朝からしっかり暑かったおかげで、4日分の洗濯物も順々に乾いて、
部屋の掃除も済ませて、買い出しにも行き、現実が戻ってきました。
昨日の千歳での買い物の請求が、もう上がってきているのにびっくり。
早っ!
今日の晩ごはんに、早速豚丼を作ってみたんだけど、これがおいしくて。
タレが漬け込んであって、あとはフライパンで焼くだけになっているタイプ。
これにお店で出されたように、温泉卵やら千切りキャベツやらを添えてみた。
子どもたちも大喜びで、3人でごはん2合半ぺろりと平らげてしまいました。
タレ…買ってくればよかったかなあ。
豚肉は生姜焼き用を使えるので、
あとはタレさえあれば、自宅でも楽しめるのです。
前、テレビ番組で、田中義剛さんが紹介していたのは
はちみつを使うというものだったんだけど、
お店で食べるのと同じような味付けの再現は家庭では難しいんだよね。
次に行ったときのお楽しみにとっておこうかな。
さて、北見のホテルでも見た「所轄刑事7」。
この事件って、う~ん、発端はお姉さんだよね。
かなり疑問です。いや相当に正義感が強い人なんでしょう。
両親を早くに亡くして親代わりとして妹を見守らなきゃという責任感。
だけど…私なら追わない。
暗い夜道に、妹を待ち伏せするストーカー男を。
いくらひよわに見えても男ですよ、腕力ではかないっこない。
もし下手に追いかけて、返って襲われでもしたら危険。
それに何で腕まで引っ張って警察に突き出そうとするの?
触れるってかなりの勇気でしょう。
半径50センチ以内に入ってもこのお姉さん、平気だったのか?
このお姉さんの行動は、ちょっと現実的でない気がするのです。
しかも争っている場所が、階段のすぐ近く。
そこでもみ合っていたら、
どちらかが階段から落ちる危険があるというのは予想ついたはずで、
なんでそういう危険な場所で口論が始まったのかも疑問なのだ。
何はともあれ、榊原さんという有能な頼れる恋人がいるのよ、
なんで和志を見かけたときに、連絡して意見を仰がなかったのか…
事が起こってしまってからでは、いくら榊原さんでもどうしようも出来ないでしょう。
榊原弁護士目当てにこのドラマを見た私にとっては、
なんでこの悲劇を避けることが出来なかったのか…とても悔やんでいるのです。
で、司法修習生だった榊原さん、お姉さんから連絡受けて、
う~ん、死体を隠すという考えに至ってしまった。
ここも何で?という感じなのです。
あの事態は、殺人というよりは、事故のように見えたのです。
法のスペシャリストでもある榊原さんなら、
死体遺棄以外に、何らかの手立てを考え付いてもよさそうに思うんだけど…
優秀な東出先生に相談するとか…
結局、物事は好転することなく
加寿子まで殺害しなきゃいけないことになってしまって、
誰かを守るために人を殺さなきゃいけないって、
そんなこと実際ありえるのだろうか…
人が死ぬって大変なことだよ。
加寿子の命も、薫の命も同じ重さだと思うのだけど…
サスペンスって、主人公の立場から見ていたらハラハラドキドキ、
犯人捕まってあ~すっきりという気持ちになるのかもしれないけど、
犯人の立場、
しかも榊原弁護士のように極悪じゃない一見普通のまじめな普通の人が、
殺人事件を起こしてしまうと、ん?何で?となってしまう。
同じ逮捕されてしまう人間なら、
エステの池上副社長のようにいっそのことワルに徹したタイプなら、
それはそれで割り切って考えられるのに。
まあ私のタイプとしては、小早川社長かな…?
「薫さんは榊原が好きだったんだ…」と語る梢田刑事の言葉には
しんみりさせられた。
薫の、榊原を見る目はまさに愛しい男性を見る目だったもの。
美人姉妹双方から想いを寄せられて、仕事も出来る正統派だったから
勤務中の東奔西走する姿とか、とうとうとまくしたてる様子とか
見たかったなあ。
それと和泉姉妹とどう関わってきたのかも、もう少し踏み込んで欲しかったわ。
サスペンスとしては、事態が二転三転する展開は飽きさせないし、
どんなときでもくずれない二枚目の帝王と、
パッと見硬派、だけど実は純な三枚目の梢田刑事とのコンビぶりは
漫才を見ているようで笑えたし、
新旧格さんを意識してか、
斉木係長が印籠をかざすようなポーズを取ったシーンもグーだったし、
「ヤメ検」のイヤ~な眼鏡上司がタクシーのおとぼけ運ちゃんだったり、
加寿子が「暖流」の看護師さんだったり(たぶん)、
久々に見た「暴れん坊将軍」のお庭番さんが金沢の刑事さんだったりと、
配役もなかなかおもしろかった。
純大さんの存在感、是非個性あふれるキャラで見てみたいです。