しあわせ一番町13 | にいののブログ

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(´・∀・`)(*.゚ω゚)おーみやちゃん達の

ゆる~い腐妄想小説もどきです。

読んでいただけたら嬉しいです。









ボウルが床に落ちた大きな音に
驚いたにのがリビングからパタパタ、

オイラに駆け寄り
顔を覗きこんで

『大丈夫?スゴい音がしたけど…

なんでベソかいてんですか?』

いい大人が自分の気持ちを持て余し
キッチンで一人めそめそしてたのを
指摘され急に恥ずかしくなって/////

「ち、違っ、//// ベソなんか、‥ぁ、」

否定しょうとどもるオイラをにのが
軽く無視し、白い手がふいに伸びて

無意識にぎゅっと強く握りしめてた
オイラの手に手を重ね真剣な顔で

『火傷してない?  見せて?』

オイラの指をほどくと‥

器用な手がまるで検査するみたいに

そっと触れ‥確認し…

『良かった。 どこも何ともないね』

心底ホッとしたよぅに
にのがぁ…微笑むから、

それだけで‥

トゲトゲしてた心がふわりと溶け
手に重なる柔らかいぬくもりに
知らず目の奥が熱くなって、

たとえ、にのが
この島を好きじゃなくても

明日‥実家に帰らせてもらいます
って言われても


オイラとこれでサヨナラするの
有りかもって言われても、


頑張るから!

今よりもっと要領よく家事をこなして

食事のリクエストだってもっともっと

応えられるよぅにちゃんと勉強して

もっともっともっともっと頑張って

いつか…にのがこの島を
ちょっと好きになって、

大野さんと一緒に居るだけで
他には何もいらないのって、
言ってもらえるよぅに

オイラ頑張るから!

だから、
ひとりにしないで‥


そぅ思ったとたん
目の前がぶわりと滲み

こらえてた感情の粒が
ポロポロこぼれて、

「ふぇっ…」


『ほらぁ、やっぱベソかいてんじゃん

どこも火傷もケガもしてませんよ?

 良かったじゃん、なんなのよ?』

「 ヒック‥、してないけどっ、、

ちっとも、良かないよ‥グズッショボーン


『 何が良くないのさ?ニヤリ

「ズビビ、そ‥‥それわぁ……

見て、、わかっ‥んだろ…ヒック、

せっかくの生クリームがぁ…えーん


『まぁ~けっこうな大惨事だけど

もしかして、そんな事ぐらいでアナタ

泣いてんすか?   ププッチュー(笑)』


人の気も知らないで!
小バカにしたよぅな半笑いの
にのに腹が立って、涙にむせつつ


「ケホッケホッ‥、そんな訳ないじゃん!」

『じゃ、どんな訳よ言ってみ?』