確にすること
 自分が発言しない立場なら

 相手が話している間は口を挟まない。

 必要以上に発言すると

 相手に圧力をかける形になります。

 

3. 基本は1対1で話すこと
 同席せずに、それぞれが別々に

 お願いをすることで

 相手に余計な負担を与えずに済みます。

 

 

 

 

「ドラマからコミュニケーションを学ぶ」

今回のシーンは、一見シンプルに見えますが

複数対1のコミュニケーションの

落とし穴が潜んでいました。

 

複数対1は、多くの人が知らないうちに

行ってしまいがちな形です。
 

特に感情ことばを添えずに発言すると

相手に伝わらないだけでなく

関係を悪化させることもあります。

 

ぜひ日常生活でも

「感情ことば」を意識して使い

自分の気持ちや意図を

丁寧に伝えることを心がけましょう!