林田のせーで…
なんとなく、
おーのさんに
視線を 合わせらんないでいる。
「 あっ、この アボカドと湯葉のサラダ
すごく おいしいですよ? 」
ピン…と張り詰めていた空気に
場違いな のんびりした
やわらかい トーンの声色の主に
顔を向けると
リンリンが にっこり笑って
「 食べてみました? 」
可愛く小首を傾げて 皆に勧める
相葉ちゃんが 箸をのばして
サラダを口にした
「 本当だ! うめぇ~、!
これって 何か家でも作れそうじゃない?
マネできるかな?」
「 えっ、湯葉って家でも 作れるの?
作れるなら教えて美容にいーんだよね♪ 」
リンが驚き 興味ありげに 身を乗り出す。
「 湯葉は豆乳を弱火で 鍋で煮たら
簡単に出来るよ、(笑)
掬うのが超ムズいけどね!」
林田も話に加わる。
「 すごぃ意外~、
林田さん 料理するんだぁ? ! 」
スゴい…
あっと言う間に
和やかな雰囲気に
リンリンが変えてしまった…
リンリンが 静かに笑って…
おーのさんの 空いてるグラスに
ビールを さりげなく注いだ。
いつも仕事の時は ストレートの黒髪を
無造作にひとつに結って、
テキパキ動きまわる 彼女は
〈仕事が出来る女〉って感じだけど…
今は… 肩まである髪がほどかれて
笑う度に ゆらゆら…可愛く揺れてる。
真っ白な肌に 薄く引かれたピンクの
ルージュは ギットギトではなく…

控えめに … 潤っている。
おーのさんさんの 好きな顔に
おーのさんの 好きな 潤ってる唇。
性格だって… 良さそうだ。
いいなぁ…。
リンリンのが よっぽど…
白雪姫じゃん。

それに 何よりも 控えめなのに
場の空気を変えられる
気遣い… 賢さに 驚いた。
まだ、湯葉の作り方を 熱弁してる
林田の話に 相槌を打ちながら
ふふっ、
って 、
その 笑い方 … 、 … 雰囲気が
いやだ。
おーのさん そっくり。
似 た 者 カ レ カ ノ み た い …
「 リンリンちゃん、飲んでる? 」
林田が リンリンのグラスに
ビールを注ごうと手を伸ばした
「 あ、すみません… 私 飲めないんです。
これ、ウーロン茶なんですよ。 」
ペロっ、
可愛く舌を出した。
「 ふぅん… 飲めないんだ?
今時、珍しいよね。」

あ、
… おーのさんが 興味を抱いた。
ふ ん わ り リ ン リ ン に 笑 い か け る
お ー の さ ん に …
み る み る、耳 ま で 真 っ 赤 に な り
固 ま る リ ン リ ン …
「 リンリン 良かったね♪
大好きな おーのさんの隣りで♡ 」
酔っぱらってる リンが 満面の笑みで
爆弾発言をした。
ギットギト? ウルウルガスキ? (.´゚н゚)
つづく。