バルセロナから撤退… | All the best for them

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好きな人と好きな人に関連するあれこれ、好きな物、家族とのことを細々と、時間があるときに綴っています。





















 

昨日の夜に、ケイアプリに投稿が届いてから、

奈落の底に突き落とされたみたいにショックを受けてます。



 

「僕はバルセロナ大会の出場をとりやめることを

非常に残念に思っています。明らかに僕の最も好きな大会の一つで

これまでここに数々の素晴らしい思い出があります。

残念ながら僕の右手首は

今週ここでプレイするのに十分な回復をなされていません。

僕はチームと一緒にフロリダに戻りそして出来るだけ早く

ツアーに戻れるよう取り組みます」

 

最初アラートが鳴った時、思わずチャットかと思ってアプリを開いたら、

白地の投稿文。

何?と思ったら一番にpullの文字が目に飛び込んできました。

え?うそ?

今までも何度か、大会を撤退するという投稿は

アプリを通して受け取ってましたが、

それは全てその直前の大会で痛めたりして、

次の大会に向けても、うすうす予感があっての撤退でした。

でも今回は、青天の霹靂に近かった…

ずっと気にはなってました。

アプリに届く映像にはどれもウィナーをとるためのフォアがないことを。

フォアがあってもつなぎに使用するものばかり。

もしかしてフォアの強打にはまだ及ばないのでは?と。

CM撮影で見せる屈託のない笑顔とは裏腹に、

手首の状態はどうなんだろうな、と心の底で気がかりで、

それを、いやいや、ロビーやケンがついていたら、

絶対に大丈夫だと打ち消していた自分…

バルセロナに向かってるよとチャットがあって、すごく嬉しくて、

着いてから、ジャガーの動画が届いて、

あー、リラックス出来てるんだとホッとしました。

確かに翌日の練習動画を見ても、

バックとボレーで臨む戦法なのか?としか思えなかったし、

バルセロナ公式のレポートを読んでも、

バックとボレーの補強としか書いてなくて、

フォアには触れてなかったし。

その後タロウちゃんのインスタを見て、

フォアの懸念はきっと私の思い過ごしやと納得させていました。

マレーに続いてサーシャも参戦で、500の大会にしては

非常に厳しいものにはなったけど、

ケイが万全ならきっと大丈夫とポジティブに考えました。

ドローが発表されて

最悪だ…という声は多かったけど、

私は、かえって燃えるはず、と受け止めていて、

なんで皆ネガティブなんだろうね、と思ってた矢先の、

撤退します、の投稿…

not recovered enoughとあったのを見て、

あ…やっぱりそうだったのかと、めちゃくちゃショックでした。

 

その後、バルセロナオープン公式からもアナウンス。

https://www.barcelonaopenbancsabadell.com/en/news/kei-nishikori-pulls-out-tournament-due-wrist-injury

 

ケイニシコリは手首の怪我のために大会出場を取りやめる

 

バルセロナオープンの2度の優勝者、ケイニシコリは、

右手首の怪我のために大会出場を取りやめざるを得なかった。

数週間前のマイアミでのマスターズ1000の大会で怪我をした

日本人テニス選手はバルセロナで万全であり、

火曜日に初戦が予定されていたが、今朝の練習中に再び痛めて、

それゆえ大会に出場出来なくなった。

 

ニシコリは

お気に入りの大会の一つでプレイ出来ないことを失望している。

「僕はバルセロナオープンバンコサバデルの大会出場を

取りやめなければならないのを残念に思っています。

明らかに僕の好きな大会の一つで

過去のとてもいい思い出があります」とニシコリは言った。

彼は数時間のうちにフロリダへ飛ぶのである。

 

「僕の右手首は、

残念ながら今週プレイするのに十分回復していません」

と彼は加えた。

僕はチームとともに戻り

そして出来るだけ早くツアーに戻れるよう取り組みます。

 

 

私がインスタでフォローしている方でこのたび、

バルセロナ観戦している方がいらっしゃるのですが、

ちょうどこの日の午前、杉田選手登場の予選第一試合を、

コートの上から見ているケイの写真をシェアしてくれました。

明らかに一般の方なので、リンクは貼りません。

午前中の練習を終えてからスギタンの観戦に駆け付けたのかな?

ちょっと渋い表情で右手首にはがっちりテーピングが施されていた。

朝の練習で痛みが走ったのですね。

でもストレッチをしながら試合を覗いていたそうなので、

この地点では何とかプレイ出来るよう探っていたのかもしれないなと

感じたのです。

ドローが出て、きっとぎりぎりまで迷ったんだろうなと思うと、

胸がしめつけられる…

2015年ウィンブルドン2回戦をふくらはぎ痛で棄権したとき、

相手はヒラルドだったけど、

ケイがこれでは勝てないと判断したと

コメント残していた記憶があります。

今回、私の思いだけど、

声明文の中に、my right wrist is not enough recovered to

play~とあるのを読んで、

このドローを見てこの手首では勝てないと決断したのでは?と。

いつものケイなら、

たぶん出場直前ぎりぎりまで可能性を探るところを、

試合に至るまでの早めの決断だったのは、

次に控えるマスターズを見据えてのことかな?とも思いました。

でも、あくまでも私の想像の域を超えないですね…

チームで話し合ってのもっとも賢明な判断だろうし、

フロリダに戻って復帰に向けてどう取り組むのか、

もうチームを信じて静かに見届けるほかありません。

ポイントやランキング…

どうしてもそこに固執して、

ショックが倍増しそうになる自分もいますが、

一番の大切なことは、

ケイが元気で好きなテニスを少しでも長く楽しめることですもん。

傍観者の私は、そのケイの幸せを少しおすそ分けしてもらって、

一緒に幸せを感じているだけ。

あくまでも主役はニシコリケイです。