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智を本気で怒らせてしまった
にのちゃん。
なぜ智があれほど怒ったのか
その訳をにのは‥
では、しあわせ一番町「島民編』へ
行ってらっしゃい♪
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♪
あんなすごい音がしたんだ
手を擦りむいてるかも
知れない‥
二階の寝室にあるチェストの
中からから救急箱を持って
リビングに戻ると
大野さんのスマホが床に
転がったままなのに気づいて
拾い上げ救急箱と一緒に
テーブルの上に乗せながらも
心はここにあらずで…
さっきから、
ずっと考えてる。
大野さんが怒ったのは
オレに騙されたからではない。
だって、倒れているのが
演技だって分かって
“良かった”って、
あの人泣いたから‥
でも、じゃあ、なぜ大野さんが
あれほど怒ったのか
心当りは、
なくはない。
自分の考えが自惚れで終らぬよぅ
大野さんの思いを
読み取るみたいに
テーブルの上のスマホを
じっと見つめつっ立っていると
いきなり、カチャ、
ドアが開く音と共に大野さんが
現れて心臓がドキンと跳ねる
風呂からあがったばかりで
半乾きの髪をうざったそうに
かきあげ
冷蔵庫からミネラルウォーターを
取り出し‥オレとは目も合わせず
ソファーに腰かける
目を合わせてくれないそれだけで
突き放されてるみたいで
悲しくなって
なんて話しかけていいのか
言葉がみつからない。
でも、手の具合も気になるし
大野さんの隣り空いてる
スペースに遠慮がちに
ちんまり座って
『…口きかなくていいから
手…見せて?』
救急箱から絆創膏を取り出し
手当てさせて?って、
上目遣いでお願いし
振り払われる覚悟で大野さんの
手を引き寄せると
意外にも大人しくオレに
されるがままの大野さんに
ホッとしたのも一瞬で、
手の甲、握りこぶしが真っ赤に
大きく腫れ上がっていて
息をのむ…
とても絆創膏なんかじゃ
間に合わない手の状態に
いかに大野さんの怒りが大きかった
のかを目の当たりにし
心が凍りつく。
オレのせいだ…
オレの子供じみた
嫉妬のせいで
大好きな人の手を
キズつけてしまった‥
ポタっ。
腫れ上がった大野さんの
手の甲に後悔のしずくが
こぼれ落ちて
『……ご、めんなさぃ』
蚊のなくよぅな声で
かろうじてそれだけ言うと
後から後から透明の粒が
頬を伝う。
泣いてる場合じゃないから!
早く手当てしてあげないと
ダメじゃん…
そぅ思えば思うほど目の前が
また滲んで情けなさに唇を
噛むオレに
大野さんが
静かな声で
ぽつり、




