「にの‥起きれる? やよいちゃんの
薬ができたから飲もっか」
『‥くすり?…ババアの?』
「うん。にのの為に作ってくれた
スペシャルブレンド漢方薬!」
『…オレのため?』
熱で潤んだ薄茶色の瞳が
にわかには信じられないって
ゆらゆら揺れる
まぁ、そりゃそーか…
二人初対面から相性最悪で
しかも、にのはやよいちゃんに
自分は嫌われているって思ってる節が
あるからよけいに信じられないのかも
知れないけれど
オイラはこれがきっかけで
二人が仲良くなるんじゃないかと
秘かに思ってる
♪♪
「うん。市販の薬よりカラダに
やさしくて良く効くんだって‥」
言ってる事は決して嘘ではない!
それなのに若干後ろめたい
気がするのは
にの専用スペシャルブレンドが
死ぬほどクソ不味かったからだ
!
元気になってもらいたい‥
たとえひと口だけでもいい
薬を飲んで熱が少しでも下がって
くれたら‥そんなオイラの胸の内を
知らないにのが
犬猿の仲のやよいちゃんが
自分の為に一肌脱いでくれたと知り
『へぇ…そおなんだ…』
ヨイショッって
気だるそぅに体を起こし
興味を示す
「んふふっ♡
やよいちゃんってさ誰かさんと
似てて口はすこぶる悪いけど
本当はすごく面倒見が良いよね(笑)」
『ふん、毒でも入ってなきゃいいけど。
でも、せっかく作ってくれたから…
しょーがない飲んでやるよっ ////』
早口にそお言うと照れかくしの
勢いでオイラの手からマグカップを
奪い取りそのまま口をつけ一気に
って、あ、待て、、(汗)
バカ!!
( º言º; )))))))))
そんな一気飲みしたら…
ぐはッ













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