エレクトーン・ピアノの演奏上達法ブログ -74ページ目

集中力が続かない時

小学校低学年のお子さんのお母様が

「 練習中にお腹が空いたと言って集中できないんです 」

とおっしゃていらっしゃったので

お伝えしたことをシェアしておこうと思います。


結論を先に書いておきます。


この原因「 低血糖 」のことが多いのです。


身体が小さいお子さんに多く見られる症状です。

いっぺんにたくさんの食事を取ることができません。

そして蓄えることもできない体なのです。


難しいことは割愛しますが

一生懸命練習して体力を使うと

一時的に血液中を循環する糖分が不足し

いわゆる「 ガス欠 」状態になるんですね。


体に力が入らなくなり頭の働きも鈍くなります。


「 お腹が空いた 」

としか小さいお子さんは表現できないのでしょう。


「 もう少しだけ決めた時間練習しよう! 」

と促す前に糖分補給が必要かもしれません。


手っ取り早いのはジュースを飲んでもらうことです。

できれば100%のフルーツジュース。


そして度々こういうことが起こるようなら

ブドウ糖のタブレットを常備されるといいと思います。

素早く血糖値を上げることができます。




まだ2歳になるかならないかの姪っ子が

急に意識朦朧となり小児科に運ばれたことがあります。


この時はお腹を壊してちゃんとご飯が食べられていなくて

そのせいで脱水症状と低血糖状態を起こしていました。


でも親も私たちもそのくらいのことで

意識がなくなるなどどは思わなくて大慌てしたのです。


小児科で点滴を受けながらジュースをもらうと

ものの一時間も経たないうちに

ペラペラしゃべりだしました。(笑)



小学生にもなると流石にこのくらいで意識消失

とはならないと思いますが

練習に集中できていないと見える状態には

あっという間になってしまうこともあるので

覚えておいていただきたいなと思いました。


おやつ欲しさのおねだりとの境目は

見極めていただいたほうがいいとは思いますが…




話は遡ります。


私が大学生だった頃のことです。


当時エレクトーンのコンクールは

高校生以上がシニアと言われ

全国大会はシニア大会しか開催されていませんでした。


今年からJECが色々変わって

高校生が今までのジュニア大会からクラスが変わったのと

当時は同じ状況だったのです。


そして中学生以下ジュニアは私が所属していた九州では

九州大会がファイナルでした。


演奏研究会にはシニアクラスと

ジュニアクラスが設けられていて

個人レッスンの他にリズムクリニックという

グループレッスンがありました。


このクラスは午前がジュニア

午後がシニアというクラス分けでしたが

いつの間にか

シニアの私たちがジュニアのレッスンのお手伝い

ジュニアの子達は残ってシニアの見学をするようになりました。


その時お昼前になると

必ず動けなくなる小学生の男の子がいました。


12時近くなると活発なその子が

ほとんど動かなくなり口数が減り…

みんな

「 またOくんがお腹減らしてるよ 」

と笑っていたのですが

今にして思えば彼はきっと低血糖状態だったのでしょうね。


お昼ご飯を食べたら午後も元気にシニアクラスで

生き生きと活動していましたから。


余談ですがそのO君

今では有名アーティストに楽曲を提供する

作・編曲家兼キーボーディストとしても活躍しています。



あ、希にですが大人の方もこの症状起こります。


お子さんほど顕著ではないですが

長丁場のコンサートのお仕事などで

「 途中からヘタってしまうんですが私、体力無いですね 」

と言った人がいます。


小柄で細い人なので

「 大人には滅多にないけど多分低血糖だよ 」

と伝えました。


心当たりがあるそうな。(笑)


ともあれ練習は体調管理に気をつけて

気力だけでは乗り切れないこともあることを

覚えておいていただけると幸いです。