曲の完成度
質問(ネタ)をお寄せ下さった皆様、ありがとうございます。
本日は一番最初に質問を下さった方にお答えを。
普段の練習で、既成曲を弾く時、
どういう点に気をつけて、どう完成度を上げていきますか?
自分らしい表現の付け方にもコツってありますか?
完成度、というのは二つあると私は思っています。
一つはテクニック。
もう一つは表現力。
テクニックに関してはエレクトーンの人が弱いのが指使いですね。
ピアノの本のように細かい指示がないので
結構いい加減になり、ミスタッチを招いたり、早く弾けなかったり
反対に流れてしまったり。
黒鍵に親指を乗せない、はっきり弾きたい音に強い指を配置する
こんな事を自分で工夫してみてください。
それから腕と掌の位置も重要です。
当たり前ですが鍵盤の高さが左右違いますから
肩・腕・指の構え方が適当かが大事です。
文字なので上手く説明できませんが、鍵盤のどの場所を弾いても
鍵盤に対して指が斜めにならないこと=そこまで肘ごと
動かすことが大切です。
それからミスタッチを減らすためにはピアノを弾くように
指をきちんと立て、黒鍵を弾くときは「階段を登るように」
手ごと動かすと綺麗な音になります。
左手がコード奏法でない場合も苦手な方が多いですが
右手と同じように指を立て、指くぐりを意識してみて下さい。
指や手が斜めにならないように、椅子が鍵盤に近すぎないか
確認することも、とても必要だと思います。
表現力はテクニック以上に文字にしにくいのですが
テクニックに不安があるものは絶対表現できません。
まず何度弾いても安定して弾ける技術を付けたいですね。
その上でバラードなどはメロディを最後まで心の中で歌うこと。
ノリの良いものはジャンルとビートの強拍の位置、を
正しく理解して表現することが大切ですね。
オンビート・アフタービートを絶対に最後まで忘れないって
結構難しいんですよ。
自分らしさはその「歌」や「ノリ」で出せると思います。
私はポップスではバラードやボサノヴァ、クラシックでは
ロシア・フランスものといったメロディが綺麗なものが好きで
良く弾くので、やはりどう歌うか、にかなりの神経を使います。
それが巧くできたとき、一緒に演奏を頑張っている友人が
「良い演奏だったよ」と誉めてくれ、嬉しいなぁ~と思います。