「二宮くん…目を開けれる?」
『………。』
名前を呼ばれ…
『……ん、』

ぼんやりした意識で
薄く目を開くと…
ん?
おハゲちゃん?

なんで… オマエいるの?
訳が分からず…
ゆっくり瞬きすると
「ニノっ!!!」
「二宮さん!!」
おーのさんとマネージャーが
勢いよくオレの顔を覗き込んだ。
あぁ…
そっか、
オレ倒れたんだ…
自分の本当の気持ちが
おーのさんにバレるのが怖くて
腕を思いっきり振り払った瞬間
目の前が真っ暗になって…
……。
その後の事は覚えてない…
目を覚ましたオレに
ほっと安堵したマネージャーと
青ざめた顔色のおーのさんが
何かオレに言いた気に…
強張った表情でオレを見つめてる
「点滴終わったけど 気分はどお?」
おハゲちゃん…
もとい、
佐伯先生がオレの腕から点滴の針を抜いた
『…大丈夫です』
ここは事務所御用達の
秘密厳守の個人クリニック。
つい先日もインフルエンザの
予防接種をしたばっか
佐伯クリニックは
内科は医院長
上の階では
息子が整体もやってくれるから
定期的にお世話になるんだけど…
ここの医院長が友達の
高橋克実にくりそつで…
オレらメンバー …影では
ハゲ2号って呼んでるんだ。

そのハゲ2号が眉間にシワを寄せ
渋い顔しながら
「聞くとこによると
スケジュールはめいっぱい…そのくせ、
食事はちゃんと摂らないし
慢性的な睡眠不足。
そんな生活続けてりゃ誰でも倒れるわ」
ペシッ、!
『いてっ!』
オデコをぶっとい指でデコピンされ
思いの外、本気のデコピンの痛さに
顔をしかめるオレを無視し
「それに、……こっちの方も…ほれ、
うつ伏せになれ」
『うつ伏せぇ?
腰は大丈夫なんすけど?』
胡散臭がるオレにハゲ2号が
俺に口答えすんのか?
って、睨むから…
なんなんだよ…
…しぶしぶ うつ伏せになる。
シャツを思いっきり捲られ…
ハゲ2号の指が
ツボを探るように
肩甲骨から…
『…あ』
背筋の窪みを…辿り
『ねぇ、、』
段々…
下部へ指を這わせ
『…くすぐったいんだけど、』
小さく身を捩って訴えてみるけど
完全無視され
太い指の腹が…きわどい腰の付け根に
強く押し当てられたとたん
『あ?』

ビリビリ背中に電気が走り
思わず腰が引けると
ソレを見逃さないハゲ2号が
同じ場所を強弱をつけ攻めてきて
手のひらで
いやらしく揉みし抱くと
『んんっ…』
「ここがいいんだ?」
久しぶりに感じる覚えのある
…甘い痺れに
無意識に腰が浮いて
『や、ぁっ、 …あんっ』

堪えきれず、
鼻から抜ける甘い声が洩れ
ひくんっ、
勝手に腰が揺れ動く…
パシッ、!
「ナニしてんの?」
ハゲ2号の手を叩き落とす乾いた音と
おーのさんの 怒気を孕んだ声。
叩かれた手を大袈裟にさすりながら
ハゲ2号が面白がるよぅな声色で
「痛い。……怖いなぁ~(笑)
彼、健康な成人男子のくせに
ずいぶん溜まってたみたいだから。
ちょこっと 性 感 帯をいじっただけ。
ストイックなのもいーけど…
適切に排泄しないと
ストレスがストレスを呼ぶ悪循環を
生み出してるってバカな情況な訳。
分かる?
出すモンは ちゃんと出さなきゃね」
まさしく体調不良の原因を
言い当てられ何も言えない…
「…」
おーのさんが小さく
息を飲む気配を背中に感じ
やだやだっ、
恥ずかしさに死にそぅ………
くっそーッ!!
ハゲ2号めぇ、、、
なにも、おーのさんの前で
言わなくっても
枕に顔を押し当て
ふつふつ怒りが湧いてくる…
辱しめを受け立ち直れないでいる
オレに更に追い打ちをかけるよぅに
「一人でイ ケ ないなら歓んで

私がお手伝いするけど?」
もぅ、医院長でもなんでもない
只のスケベオヤジが
くいっ、くいっ、
いやらしい手つきで
まるで牛の乳しぼりで
乳でも絞り出すよぅな動きをマネる
その下品さに、 たまらず、、、
「『うっせー
ハゲ2号!!』」
オレとおーのさんがシンクロした。
シッシッ!!
(.゚д゚( ˘・A・)っチカヨンナ! チチシボリ( ^ω^ )♡
つづく。
※高橋克実さんニノちゃんがハゲハゲハゲ連発ごめんなさい。
私じゃないよ、ニノちゃんがハゲハゲハゲって(*´∀`)言いました。