昨夜、寝る前にタイムラインに流れてきた
山陰中央新報の記事に目が留まってしまった…
ケイニシコリの地元の新聞。
さすが地元だけに詳しく大きく記事を書いているな~と
いつもこっそり読んでるけど、
今回だけは読まなきゃよかったかな…
錦織圭が4大大会制覇するのに足らないもの、
なんて書いてある。
あ~、何でそういう視点になってしまうのかな?
朝日新聞なんて、
負けたときは事実だけを淡々と書いてあるのみ。
私はそれでよい。
ここが足らないとか、いらない。そんなもの聞きたくない。
だって自分が戦ってるわけじゃないもん。
負けたときはもう次に進みたいから、
事実だけを客観的に受け取って、心の奥深く沈めたい。
わざわざ紙面を使って足らないものを列挙するのは、
何のため?錦織に向けてのアドバイス?
ならば本人に直接すればいい。
それともこれからプロ、将来はグランドスラムに出場したい
という人のために、錦織の敗戦を使ってのレッスンのつもり?
で、よくよく読めば、辻野っち以外の有識者、皆さん、
結局根底はメンタルと言いたいんだなと。
ラケットを投げつけたところが、冷静さを保ててないだの、
メディカルをとってひよわさを見せただの、
もっと勝つための野性味だの貪欲になれだの…
具体的に、ロジャのこの攻めに対してはこうすればいい、
という形のあるもので説明できる人は、その中にはいなかった…
それってまるで受験生に対して、
根性が足らん、と言ってるようなもの、だと思ってしまった。
でも欲しいのは目の前の1ポイント。
それは貪欲であれば取れるものなのか?
貪欲であったらボレーに失敗しないのか?
貪欲であったら、ロジャの振り回しにもついていけるのか?
修造だってそう…
気迫気迫と連呼するけど、よくよく調べればあなたも
ピートやステファンに勝ってる。それは皆気迫で勝ったものなの?
気迫だけで勝ったわけじゃないでしょ?
テニスで上回ったから、勝てたんじゃないの?
それを知りたい。
なぜ自分はそのとき勝てたのか?
向こうのこういうプレイのとき自分はこうした、
だから優位に立てたという、具体的な形あるもの。
こういう形に見えない漠然としたものをかざされるのは
あまり好きでないけど、
今更のことながら、15日にGAORAで放送された
「錦織圭めざせマスターズ初優勝」が結構よかった。
こっちは、
お茶さんがアンディ、タケさんがジョコ、
みやちんがチリッチを担当して
それぞれ図解してわかりやすく攻略方法を説明してくれていた。
ま、これがそのまま当てはまれば苦労はしないだろうけど、
なんとなく納得しながら一般人の私にも受け入れやすかった。
去年はマスターズ開幕特集、
鍋ちゃん、辻野っち、秋山さんの座談会形式で、
圭だけでなく他の選手のことも説明されていたけど、
今回はIMGのメディアデーのフィルムをはさみながら、
圭オンリー。私は十分満足でした。
錦織圭の素顔…もよかったな。
なおちゃんやマスケンさん、陽介の
ケイへのリスペクトと親近感あふれるメッセージ。
とくになおちゃんが、普段の会話について、
「高校生とか大学生がしゃべっているような話と
あまり変わらないです」
「ゲームの話だったりいろいろ、恋愛の話だったり」って
教えてくれました。2人で恋人の話でもしてんのか?と
想像して、ちょっとホッとしました~。
南米クレイについては、
「賭けじゃないけど…」と。
メキシコでの成績がそこまで良くないのと、
クレイでも成績を残せているので、
ポイントを取ることも重要で、
アメリカからそんなに離れていない、などなどの理由で
チャレンジ~。
よくよく考えれば、メディアデーのときに、
アメリカからそんなに離れていない、という発言ということは、
南米参戦すると決めた地点で、
東京デビスの不参加を決意してたかも?と思いました。
今年の目標は…
「マスターズ優勝とグランドスラムでのよりいい結果を求めて…」
ということで、やはり最初の狙いはマスターズ制覇ですね。
オージーオープンは、ほんまに見ていませんが、
ディミが4に残った…
ブリスベンの錦織戦を見て、今年のディミは脅威だぞ
と思ってたけど、これは14年を彷彿させる勢いですね…
マレーを倒してウィンビー4に残ったときは、
ケイもミロシュに負けた後だったし、結構ディミ推しでした。
それ以来の4。あのスピードについていける選手はいるのかな?
と思ってしまうほど。
ケイも南米で自信をつけて春のマスターズ、クレイと
怪我なく突っ走ってほしいな~。
きっと爆発するときが来ると信じてこれからも楽しみにしておこう。
アプリの更新があって、フロリダに着いたと。
数日休んでクレイへのトレーニング開始、ですね。