グロテスク 47 ★ 林 田 ★ | にいののブログ

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(´・∀・`)(*.゚ω゚)おーみやちゃん達の

ゆる~い腐妄想小説もどきです。

読んでいただけたら嬉しいです。










貴方めちゃくちゃ








実は









忙しいよね?






最近 …


よくここで会える 気がするのは











俺の気のせいですか?





















ピコピコ…、ピコピコ…、




小さな指が…




ピコ…ピコ…ピ、ピ、     …ピ?





ピ?、ピ?…






徐々に…










ピ?




イラつき出す…(笑)










『 ちょ、またッ、…なにこれぇ?…クソッ…

あー、もー   ムカつくんだけど?  

ぐるぐる   …同じとこばっか』




なかなか 上手くいかないのか


可愛い顔を歪めて  汚い言葉を吐く姫が

むうぅ…っ  、  唇を…尖らせる。




そんなに…

唇 尖らせたら鼻にくっついちゃうよ(笑)




『   もー!   どーすんの?  

 コレ… できない。』




ハイ、お手上げ。

って 携帯を俺に向け

甘えるように 上目使いで  俺を見上げた。





こーゆー時だけ、

ホント、ズルい。





そんな顔して 甘えられたら…


 なんでも

             …してあげたくなる。



     でも、俺だけじゃなくて…







大野には もっと

いい顔して 甘えてるんだよね?










「  …このダンジョンの迷路は

ココ…、隠し扉があるんだ。

ほらね?、ココ。」




『  ホントだ… オマエ…っ、マジすげぇー!

何で知ってんのよ(笑)サンキュ♪』



ピコピコ…ピコピコ♪


ピコピコ…ピコピコ♪




嬉しそうに 携帯画面の上をすべり出す指。






無邪気にゲームをする姫の横顔を

見つめながら






俺は密かに心の中で ずっと

大野から姫を奪う作戦を考えてる。






俺が姫への気持ちを
素直に打ち明けただけじゃ…

答えは NO。





なら、

大野が姫を手離すかと言えば

答えは 絶対に NO。



あの飲み会で 下手をすれば自分達が
恋人同士だって、
バレるかも知れない状況で…



     バレるなら、バレろッ……
     


   それでも かまわない。



   …激しい嫉妬。

   なにも畏れない

「誰にも渡さない ニノは 自分のモノ」

 って言う強い…意思表示。






それに姫だって…

『オレん中…

 満たせるのは 世界中で…たった  一人。

オマエじゃないよ。』


あの日キッパリ、 俺に言い捨てた。


思い出して…また じくじく胸が…痛む。










引き離そうと すればする程…



強くなる二人の絆が憎らしい…










……、





なるほど…
…引き離そうとするからダメなんだ。




姫『自身』が望んで… 
大野から離れればいい。




そー  仕向けるには ・・・?







頭を使え、…














「 あのさ…姫に相談があるんだけど

聞いてくれる?」



『 えぇ、?    …相談?

面倒くさいのとかはヤダよ? 』






「  あのさ~、面倒とか言わないで(笑)

たまには俺の相談にも乗ってよ?


俺の昔からの友人が二人いるんだけど…

その 二人すげぇ 、仲のいい恋人同士で

長く つき合ってたのに

最近その片方が急に  『 別れようかな…』

って、言い出したんだよね。」




『 え、恋愛相談なの?  …ってか、

それは本人達の問題だから。

オレは 何も言えない。』






案の定 そっ気ない姫。





「  やっぱりダメか…  秘密の恋だから

簡単に他の人に相談できないんだよね。」




これなら どう?

俺はわざと 大きなため息をついてみせる。





『  秘密の恋って……不倫とか?』




興味を示した…。











「 あぁ、違う、違う。

 二人共  フリーだよ。

ただ、  … 男同士だけどね。」





携帯をいじっていた指を…止めて、
顔を上げ


『 男同士?』


「  そんな、驚かないでよ(笑)

この業界 珍しくないじゃない?」






『…そー、だね。』


「 俺は…同性同士の恋愛だからって

偏見なんてないけど。

もぅ、二人  10年以上つき合ってて

ずっと仲が良かったのに…

もぉ、本当ビックリだよね!


あまりにも 急だから驚いて

理由聞いても
アイツ何も言わないんだ…。


       姫は…  なんでだと思う?」










自分達と 同じよーな状況でしょ?





さあ、教えて?


姫だったら、


どんな理由で…


大野と別れようと思うの?





仕事?  



それとも 世間体ですか?      



あぁ、あと、浮気とか?  




それとも、こんな自分達に危険な会話は


お得意の ちゃかしで 俺を煙に巻く?(笑)






















沈黙を破り 姫が首を傾け


『  本当に 急だったのかな。』

「 え?」





予想外な言葉と

… 真摯な表情の姫に驚きつつ

次の言葉を静かに待つ。










『  オマエからしたら

急だっただけで…


その人は
もうずっと昔しから…



  …恋人になった その時から



    一人で決めてたのかもよ?』










窓の外に視線をさまよわせ…

感情を押し殺してる?








「  なにそれ?…     どーゆー こと?

何を決めてたって  …言うの?」





核心に触れる、…

そんな気がして
思わず 尋ねる声が 上ずる、









姫が 窓の外から視線を俺に移し


俺に話す…と言うよりも









『  たとえば…

自分の大好きな人が


ねがわくば…

世界で一番
幸せでいてほしいじゃない?



その人が 幸せになるなら…


いつでも
自分が 身を引くっていう覚悟が


最初から あったんじゃない?



そのタイミングが … 今だった

みたいな。』







まるで、…
ずっと前からの決定事項を告げるみたいに


揺るぎなく淡々と話すその表情が


覚悟をしてる… それ、で。








ふふっ。
『  なーんてね、わっかんないけど。』(笑)



キュッと
唇のはしを吊り上げ…寂しそうに笑うと

また携帯ゲームを始めた。





















心がふるえる… やっと掴んだ…

今の、って…     姫の本心だよね?





大野から離れる

『姫の理由』   そして…  『覚悟』















もしかして

『そのタイミング』

って…  今なの?

































ネガワクバ(*´.ー`*)


つづく。