リアルタイムで、「クイズダービー」の情報を流してくれた人、
どうもありがとう~
大当たりでした。舞台対決の#710。
23年前の番組、
私はほぼ毎週あの時間帯は、この番組にチャンネル合わせていたように
記憶しています。
めっちゃ懐かしい。
それにしても井森美幸ちゃんってこのころすでにバラドルだったのね。
歴史を感じてしまいましたよ~
で、舞台対決ということで、
一番手が西郷輝彦さん&遥くららさんの帝劇特別公演「蘆火野」、
(白クマ先生も若くてかっこよし)
二番手が片平なぎささん&春川ますみさんの
名鉄ホール特別公演「わたしは女優」
三番手が待ってましたの根上淳さん&浜田朱里さんの
京都南座・ミヤコ蝶々特別公演「母桜」、
根上さんは、ミヤコ蝶々さんの将来のだんな役とかで、
朱里さんが四人姉妹の末っ子役ということだった。
公演期間は89年10月7~29日とポスターにあった。
(ポスターの中には、温かな笑みを浮かべるハンサムな根上さん)
わ~お、南座か~
タイムマシーンでもあって、今の気持ちのまま23年前に戻れるなら、
絶対に見に行ってた…一目、会いたかったよ~
さて席に腰かけてる根上さんは、おそらく66歳になられたぐらい。
ちょっと感動でしたよ。
だってそれまで映画やドラマ、もしくはエッセイでしか
雰囲気つかめなかった根上さんだもの。
今の時代なら、例えば高橋英樹さんのような大物でもバラエティ出てるけど、
この時分には、
ベテラン大物がバラエティ出演という構図が、私の頭にはなかった。
だから役を離れた根上さんが全く想像つかず、めっちゃ楽しみでした。
その根上さんは、
この年齢でのドラマで見かける悪役面とは全く違って、
ものすご~くジェントルマンな印象を受けましたよ。
グレー系の細かいチェック地のジャケットにボタンダウンのワイシャツ、
グレーとパープルのコンビのレジメンタルタイにパープルのポケットチーフ
というブリティッシュトラッドの香り漂うコーディネイトを
ほんとにシュ~っと着こなして、まさにダンディーの極み。
パープル使いがとても素敵だし、
ロマンスグレーな髪の色とジャケットの色もマッチして、
画面に映っている上半身から、
長年一線級で活躍してきた風格というものが、伝わってきました。
こんな人がもし、スーパーの駐車場の向こうから歩いてきたら、
振り返ってしまいますぜ。
なんて素敵なおじさまなんやろ~って。
(外に出たときは、人間観察をよくしている私です)
でもって、隣の朱里さんをリードしつつ立てて、
間空けての春川ますみさんにも笑いかけて、
なんだかとっても優しそうな雰囲気なんですよ~
お茶目な笑顔は、貴公子時代とまったく変わらず、
いや、あまりのかっこよさに涙がちょちょ切れました、私。
役と違う姿を見て、なんかますます好きになってしまったぞ
そして…醸し出される品の良さ、
男女の違いはあれど、年を重ねてもこうありたいなあ。
根上&朱里チーム、賭けっぷりは堅実かつ大胆。
最初は確実に、考える問題ははらさん、三択は景子さんと
ポイントを重ね、最後はどどんと5枠の長山藍子さんに全額。
長山藍子さんの名札を立てながら「全部!」と言い切った根上さん。
それまでトップを走っていた根上チームは手持ち9000円。
8倍の景子さんに賭けて7万2000円を手にする手もあったのです。
でも、あくまでも10万円を目指したところが、根上さんらしいというか。
0円になってしまって巨泉さんに、景子ちゃんでも7万2000円…と言われて、
「10万行かない、10万行くのあそこしかなかった」と長山さんを指さす根上さん、
うふふっと甲高く笑って、とても楽しそうでした。
西郷チームは、堅実に行き、4万ほど手元に残したからね。
あえて言うなら途中、はらさんがつまづいた一問が痛かったかな?
まあ、ご愛嬌ですね。
バラエティね、調べてみると結構あるようですが、
いかんせん古い。何も残っていない。
なるほどザワールドにNHKのクイズ番組に…
あとテレホンショッキングとかさ~。ああ、見てみたい。